亜樹良のりかずさんのレビュー一覧

beast&feast コミック

亜樹良のりかず 

風俗なら許すから

亜樹良のりかずさんの描く男らしく逞しい肉体美が大好きなのでそれだけですでに「萌」評価です笑 この作品はさらに、湿っぽくない展開とエロエロなベッドシーンが素晴らしいので「萌x2」でした。

極道×刑事というBL作品では王道のカップルですが、二人とも、見た目も思考もちゃんとそれらしい男性である(やたら細かったり繊細だったりしない)ことと、後半では立場の違いからくるちょっぴりシリアスなドラマも描かれ…

1

獣―ケダモノ― 小説

綺月陣  亜樹良のりかず 

ガッツリ獣

タイトルそのままの「獣」、かなり本気の極道愛です。
関西岩城組の組長の妾腹の息子、志方廉が若頭の九堂亮二に拉致られ、「生きて償え、組に生涯を捧げぇ」と、三代目組長に無理矢理仕立てられる、表題作の「獣」はこのようなストーリーでして、のっけから激しく飛ばしています。
廉は「堕悪」という暴走族のヘッドで、対抗する「瑛堕」のヘッドの瑛は実は腹違いの弟。正妻の息子です。チキンレースで瑛に勝利しますが、完…

10

思いちがいも恋のうち 小説

坂井朱生  亜樹良のりかず 

色々いまひとつ

表題作「思いちがいも恋のうち」と続編「もどかしさも恋のスパイス」の中編2作品が収録されています。
どちらも雅也(受け)の視点でストーリーは進みます。

雅也は、実は下戸で子どもっぽい性格なのですが、クールだと誤解されがち。ショットバーで声をかけてきた九条(攻め)に、「高慢そうなのがいい」と言われて本性を隠して付き合おうとしますが…という話です。

設定は良いなぁと思ったのですが、色々いま…

1

東の双龍、西の唐獅子 小説

綺月陣  亜樹良のりかず 

まさかの!

獣シリーズの新作が出るということで予約してました。なので表紙の短髪が廉だとしたら長髪は誰なんだ?と思いつつ読み始めると、まさかの東西合同誌で廉と颯太だったとは? なので龍シリーズの面々も登場ですごく楽しめたよ~っ! 廉と颯太達の出会いで話が始まっていくのですが裏ではお互いの男が仕事の駆け引き。今回はやや獣シリーズよりのヤクザって感じで、龍一郎がすごくかっこよかったです。 先のことは解りませんがとり…

2

東の双龍、西の唐獅子 小説

綺月陣  亜樹良のりかず 

颯太君の成長!

表紙のイラストの美しさに惹かれて購入しました。
話もとても良かったです。あんな幼かった颯太君が大変美しく成長して喜ばしい限りです。(成長過程で本は出てるのですが)廉も大変美しいので2人並んだ表紙は眼福ものです。(それだけでも購入した価値あり!)
実際、30歳違う恋人ってどんな感じかなぁ?自分に置き換えると‥‥考えられんわ(笑)好きになったら歳の差なんて考えないんだろうなぁ。
兄カップルも出て…

3

東の双龍、西の唐獅子 小説

綺月陣  亜樹良のりかず 

二つの世界が今つながる

獣シリーズと竜と龍シリーズの世界が繋がる、そして綺月陣さんの完全新作ということで、本当に待ち遠しかった作品でした。綺月さんの作品、魂を削って書いてる感じで潔くて好きなんです。

ストーリーは関西ヤクザの廉は少し大人になってて、関東チームの颯太はシリーズ終了時の年のままと少しのタイムラグがあります。廉はものすごく妖艶に成長してます。こういう風にあの世界がリンクするんだあ~とファンにはたまらないで…

4

百日の騎士 小説

剛しいら  亜樹良のりかず 

ブラボー!

我ながらびっくりですが剛しいらさんの作品を初めて読みました。最初がこの作品で良かったなぁと思える面白い物語でした。

一言で言うなら、とても良く出来たタイムトラベルものです。イギリスを舞台にしたファンタジーですが、寿音とその家族が暮らす現実世界と歴史にまつわるお話のバランスが良くて読みやすかったです。ランスロットを始め寿音や彼の両親のキャラクターが素敵で、会話もテンポが良く、映画やドラマなどの…

3

メガネと運び屋 小説

火崎勇  亜樹良のりかず 

カッコイイです!

繁華街で働くカッコイイ男達の仕事ぶりと恋愛模様が読みたい方にお勧めです。ヤクザは登場しますが、主役二人の仕事は不動産屋と運び屋です。

「メガネと運び屋」は、赤目(攻め)が主人公。
「メガネごしの恋人」は、祠堂(受け)視点の後日談的ショートです。

赤目はなかなかパーフェクトなカッコイイ男でした!
表紙イラストで分かるように軽い雰囲気ながら、人望があって年上にも年下にも好かれており、引…

1

龍と竜 小説

綺月陣  亜樹良のりかず 

エコヤクザと苦労性青年

エコヤクザってなんやねんって最初思いましたが、石神さん普通にかっこよくてなんかもう吹き飛びました。
個人的に過去石神さんに好きな女の人がいたのは良かったです。正直言うと両刀が好きなので(笑)
それに比べて奨さんと鉄さんというホストはなんなんでしょうね。奨はまだしも、鉄は「お前女かよ」と言いたいくらいやり口が陰険で女々しくてイライラしました。命令したのは奨だけどやり方も奨が考えたのかな?
そん…

0

獣・煉獄 小説

綺月陣  亜樹良のりかず 

衝撃作のアフターエピソード

ピアスノベルズの新装版で、シリーズ第三作目。
前作の衝撃のラストからの続編です。

エログロトンデモ展開の目白押しだった既刊に比べるとかなり大人しめの内容ですが、ハッピーエンドを望む読者のリクエストに答えた作品としては、こうなるのもやむなしかと思います。

前作で、攻めの九堂と交わりながら崖から飛び降りた廉(受け)。
胸をナイフで貫かれ、内臓が飛び出た状態で崖から落下したにも関わらず、…

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