亜樹良のりかずさんのレビュー一覧

愛しい犬に舐められたい 小説

一滴しぃ(Si)  亜樹良のりかず 

なかなか刺激的!!

デビュー作との事で、おめでとうございます。

こちら、怪しい探偵×犬しか愛せない地味な会社員による、推理サスペンス要素ありのケモファンタジーです。
これだけBLを読み漁ってると、何となく先の展開は読めちゃったりするものですが、今作ではことごとく読みは外れました。
ほのぼのしていてハラハラドキドキ、そしてちょっぴり切なくほろ苦い・・・。不器用な両片思いを楽しめました。


内容です。

9

海の鳥籠 小説

高原いちか  亜樹良のりかず 

監禁・執着、最高!!

執着監禁ものが好きな私は表紙の首輪・鎖・キスマークに惹かれて購入しました。

あぁ、買って良かった...!
とにかくイザイアのリエトに対する執着が凄い。リエトはイザイアのためを想い、イザイアを拒み続けますが、体を重ねるうちにドンドンとイザイアに依存(?)していきます。最後の方でイザイアが「拒み続けてたのは自分(イザイア)の為を想い嫌われようとしてたんでしょ、知ってたよ」的なことを暴露し、赤面…

4

薔薇は咲くだろう 小説

ふゆの仁子  亜樹良のりかず 

ああ面白かった!と、映画を一本見終わったような満足感!

なんだか久しぶりに何も考えずに世界観に浸れ、
BLという甘味に酔った気がしますv
白馬の王子さま的王道ストーリーで、
アクションあり、ロマンスあり、ラブラブありと隙なし!

映画なら、ここまだ導入部だよなと思う所が、
既に物語の3/4位にあって、
この後どうなるの⁈と展開を危ぶんだのですが、
そこは流石ふゆの先生!上手くクライマックスに持ち込んで下さいました!

横文字苦手な…

1

寒い夜だから ただ一人の男5番外編ペーパー グッズ

尾崎視点が新鮮

本編終了後、尾崎のホテルがオープンして2人がそこで働き始めた後のとある日のお話です。
如月がシフト制で働いているため、同居していても一緒に食事する機会が少ない2人。
たまには一緒に食べたいと思って自分が腕を振るうことを決めた尾崎。
一人で近くのスーパーに買い物に行ったり、普段しない料理をし始めるのですが…。

このシリーズの本編ではほぼ全編に渡って如月視点でストーリーが進んでいたと思うの…

0

ただ一人の男(5) 小説

火崎勇  亜樹良のりかず 

如月の成長

尾崎x如月カップルの5冊目の作品です。
4巻を読んだ時点で完結ということだったので、この5巻が出ているのをずっと気づかずにいました(笑)。
なのでちょっとボーナス貰ったみたいな感じです。

前巻で如月の心の病の元凶に向かい合って一応は完結していたのですが、その後のお話として今回は如月の心の成長が垣間見れました。
これまで人としての感情が欠落していた期間が長かったので、まるで幼稚園児が一つ…

0

夜王の密婚 小説

剛しいら  亜樹良のりかず 

帯のあおりと内容が違った

ミステリアスな設定だったので、ドキドキしながら読み進めたのですが、意外に内容や真相がふわっとして優しすぎて肩透かしをくらいました。文章は無駄が無く美しい文体です。ただ物語の展開にスパイスが足りなく、さらっと終わった印象です。設定上どこかで頭を打たれるようなシーンが欲しかったです。

やはり帯のあおりとイメージが合わなかったのがどうも・・。どちらかというと、伯爵と仲間達のハートフルスト…

0

堕つればもろとも 小説

宮緒葵  亜樹良のりかず 

あなたの犬!

大好きな作品で何回目かの読み返しです。ついつい定期的に手にとってしまいます。

前半は珠玲が不憫ですが朔の事をもう少し汲んであげていたらと思ってしまいます。
朔も言葉が足りず獣のように珠玲を犯すので珠玲が追い詰められヤケクソになるのも仕方ないのですが。

そして後半は一転甘々に。ようやくキター!とニヤニヤしながら読んでました。
朔の執着に心をうたれ執着を独占したい珠玲。
誰からも愛さ…

4

東の満月、西の新月 小説

綺月陣  亜樹良のりかず 

共存できればいいのにな。

和気あいあいから始まった今巻。 勿論それだけでは終わりませんけどね。 東と西のこれからですよ。 双方の思惑がいろいろと出てきてますが、やはり西の方が息まいてるような気がします。廉がというよりその上が。 所詮、廉たちも今のところ大きい組織の傘下ですからね。 何でもかんでも自分勝手にはできないようで。でも廉のこれからの思いが進めばいんだけど。 潰しあいよりも共存。 頭脳の東に武闘の西。 いい関係になり…

4

龍と竜~銀の鱗~ 小説

綺月陣  亜樹良のりかず 

颯太の成長

~銀の鱗~
颯太が13歳になってます。思春期ということですが今までのお話からは予想外に母親のトラウマを引きずり大人の顔色をうかがったり、龍と竜城へ疎外感を感じたり、育ててくれた竜城へ引け目を感じています。
あんなに愛されて育ったのになぜ?

美少年に育ち魔性の少年に。そのせいか先生や同級生からも狙われます。

龍と竜城の現場を見てしまってからはますます疎外感を深め次郎の家に入り浸り、次…

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龍と竜~白露~ 小説

綺月陣  亜樹良のりかず 

極妻へ

今回は極道という存在と生き方とそれに関わる影響がずっと書かれてましたね。

エッチの度に颯太が現れます。焦る竜城とニヤニヤの龍。もはやお約束?

今回も色々ありました。でも最終的に竜城が極妻の覚悟を決めるのと龍を愛し抜く決意や、三人で家族なんだっていう確信のお話になるのかな。

長かったのですが私は短編の龍の宝玉にすべてもってかれました。
まず次郎。竜城には辛辣で値踏みするような目で…

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