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崎谷はるひ ヤマダサクラコ
ももよ
ネタバレ
手伝って欲しいと頼まれて、居酒屋のバイトに入った律だが、そこの代理店長の遼太郎を好きになる。 今まで身体だけの付き合いばかりしてきた律にとって初めての恋は、顔を見るだけで精一杯。そんなある日、ホントの店長が帰ってくることになり、遼太郎は居酒屋を辞め、就職することに。 意を決して、自分の家で飲まないかと誘った律だが、遼太郎のいない生活を考えると。。。 最初の律は、楽しければ良いという最近の…
ローズ・ピアシー ヤマダサクラコ
甘食
シャーロックホームズのBL的二次創作です。しかも20年以上前の作品の再出版で翻訳物。いるのね海外にも腐女子って。 とはいえこの話の設定でワトソンとホームズはお互い想い合ってるけどプラトニックラブ。ワトソンは好きなのはホームズだけど一夜かぎりの相手などを見つけて外で性欲だけ発散させ、ホームズは社会的偏見に対して慎重で自分は体を許さないくせに、ワトソンのそんな放蕩には焼きもちをやいてプリプリして…
秀香穂里 ヤマダサクラコ
ふばば
金沢の老舗温泉旅館を舞台に、急に家業に入ることになった次男と、若き料理長・腕のいい板前さんとの物語。 タイトルや表紙絵の和服姿からも、しっとりした風情が感じられます。 しかしこの「夜情にゆだねて」って、ほんといいタイトルですね〜… 東京の出版社で編集者として働いていた遼路(りょうじ)は、金沢の高級温泉旅館の次男。家は長男が継ぐはずだったが何と駆け落ちして失踪してしまい、その上父親が心臓病…
神奈木智 ヤマダサクラコ
M+M
メインは表題作ですが、時系列は作品の掲載順通り「すべては夜から生まれる」「やわらかな闇を抱いて」「汝、眠る事なかれ」になっています。 2作目までは、柚木というヤクザがサブキャラとして登場する、夜の繁華街を舞台にしたカップルの話だと普通に読んでいたのですが、3作目で胸にどんと来ました。 柚木とペアで出てくる人物は毎回異なります。1作目の兄貴分の桜羽はともかく、2作目の椿が表紙イラストにも…
成宮ゆり ヤマダサクラコ
全体的にコミカルで明るい作品です。 表題作は、世宗(受け)が出会ってから15年間一途にストーカーしていた男性と恋人になる話ですが、世宗が可愛いです!お風呂を借りることになり鼻血を出しそうになる乙女ぶりや、すぐにフラれると自信がなく会社の同僚に告げる率直さやらが愛おしいです。同僚との会話が楽しい! 同時収録の「律儀な羊と腹黒狼」は理央(攻め)視点で、世宗にどう惹かれたという過去&どうメロ…
fandesu
電子書籍で読了。挿絵もあとがきもありました。 ストーキングしていることを気づかせない為に細心の注意を払うストーカーって、果してストーカーなのでしょうか?だって、気づかれたくないのは相手に不快感を与えないためなんですよ。世宗はストーカーというよりは、理央教の信者、それも殉教者の様に見えます。気づかれなくてもいい、ただ一心に愛を注ぐ。その姿は『一途』を超えて滑稽になってしまっています。で、滑稽す…
コミカライズ4作品と番外編小説2作品という贅沢な内容です。 本編から経過した二人の年月を感じる話ばかりで嬉しくなりました! 蓮川先生による『イツカノイチニチ』のカラー口絵からスタートです。 『まいにちがまほう』原作:崎谷はるひ 作:鰍ヨウ 16ページ。「エブリデイ・マジック -あまいみず-」の喫茶店に「きみと手をつないで」の二人がデートにやってくる話です。ほのぼのしてますが、1人笑…
M
舞台役者志望の湯田直海は、なんとか親の手を借りずに自活しようと大学とバイトと役者としての仕事とでいっぱいいっぱいの生活をしていた。 そんな中、いつまでも格安アパートを立退かずにいたところ、地上げ屋が押し入ってきて、暴行を受け、ゴミ捨て場に倒れこむことになった。 そんな直海を救ってくれたのが、居酒屋「韋駄天」の店長・宮本元。 何も聞かずに、何くれとなく世話を焼いてくれる宮本に徐々に惹か…
山田シロ 山田マリエ 山田酉子 山田ぼたん 山田パン 山田ロック 山田2丁目 山田パピコ 山田J太 山田まりお 山田ユギ ヤマダサクラコ
確かに「山田」さんって多いですよね。 でも、今回の「山田BL」の先生方で私が読んだことがあるのはお二人だけでした… 今回お目当ては表紙も担当されている山田ユギさんでしたが、それぞれ面白くて買って満足のアンソロジーでした。 なんと言っても「アンソロジー」というと一応「お題ありき」なわけですが、今回の「山田BL」は作者様の名字が山田という縛りだけで内容は正に十人十色。そこが逆に良かった。 10…
洸 ヤマダサクラコ
冒頭20ページまででタイトルの「嘘」と「キス」と「野蛮人」が出ます! 夏目(受)が主人公で、ひょんなことで知り合った久世(攻)と、花から花へと飛ぶ蝶々のように落ち着かない兄を探す羽目になる話です。 作者様があとがきで「ローマの休日」のようだと書かれていますが、私が浮かんだのは「ロミオとジュリエット」でした。ただ、悲恋でなくこちらはハッピーエンドですけど。 夏目は出会って二日で久世…