ヤマダサクラコさんのレビュー一覧

山田BL コミック

山田シロ  山田マリエ  山田酉子  山田ぼたん  山田パン  山田ロック  山田2丁目  山田パピコ  山田J太  山田まりお  山田ユギ  ヤマダサクラコ 

新しい作家さんみっけ!

山田と言う苗字くくりのBLアンソロジー、面白いこと考えましたね。
ただ、アンソロジーなので好きな作品、それほど印象に残らなかった作品と色々ありまして、評価は真ん中としておきました。

個人的に一番面白かったのは、山田ロックさんの「遠慮はご無用です」
この方初読みの作家さんだし、カッコいいけど中年の男性が出てくるので、「若いに限る!」と豪語している私としては好みじゃないはずなんですが、ものす…

3

センチメンタル・セクスアリス 小説

砂原糖子  ヤマダサクラコ 

この恋がこんなにこじれたのは父親の所為だと思う

電子書籍で読了。挿絵なし。

すみません。ガッツリネタバレします。
地雷と言うほどではありませんが、私はツンデレをあまり好みません。「駆け引きはいいから、素直になったらいいじゃないのぉ。人生は短いのよう」と思っちゃいます。
このお話の春巳はとんでもないツンデレです。おまけにやってることが『駆け引き』と言うより、自分のプライドを守ることだけに汲々としている子どもです。仙介を「ホモの童貞」と罵…

4

センチメンタル・セクスアリス 小説

砂原糖子  ヤマダサクラコ 

「プロポーズで頭お花畑状態」から脱却するダメっ子物語

天然おバカなツンデレ受けの春巳が可愛すぎて冒頭から受けに萌えまくりでした。バカな子ほど可愛いとはまさにこのことかと身をもって知りました。
続編がどうしても読みたくて同人誌まで買ってしまうほどハマってしまった作品。

春巳は三流モデルでお金にも女性にも弱いダメ男だけど、「案外ピュアで実は天然で面白い」のが可愛げにつながってる気がした。女性には基本的に優しく、当て馬の女性にも最初は気を使ったり空…

5

初恋捜査(難航中) 小説

李丘那岐  ヤマダサクラコ 

女子中学生級の純情30歳!

尻取りで教えていただいた当作品。そうじゃなきゃ絶対到達しない。
特別、好きな絵師様でも好きな先生でもないし、
刑事もの そんなに得意じゃないし。
すごいわ、勧めていただいただけあるわ。
もう前半からきゅんきゅんきゅんきゅん
胸が痛いったらありゃしない。
受けがたまらん。可愛い?というか健気というか、そうだ!純情なんだ!
30歳のくせに、お前は女子中学生か!というようなきゅんきゅん度合…

3

わが愛しのホームズ 小説

ローズ・ピアシー  ヤマダサクラコ 

どこからどこまでがフィクションですか?

シャーロックホームズの知識が皆無に等しい私です。
某名探偵の真実はいつもひとつの彼の中で名前が出てくるなぐらいで何も分かってないです。
友達の勧めで読みました。
カタカナの名前が得意でなく、登場人物が多くなればなるほど混乱して登場人物を確認しながら読みました。
読み始めから個人的に特徴がある文章だと感じ、これ最後まで読めるかしら・・・という感じでした。
結果、文章を読解するためにゆっくり…

3

ロクデナシには惚れません 小説

李丘那岐  ヤマダサクラコ 

お互いのギャップが◎!!

過去に白バイ隊員だった伊崎は
ある現場で出くわした刑事・南元の鮮やかな逮捕術に憧れ
その後異動願いを出し
幸運なことに晴れて南元の相棒となったのですが…。

伊崎の細マッチョ設定がとても良かったですし
可愛い見た目とは違って漢気溢れるところも魅力的でした!
南元に憧れているし相棒になれて嬉しいはずなのに
好きだと気付かれたくない為に
可愛げのない言葉を返してしまう姿が
逆に警戒…

3

わが愛しのホームズ 小説

ローズ・ピアシー  ヤマダサクラコ 

原作の雰囲気を残しつつ

パスティーシュ(原作の模倣)、ワトソン×ホームズの2次創作です。翻訳物なので原作の雰囲気は分かりませんが、少なくともモノクローム・ロマンスのこちらは、本家の日本語版の雰囲気が感じられました。

もしかしてワトソン×ホームズだったら、という妄想のもと、若干のミステリー要素も織り込みながら、安易に下世話なラブストーリーにはせず、二次とはいえ自己満足に終わらず読ませる娯楽作でした。

抑制の効い…

3

ライク・ファーザー・ライク・サン 小説

英田サキ  ヤマダサクラコ 

ホームドラマみたい

面白かった(^_^)
ホームドラマといった感じのお話でした。

英田サキさんの作品って、まだそこまで全部読んだ訳ではないですが、
大作を書かれているイメージが強く、
勿論そういうのも好きなんですが、
私は1冊とか2冊位の作品が結構好き。
深刻になりすぎず、人間臭さがあって、
その人間臭い所にあったかくなったり、せつなさを感じる。
古い昭和のドラマに出てくる、バカでどうしようもない…

1

恋情の雨音 小説

水原とほる  ヤマダサクラコ 

遣らずの雨

雨が印象的で雰囲気がとてもよかったです。しっとりしたラブストーリーでした。切なめでしたが、切なすぎる感じでもなくて読みやすいと思います。物足りない感はあったかも。
それと、濡れ場では受けが女性的で戸惑いました。言葉遣いが女っぽいです。

受けが特殊な能力持ち、攻めが刑事ということで、読む前に勝手にミステリっぽいのかなと思っていたのですが、ミステリではありませんでした。事件を解決していくってス…

2

ライク・ファーザー・ライク・サン 小説

英田サキ  ヤマダサクラコ 

親友の父親に恋する高校生の切ないお話

あとがきによると本書のタイトルは『この親にしてこの子あり』という意味だそうです。
近親ものは苦手なのですが、そうじゃないということなので、お互い父子のように思っていた相手を徐々に親子の情ではなく恋愛感情で愛してしまう葛藤なのかな、などと想像して読み始めました。

おバカな息子 昴(攻めの実子)がバカすぎて違う方向だけど一生懸命親友(受け)の志麻のことを考えていて、精一杯の友情で大好きだという…

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