川琴ゆい華さんのレビュー一覧

初恋の続きをしよう 小説

川琴ゆい華  周防佑未 

『攻め2人萌え』にジタバタした

最近読んだもの全てがとても可愛らしかったので「よーし、川琴さんの処女作、読んでみよう」と購入。
ああ、これは!
『攻め2人もの(私の勝手な命名です)』ではないか!

もう既に薹が立った私ですら劇場では観られなかった古い映画で『明日に向かって撃て』というニューシネマがございます。私に『萌え』というものを自覚させてくれたドラマのひとつなんですが、これが『攻め2人もの』なんですよ(こっちは男女だ…

1

恋の花咲くラブホテル コミコミ特典書き下ろし小冊子 グッズ

攻め視点での、本編の過去補完

本編は凌視点でしたが、こちらは吉嵩視点。

小さい時からいつも自分の周りには人が集まり一人になることのなかった吉嵩からすれば、いつも一人でいる凌は目立つ存在でした、
いつもボッチで「放っておいて」と全身で訴えている凌は常に熱心になにかを書きつけています。ある日、凌が不意に席を離れた時、ノートが開きっぱなしなことに気が付きす。さりげなくそのノートをのぞき見すると、そこに書かれていた文字は「クリ…

2

恋の花咲くラブホテル 小説

川琴ゆい華  コウキ。 

一途なわんこと人見知り


職業のせいで女性はたくさん寄ってくるけど本気になってもらえない攻めと人見知りな小説家の受けのお話です。

<あらすじ>
恋愛小説家の小川凌(受け)は新しい小説を題材の一つとして担当編集の小峰の知り合いがオーナーをしているラブホテルに取材に行くことになります。
オーナーの真野吉嵩(攻め)の案内で客室他ホテル内や使用後の部屋の掃除など普通なら経験できないことを見学したり質問したりと有意義な…

3

推しとおいしいお付き合い 小説

川琴ゆい華  壱也 

最後の最後、土佐弁にやられた

新年初読みは川琴さん。
で、思ったのは「この方、ライトコメディ(死語?)の女王かっ?」。
端から見ているとどう考えたって両思いなのに、特殊な事情の所為でお互いはそれを知り得ない『ジレジレ』が続いて、読んでいるこっちも、ジタバタジタバタ&ニヤニヤニヤニヤしてしまうという、実に楽しいお話でした。

小学校3年生の時からずっとファンだった人が、自分の店のお客さんとして目の前に現れたら、それは舞い…

5

推しとおいしいお付き合い 小説

川琴ゆい華  壱也 

色んな意味で悶絶しました!

行き違いにより、自身とはかけ離れたキャラを演じなくてはならなくなった主人公・・・と言うパターンが、個人的に大好きだったりするんですけど。
今回ですね、生真面目で純情そのものの主人公が、「実は遊んでいるゲイ」を演じる事になると言う、まさに大好きなパターン。
無理があると思われるかもしれませんが、これが何故か上手い事、噛み合っていっちゃうのです。
全然演じきれて無いのに!
いや、無情にも、誤解…

13

恋の花咲くラブホテル 小説

川琴ゆい華  コウキ。 

食べ物からのヌレバ

今作品はとにかく読者を酔わせます❗特に甘い言葉にのせてぼやぼやっと妄想しているとヌレバで妄想してしまう❗最高でした❗

2

ふれるだけじゃたりない 小説

川琴ゆい華  スカーレット・ベリ子 

これは『良いエッチ』

とてもとてもポップな表紙にやられてしまって購入。
でも、この表紙から読む前の受けさんイメージは『恋する乙女』だったんですけれど、読んてみると晴流はもっと潔い感じで好感度UPです。

あたしは晴流くん、とっても男前に感じたんだけどな。
だって、素っ気ない態度を取られても拒絶されない限りはずっと久瀬の側にいて、20年後に「もうずっと一緒にいるしかないでしょ?」と追い詰める長期計画なんて、実に前…

3

恋にいちばん近い島 小説

川琴ゆい華  小椋ムク 

報われて然るべき主人公

評価高いのわかるー。
これは可愛いよ。
主役の2人も、ほとんどの同僚も、稀少動物も、本来は外来種だからここにいてはいけないはずのノヤギの菊池さんまで。
また小椋画伯のイラストも「可愛い!」以外の言いようがない。

何と言っても、結構ハードな人生を生きてきたはずなのに、自分の不幸を他人の所為にしない翠の『素直ぶり』が、とってもとっても癒されるのですよ。
恋が実った後の同時収録作品では、翠…

1

ふれるだけじゃたりない 小説

川琴ゆい華  スカーレット・ベリ子 

ちょっと雑

設定はすごく好みで、最初の方は面白かったんですけど、攻めが気持ちを自覚してからくっつくまでの過程がちょっと雑だった気が…
半分以降は甘々でした。甘々ラブラブターンよりもくっつくまでの過程が好きなので、そこはもうちょっと丁寧に書いてほしかったです。キャラも設定も良かっただけにちょっと残念!

0

最高の彼氏 小説

川琴ゆい華  鈴倉温 

ちょっとだけモヤモヤが残りまして

「レンタル彼氏って、ちょっと懐かしい響き」と思いまして、ググってみたら、うわぁ~出てくる出てくる。サイトをざっくり読んでみると『疑似恋愛(危なくない形でときめきたい)』とか『デートの練習』とかという単語が並んでいます。……ということは侑陽が流星をレンタルした『、ちょっと今寂しいから相手をしてもらってモテテクを盗みたい』という動機はそれほど変わったものではないのかも。
いや、BLの読み過ぎでそう思…

2
PAGE TOP