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高尾理一 亜樹良のりかず
テトくん
ネタバレ
高尾理一先生、初めて読ませて頂きました。 イラストの亜樹良のりかず先生が大大好きで、しかも『黒髪攻め』&『茶髪受け』が死ぬほど好きで。 ただ『ヤクザ』設定がどーも苦手で、手に入れたものの、なかなか読むに至らず・・・。 勇気を出してエイヤッと読むなり、最初の1ページでもぉー持ってかれてしまいました(*♡ڡ♡*) だってだって攻め(高3)が家庭教師(八歳も歳上)の受けにもぉ青春の全てを滾ら…
くもはばき 亜樹良のりかず
fandesu
「あなたを幸せにします」というのはかなり胡散臭い科白だと思うのですよ、私は。 私を一番幸せにしてくれるのは、まず私だと思うんですね。だから、私は私の人生を手放すようなまねをしてはいけないと思うのです。恋をするにせよしないにせよ、それを決めるのは私であって『運命』なんかじゃない。なんでそう思いたいかと言えば、自分で決めた事ならその結果を人の所為にしなくても良いからです。能動的であるからこそ耐えられ…
ぴれーね
アルファとオメガがセックスパートナーもシェアするシェアハウス「メゾンAtoZ」を舞台とした、笑えて少しほろ苦くて切ない、でもとびきり素敵なラブストーリーになります。 これな、最初は運命の番ってだけで「好き好き」言いまくる攻めにムカついて仕方なかったのに、終盤では不覚にも泣いてしまいましたよ。 序盤と終盤でこれだけ評価をひっくり返せるって、もうそれだけで単純に凄いと思う。 とりあえずめちゃ…
結城一美 亜樹良のりかず
まぎぃ
コミカルで気軽に読めて楽しめる作品でした。 タイトル通りSPもの。上司と部下です。 刑事の須賀は、ピンチを助けてくれた謎の男、翔にあれこれされてしまい、忘れられなくなる。 ところが、SP(警視庁の架空の部署)に抜擢されて行ってみると、翔そっくりの上司、宗方がいた。 超一流のSPでリーダーシップもある宗方に惚れるけど、翔のことも気になり。。 という展開でした。 ドギマギしつつかわ…
綺月陣 亜樹良のりかず
碧雲
この巻のテーマは「家族の形の模索」とあとがきに有りました。 これを踏まえて読むと、ナルホド。結婚式と巣立ち、子離れと親離れ、夫々の道へ進む別れの巻です。 面白いのは、この巻の挿絵は漫画。文章もまるで漫画。そのまま絵を描けそう。 龍と竜の結婚式を颯太が企画するイベントで〆になるのですが、この巻は全ての総集編で、ほとんどが過去の回想。ややコメディで、笑う箇所が沢山入っています。 「うみのそ…
颯太が大学一年生。 16才年上の竜城は・・。立ち仕事がきつくなる年ごろに。 小説とはいえ、月日の経過は光陰の如し・・早いなー。 顔はソックリ、だけど性格に大きな違いがある颯太と竜城。兄より颯太は身長が3センチ高くなった。作品中で一番の器量よしはやはり、兄。 颯太が、相変わらず続く次郎の浮気の相談を竜城にすると、竜城が一度だけした浮気の経験を話し出す。 ・・・調理師免許を取得する学校で…
「乙部辰城」は、竜宮城の乙姫に因んでいるんですね。だから竜城は、常に浄化されて汚れない美しい人なのか。 「龍と竜~銀の鱗~」で、颯太は自分の次郎への気持ちが恋慕だと気づいたけれど、兄と外観が似ていても、恵まれた環境で甘やかされて育った颯太は、兄の竜城と違って、忍従が出来ない。我儘は、止めるものが無く暴走する。 相手は次郎、任侠の世界や商売の駆け引きもある、子供には理解できない金儲けの妖怪が…
作者の文章力が高くて、読みやすいことに吃驚しました。スイスイ滞らず読み進めます。 子供の描写が上手で、読みながら、颯太の仕草や台詞に何度も涙してしまいました。 色々感じたことを書きたいのですが、読んでもらえばわかるかな、ということで終り。良い作品でした。愛人の子に産まれた二人兄弟が懸命に生きる様子をこの巻では描いています。それに、恋人の龍一郎が関わって、運命が変わっていく。 今回は、龍と…
momo5
前作、〜啓蟄〜で有終の美を飾ったはずの龍と竜シリーズ。 今作、〜清明〜で完結のやり直しです。と作者様が書かれていました。 やり直して頂かなくても啓蟄とても良かったのに…なのですが、今作、清明、更に良かった!笑 このシリーズ、回を重ねるごとに面白くなっている気がします。 私の拙いレビューが、龍と竜シリーズ未読のBLを愛する誰かの目に留まれば…という祈りの気持ちを込め、シリーズの概要をざっと書…
龍と竜〜啓蟄〜が発売されたのが2012年。発売から8年程経過した現在、私がこの本を手にとるきっかけとなったのは、強い美人な受けを教えてと問う私に対してのアンサーからでした。 遅まきながら手にした私は今現在、龍と竜シリーズの次作があと一冊ある事を知っていますが、〜啓蟄〜の発売時点では作者様はシリーズの最後の作品予定だったそうで。 そして、綺月陣先生が休筆に入られる前に書かれた最後の作品で。 ん…