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木原音瀬 ヤマシタトモコ
十架
好きと告白して相手も合意して晴れて恋人同士。そこから始まる物語。 好きという気持ちだけじゃ、いつか満ち足りなくなって相手は居なくなってしまうかもしれないという不安から起こる葛藤がリアルで良い。 …モモが可愛い。ロンちゃんカッコいい。 私はロンちゃんと感情がダブりっ放し。危なっかしいぜモモ……。母親の気分でモモを心配しましたよ、めちゃくちゃ年上なのに(笑) 木原先生が書く女性が好きなんです…
ヤマシタトモコ
よう
話の展開も、終わり方もすごく好きでした! ヤマシタトモコさんといえば、「くいもの処明楽」を読んだときは、前評判を聞いて期待しすぎてしまったのもあったのですが、正直あんまり、普通?かなって感じでした。 だけどこれはツボにきましたねー。 切ないストーリーだけど、こういう切なさは好き。 微妙にうまく説明しづらいんですが、ドロドロ痛い切なさじゃなくて日常をちゃんと描いた淡々とした切なさって感じでし…
かおる
ここに集められた作品は、昨今のBLとちょっとちがう文脈で描かれています。 男×男ファンタジーの要素を取っ払った、萌えの要素をあまり含まない一般人向けの内容です。 全編を通してリアルな世界に近づいているというか、BL的なご都合主義のラストはありません。むしろはっきりしないで終わる文学作品的要素があります。 痛い系というより苦い系。私はこの作品、よいと思います。 決して最後はハッピーというわけ…
もと
タイトルの作品は3話あったんですが、せつない、ああ、せつないよ!って感じでしたね。 コレを含め、ハッピーエンドでなければ!というタイプの人には薦めづらい感じのラインナップ。 短編集なんで、色んなテイストが入っててそれはお得なんですが、微妙に傾向がばらばらで、唯一共通してるのが「エロ少なめ(~標準)」「イラッとくるくらいに切ない」って所ですからね・・・。 表題作の主人公は政客には3人です。…