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尾上与一 もちゃろ
ちろこ
ネタバレ
つい先日、尾上与一先生の別作品を読んだばかりの身としては、作風の振り幅の広さに驚いているところです。 あちらは第二次世界大戦中の時代背景でどっちかというと現代歴史もの。こちらはガッツリファンタジーもので、時代も場所も設定も世界観も何から何まで真逆でした。 しかしながら、物語の端々に映る緻密で詳細な描写と、次第に惹かれ合っていく想いの所在、スッキリとした着地点はやはり共通するところがあります…
umeair
尾上与一先生、つい先日1945シリーズの新刊を拝読したばかりなのに、 日を置かず新刊が読めるなんて、嬉しい限りです☺︎ もちゃろ先生の挿絵、表紙がそれはもう美しくて見惚れてしまう...(*´∀`*) 受け・レネの顔の文様や服装、装飾品、攻め・ラジャンの髪飾りなど、 本文から想像した要素がそのまま見事に再現されていて、 感嘆のため息が。 と同時に、読み始める前は「受け君が女の子に…
「郵便飛行機より愛を込めて」コミコミさん特典小冊子のこちら。 本編での恒・希の再会でも歓喜、涙、涙。。となりましたが、 小倉での最終日のエピソードのこちらも、グッと胸にくるお話でした。 お話は六郎視点、途中一部希視点が入ります。 三日間の小倉滞在最終日。 恒が”お土産に希が「旨い」と言っていたかき餅が食べたい”と言い出し、 4人はかき餅屋へ向かいます。 かき餅なんて、関東…
尾上与一 牧
はー…「神」以外ちょっと付けようがないな…と心から思える、 珠玉の短編集でした。。 読み終えた直後の今も、呆けています。 コミコミさんで小冊子&アクリルコースター付きで購入、 分厚い本を(395P)毎日少しずつ少しずつ読み進めました。 まず、本編の前の口絵イラストだけでも価値がある…と思えるぐらい、 牧先生のイラストが素晴らしくて。 六郎に抱き上げられ、今まさに紙…
まふ17
旧版もよんでいますが、新装版がでたということで、よんでみました。 以前から、大好きな作家さんの作品です。 今回、新装版がでることで、また多くのひとたちによんでもらいたいと思いました。 1945シリーズに登場する人々の後日談や、番外編などが収録されていて、本編ではわからなかったこともくわしく書かれていて、たのしめる一冊になっているとおもいます。 とくに、終戦直前、撃墜され米軍の捕虜と…
みつき999
新装版 発売おめでとうございます。 まずは、今回の新装版の表紙をSNSで拝見した途端に旧版を読んだ日の想いや1945シリーズ作品への想いが一気に胸に込み上げてきました。 桜咲く中4人が揃い、恒と希が並ぶ絵はこの本の中に収められている数々のエピソードを思い起こさせました。 旧版からの作品や特典ペーパー、同人誌などの作品をぎゅぎゅっと収めた今回の本は、シリーズのファンの方々が絶対読みべき…
尾上与一 さがのひを
ぱるりろん
高校受験の日の朝、第一志望校の近くで豊樹は交通事故を目撃する。はねられたのは別の学校の学生で、豊樹は救急車を呼び警察からの事情聴取にも応じ病院にも付き添っていったため、受験することが出来なかった。 その後、幼馴染みの洋平と同じ高校に入学した豊樹は、事故の怪我で入学以来休んでいて5月に復帰したクラスメートが、受験の日に自分が助けた相手だと分かる、というお話。 この表題作のほか、続編やらSSやら全…
『碧のかたみ』の六郎と恒、『天球儀の海』の資紀と希。 それぞれの作品の後日談であったり、本編のストーリーを補完するような内容になっていたりと、この番外編集において琴平兄弟を取り巻く世界観がより一層強化されたように思います。 この作品の旨味は何といっても、二つの作品の橋渡し的な役割を果たしていることでしょう。 個々別の作品であったときは、恒は六郎と、希は資紀と。各々の出会いを起点とし、惹か…
尾上与一
まずはこの世界観に圧倒されました。 第三次世界大戦中に龍が出現し、なしくずしに停戦、世界が大被害に見舞われて分断される。北は韓国、南は台湾、東は長野県あたりで分断されて、海も壊滅、ヨーロッパとも通信途絶という状況。日本の国土は五分の一になっています。 そんななか世界を守るためには龍を召喚する《門番》が必要で、神社の後継である12歳の御門一月が適性検査の結果クラスSの《門番》として施設に行くこと…
ねろり
1945年シリーズを最近知り、2作目にこちらを選びました 戦地での、お互いなくてはならない唯一無二の、刹那的な関係性は、男女では成り立たない、BLならではの貴重で尊いテーマだと思う 話題作からの拝借だけど、魂の片割れ ってこんな感じなんだろうなあ 戦記物としても興味深い描写がたくさんあった とくに零戦の細かい調整具合なんかは机上の空論ではなく、当時、現地で携わった人じゃないと分かり得な…