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尾上与一 笠井あゆみ
窓月
ネタバレ
一気に読みたかったけど、最後少し残しました…。結末が知りたいようで知りたくないような無意識の葛藤があったからかもしれない。 デビュー作で心が折れて、暫くして『彼岸の赤』を読んでみて、やっぱり少し苦手だと感じていました。それから作者の作品に免疫がついて少しずつ読んでいるところで、本作にぶち当たりました。圧倒されました…!! 1945シリーズは未読で、おそらくそのシリーズ群こそが作者の本領…
尾上与一
kurinn
「キャラ文庫アンソロジー3 瑠璃」で気になってた作品でしたが、最近になって「初恋をやりなおすにあたって」を読んだ者です。 ちるちるさんでこちらの同人誌の存在を知り、コミコミさんで購入しました。 もう最高でした。二段組の番外編集で読み応え充分でした。 とくに「後退王の誕生」は最高でしたね。絶対にファンなら読むべきです。 敦也と雪の未来を知れて思わずジーンと来てしまいました。 …
尾上与一 木下けい子
今まで尾上先生作品は時代背景とかあらすじで読んでて痛そうだなと思ってずっと避けていたんです。 でも「キャラ文庫アンソロジー3 瑠璃」でこちらの番外編を読んで、とても惹かれたのでフェア対象作品で評価も高かったので購入しました。 将棋に関しては一切知識が無かったですが、用語を知らなくても関係ないくらい面白くて雪の対局を緊迫感を持って読みました。 それから雪の抱えていた過去を知ってとて…
三作品とも側から見たらバカらしいんだろうなと思うほど糖度が高かったです。 ネタバレ注意して下さい。 「初恋をやりなおすにあたって」 敦也と喧嘩をして雪が家を飛び出す場面から始まってます。 喧嘩の原因は雪が家に戻るまで書かれていません。 途中雪が将棋が強くなった思い出が語られてました。 30分足らずでの家出で頭が冷えた雪と、はちみつゆずティーを入れて懐柔しようと待ち構…
あーちゃん2016
2020年のキャラ文庫さんバースデーフェア 小冊子。3編入ってますが3編とも爆笑ものでしたので、神にしました。当たった感満点。 1.初恋をやりなおすにあたって番外編 「月夜と意地っぱり」 尾上与一先生 受けのせっちゃんが負けず嫌いばりばりのプロ棋士。で番外編のタイトル見た時に 「ああ、こりゃなんかやらかしたな笑」と皆さん思うと思うんです。 そのとーり。 敦也が佐賀から来てくれ…
尾上与一 yoco
ヒータン
体の弱い姉王女の身代わりに隣国に輿入れする王子リディル。 幼い頃からそれは決まっていて自分の力でどうこうできることではない。 のに、その運命を受け入れて、自分の命を差し出す代わりに国民と国王の命乞いをしようとする。 いやー、泣けました。リディルが健気すぎて。 王はそれはそれはリディルの輿入れを楽しみにしていて、待ちくたびれて、迎えに行っちゃうんです。 リディルは婚礼までは男だとバレな…
ぷれぱーる
『天の川の話』 のんびりした雰囲気の可愛いSSです。 常夏ラバウルで雨が降ったのは、7月7日の七夕の日。 織姫と彦星が会えないことを口にする六郎と、それを小馬鹿にする恒のやり取りがコミカルに書かれています。 ロマンチックなのか現実的なのかわからない恒の話がおかしくて、こういうところも魅力の一つなんだろうなと思いました。 なんだかんだで、六郎が恒にメロメロなのが分かります^^ 裏…
尾上与一 牧
『天球儀の海』も持っているのに、なぜかスピンオフの方から読んでしまいました; 昭和18年。 太平洋戦争真っ只中のラバウル航空隊が舞台の切なく儚い青春BL。 優秀だけど問題児の恒とペアを組むことになった六郎。 優勢から劣勢へ、目眩く変わる戦況。 散っていく同胞たち。 明日生きているかも分からない過酷な状況下で、本土の家族を守るために命がけで戦う空の男たちに、胸が締め付けられる思い…
ホウナ
読み応えのあるボリューム、しっかりとした世界観や設定が良かったです。 おとぎ話のようなイラストも好みです。 BL要素よりファンタジー要素が強めで、どちらかというと戦記物が好きな人におすすめしたい作品ですし、攻受にはすれ違い期間も結構あるので常にいちゃこらしているのが読みたいという人には向かないかもしれません。 が、周辺国に娘を差し出さなければやっていけない国なのに…という設定からしてめちゃく…
尾上与一 さがのひを
ちゅんちゅん
高校受験当日の事故により、進学高校の変更を余儀なくされた二人の恋物語。 すでにたくさんのレビューがあるので感想だけ。 我が子と変わらない歳の子供たちの初々しい恋がおばちゃんにはまぶしいです。 高校受験の日、目の前で起こった交通事故の被害者・伊吹(受け)を助けるトヨ(攻め)の行動には頭が下がります。 受験機会の多い大学ならまだしも(一回でもチャンスを減らしたくないから”まだし…