亜樹良のりかずさんのレビュー一覧

誘蜜リコリス婚姻譚 小説

さとむら緑  亜樹良のりかず 

絶対幸せになってよ!!!

私は作品を購入する時、無条件で好きな作家さんか、内容や設定等、必ず惹かれる部分があるものを選びます。
イラストレーターさん買いや苦手な設定と、外す確率が高くなるものに使う時間とお金が勿体ないと個人的には考えてます。
が、今回、好きな作家さんではあるのに、あらすじには1ミリも惹かれないと言う微妙な状況。
迷った挙げ句好きなシリーズと言う事で購入です。
結果、当たりでした。
これは、あらすじ…

6

獣―ケダモノ― 小説

綺月陣  亜樹良のりかず 

決して万人受けではないけれど、ものすごく惹かれた作品。

新しい作家さんを開拓したくて電子書籍を見ていたら、ちょうどキャンペーン中だったので、全く前評判なしで読んでしまったのですが、うっっ、すごい。しっかりとした重装備なしで、うっかり手を出しちゃいけない本でした。

極道は好きなテーマなのでよく好んで読むし、凌辱とかSMプレイなどの痛々しいものも、身体欠損などのグロいものも、わりと耐性がある方だと思いますが、それでもここまで激しい作品には出会ったこと…

9

トナリに恋っ~亜樹良のりかず短編集~ コミック

亜樹良のりかず 

読みやすい短編3種

亜樹良のりかず先生、なんか好きなのです。
ラブシーンにお花が咲き乱れる所とか、体つきのエロい男たちを描かれる所など!
本作は電子限定の短編集で、3作品が収録されています。

「トナリに恋っ」
彼女といても、女のおしゃべりが煩わしい田島。
そんな時カツアゲされている学生を助けたら…中学の時の友達・中谷だった…!
中学時代、中谷といて楽しかった記憶。久々に思い出してまた友達付き合いしたい…

0

殉愛-Lacrimosa- 小説

妃川螢  亜樹良のりかず 

愛を糧に荊の道を共に歩む話

マフィアというアンダーグラウンド物は多くありますがこの作品の魅力は受け攻めの関係性。
そして作者である妃川氏の色気のある描写。
攻め様のレオンはマフィアの次期ボス。受け様の恭一はレオンのファミリーとは対立関係にあるファミリーに属する暗殺者。
絶対遵守の掟に反して逢瀬を繰り返す2人。恭一は自身に暗示を掛けるようにレオンに逢うたび死す時は共に生を終えようという約束を繰り返します。
精神面で脆い…

1

愛しい犬に舐められたい 小説

一滴しぃ(Si)  亜樹良のりかず 

なかなか刺激的!!

デビュー作との事で、おめでとうございます。

こちら、怪しい探偵×犬しか愛せない地味な会社員による、推理サスペンス要素ありのケモファンタジーです。
これだけBLを読み漁ってると、何となく先の展開は読めちゃったりするものですが、今作ではことごとく読みは外れました。
ほのぼのしていてハラハラドキドキ、そしてちょっぴり切なくほろ苦い・・・。不器用な両片思いを楽しめました。


内容です。

9

海の鳥籠 小説

高原いちか  亜樹良のりかず 

監禁・執着、最高!!

執着監禁ものが好きな私は表紙の首輪・鎖・キスマークに惹かれて購入しました。

あぁ、買って良かった...!
とにかくイザイアのリエトに対する執着が凄い。リエトはイザイアのためを想い、イザイアを拒み続けますが、体を重ねるうちにドンドンとイザイアに依存(?)していきます。最後の方でイザイアが「拒み続けてたのは自分(イザイア)の為を想い嫌われようとしてたんでしょ、知ってたよ」的なことを暴露し、赤面…

4

薔薇は咲くだろう 小説

ふゆの仁子  亜樹良のりかず 

ああ面白かった!と、映画を一本見終わったような満足感!

なんだか久しぶりに何も考えずに世界観に浸れ、
BLという甘味に酔った気がしますv
白馬の王子さま的王道ストーリーで、
アクションあり、ロマンスあり、ラブラブありと隙なし!

映画なら、ここまだ導入部だよなと思う所が、
既に物語の3/4位にあって、
この後どうなるの⁈と展開を危ぶんだのですが、
そこは流石ふゆの先生!上手くクライマックスに持ち込んで下さいました!

横文字苦手な…

1

寒い夜だから ただ一人の男5番外編ペーパー グッズ

尾崎視点が新鮮

本編終了後、尾崎のホテルがオープンして2人がそこで働き始めた後のとある日のお話です。
如月がシフト制で働いているため、同居していても一緒に食事する機会が少ない2人。
たまには一緒に食べたいと思って自分が腕を振るうことを決めた尾崎。
一人で近くのスーパーに買い物に行ったり、普段しない料理をし始めるのですが…。

このシリーズの本編ではほぼ全編に渡って如月視点でストーリーが進んでいたと思うの…

0

ただ一人の男(5) 小説

火崎勇  亜樹良のりかず 

如月の成長

尾崎x如月カップルの5冊目の作品です。
4巻を読んだ時点で完結ということだったので、この5巻が出ているのをずっと気づかずにいました(笑)。
なのでちょっとボーナス貰ったみたいな感じです。

前巻で如月の心の病の元凶に向かい合って一応は完結していたのですが、その後のお話として今回は如月の心の成長が垣間見れました。
これまで人としての感情が欠落していた期間が長かったので、まるで幼稚園児が一つ…

0

夜王の密婚 小説

剛しいら  亜樹良のりかず 

帯のあおりと内容が違った

ミステリアスな設定だったので、ドキドキしながら読み進めたのですが、意外に内容や真相がふわっとして優しすぎて肩透かしをくらいました。文章は無駄が無く美しい文体です。ただ物語の展開にスパイスが足りなく、さらっと終わった印象です。設定上どこかで頭を打たれるようなシーンが欲しかったです。

やはり帯のあおりとイメージが合わなかったのがどうも・・。どちらかというと、伯爵と仲間達のハートフルスト…

0
PAGE TOP