川琴ゆい華さんのレビュー一覧

パパのしあわせごはん 小説

川琴ゆい華  みろくことこ 

私もお料理で餌付けされた感あり

表紙のたれ目兄ちゃんに惹かれて購入。
挿絵の先生おっかけで川琴先生の本を何作か読ませていただいたことが
ありましたが、めっちゃヒット!な作品には未だ出会えてなかったです。
(すいません)
当作品は、みろくことこ先生の挿絵+ちみっこの豪快かつ健気さ
+攻めさんの作る料理と穏やかさと冒頭のセリフで 萌2よりの萌。割とヒット。

1.登場人物のざっくり紹介
登場人物はほぼ善人。
ちみっ…

1

パパのしあわせごはん 小説

川琴ゆい華  みろくことこ 

料理が美味しそう


高校2年生の志真(受け)は亡くなった姉の忘れ形見の4歳になる天を引き取って育てています。両親は小学生のころ事故で亡くなっており、天と一緒に暮らすため、伯母夫婦に後見人になってもらい、二人で生活しています。
ある日、亡くなったと聞かされていた天の父親そっくりの人物を見かけ、話をすることに成功します。その男、高月耀(攻め)は遺影が自分であることは認めますが、何故死んだことにしていたかは一切話して…

4

あなたを無性に恋している (表題作 アイリスヒスパニカ) 小説

川琴ゆい華  みずかねりょう 

後半にも花が欲しかったかな

長編「アイリスヒスパニカ」と短編「ストロベリーフィールド」が収録されています。
どちらも廻(受け)の視点です。

良き仕事仲間だと思っていた伊勢谷(攻め)に突然キスされてしまい、そこから意識して…という展開です。廻が自分の感情や身体の反応に戸惑いながら伊勢谷を受け入れていく過程が私は好きです。

伊勢谷はちょっとズルい年下男ですね。その後短編で廻が「最低なネゴシエーター」だと表しています…

0

恋知らずの甘いレシピ 小説

川琴ゆい華  香坂あきほ 

わがままは年下の醍醐味…??

20歳のアイドル・悠仁が、10分間の料理番組で
華麗な腕を見せる…ように見せている裏側があり、
実は悠仁は全く料理が出来ません。
影武者として、無名でありながら本物の料理研究家・弐埜は
スタジオで指導をしつつ、レシピも考案しなければならず
忙しい日々を過ごしています。
妙に懐かれてしまった悠仁に
勢いあまってゲイだとカムアウトしてしまい弱みを握られ
振り回される弐埜ですが…。

2

パパのしあわせごはん 小説

川琴ゆい華  みろくことこ 

包容力

仏壇に飾ってある甥っ子の父親の写真にそっくりな男の人を偶然見つけて・・・と
偶然にも攻め様に出会って、受け様とその甥っ子の運命が変わっていきます
自分の姉と攻め様の秘密を後半までわからず、なんだろう??と思っていましたが
その謎が分かった後は、あれよあれよと話が進んでいったように思います。

受け様が甥っ子の面倒を見るという日頃の大変さや苦しさを読み取れる部分もあり
グッとくるものもあ…

6

パパのしあわせごはん 小説

川琴ゆい華  みろくことこ 

甘いです(//∇//)

少しつかみ所が無い雰囲気なのに包容力があり、何とも不思議な攻めと負けん気が強く一生懸命だけど上手に周りの人に甘える事が出来ない受けです。

この攻めが何とも魅力的で、最初の登場シーンではクズだと思いましたが(笑)、とても包容力があり頼りになります。一人で必死に甥っ子を育ててた高校生ならコロッとやられちゃっても仕方ないよね。
また台詞の一つ一つがめちゃくちゃ甘くて、受けを好きで仕方ないのがダダ…

4

宵越しの恋 小説

川琴ゆい華  橋本あおい 

記憶喪失とはいえ

表題作とショートが収録されています。

表題作「宵越しの恋」は、深尋の視点で語られています。
深尋は事故の現場に居合わせて、自分を恋人だと偽る准平(攻め)が何を考えているのか知りたいと、記憶が戻っても記憶喪失になったままのフリをするものです。

もっと記憶喪失の時期が長いかと予想していたら、意外と早かったです。
その分、後ろめたさやバレたときのドキドキは大きくなり読みごたえはありました…

2

パパのしあわせごはん 小説

川琴ゆい華  みろくことこ 

唐揚げが食べたくなりました

亡き姉の遺した4歳の男の子を1人で育てている高校生受け。ある日、死んだと聞かされていた子供の父親(攻め)を街で発見。パニクりながらも後をつけ、なぜ死んだことになっているのか問いただしたところ、理由は言えないけれど同居しよう、ということになって…。


攻めを偶然発見する前は、高校生と4歳児が2人きりで生活していて、親戚には何かあった場合だけ名前を借りている、という設定です。
親戚は未成年後…

5

眠れる森の罪びと 小説

川琴ゆい華  みずかねりょう 

プロローグだけ面白かった…

川琴ゆい華さんの作品はいくつか読んで、今のところすべて「萌」と「中立」の当落線上にあります。で、この作品は「中立」側でした。

魅力的なタイトルとあらすじにもっとドラマティックな内容を期待してしまったせいか、プロローグで感じたドキドキ感はどこへやら、本編はびっくりするほど間延びした印象の作品でした。中だるみがずっと続いている感じと言いますか。

そもそも、目覚めた希生がとても「精神は14歳…

6

パパのしあわせごはん 小説

川琴ゆい華  みろくことこ 

ほのぼの温かな子育てモノ

あらすじ:
亡くなった姉の子どもを一人で育てる高校生・志真(受け)。
ある日、子どもの父親によく似た料理家・耀(攻め)と出会う。
耀の提案で、彼の営む古民家カフェで三人暮らしをすることに……

子育てモノですが、子どもの父親は誰なのか?という点と耀は何者なのか?という点が物語後半まで明かされず、なかなか工夫された展開。
子どもの愛らしい姿や、耀の作る美味しそうな料理の数々など細部の描写…

10
PAGE TOP