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ヤマシタトモコ
YIY
あのいつものおなじみの黄色いPOPには 「ビレバンでBLを買う苦悩(だったっけな)」 ~ビレバンってそういう店だっけ? と描かれていました。(新宿店) それでも買ったけどね。 あーーーーソレニシテモ!!!!1 断言しましょう。 近々あと1ー2年でヤマシタさんはドラマ化されます。 まちがいない。 なんつーのか、ショートフィルムを続けて見てる感覚。 日常から離れすぎ…
あや22
私が3本の指に数える短編の名手ヤマシタトモコさん、待望のダリアコミックスです。 とあるカフェに偶然居合わせた3組の客…恋人未満の趣味友の男女、友人同士の男男、待ち合わせをすっぽかされ携帯で会話中の女…友人同士の客の片割れが落とした爆弾を発端に、微妙な距離感の男性バイト2人を狂言回しにして描かれる群像劇の表題作ほか、 暗くて偏屈なバイトの同僚となぜか馬の合う、人当たりが良くて八方美人の男…気…
えみう
雑誌掲載の時に読みすごく気に入った「ジュテーム、カフェ・ノワール」。しかし内容以外を忘れており、今回表題になったお陰で再び出会えました。嬉しい。 全7編からなる短編集ですが、距離とタイミング、今ここを逃すと先はない…いいも悪いもそんな緊張感が感じられます。読んでいて空気の音が聞こえてきそうと感じたのは久しぶりでした。 表題の「ジュテーム、カフェ・ノワール」は一番最後に収録されていますが…
菊乃
実は、先にドラマCDの方を聴き始めたんですが わりとモノローグが多めの淡々とした作りだったので 先に原作を読んだ方がいいかな、と思って ドラマCDを中断して原作を読みました。 どの作品も、絶妙のサジ加減で 日常と非日常を織り交ぜてあって しかも、ラストもみなまで言わない所はヤマシタさんらしいところ。 そんな中でも、表題作の「タッチ・ミー・アゲイン」(これだけはドラマCDを既に…
弥七
BLの枠どころか、漫画の枠に収まってない作品ばかりでしたね。この方の作品は全てそうですが。 漫画なのに、言葉が突き刺さります。普段何気なく考えていることも、ざっくりと切り取って浮き上がらせてくれる感じ。鋭い視線というか、ほんのささいなことにも目をつけて、物語りにしていく人なのかなーと、読んでると作者のすごさを感じます。 「ラ・カンパネラ」は、完全にタカイチに共感してしまいました。愛想…
久江羽
ネタバレ
表題作は場面転換の無い舞台や映画を見ているようなお話でした。 最初から最後までカフェの3つのテーブルとカウンターの範囲で展開されるお話なのです。 それも、テーブル同士の声が筒抜けという状況で・・・ カップル未満の男女、カミングアウトして告白しちゃったゲイとノンケの男たち、携帯に向かってずっと話している女性のお話で終始するのかと思いきや、店員二人のお話で落ちがつくという構成です。 他に短…
羊
表紙の感じからそうかな。。と思っていたんですけど 今回はエロなし。そして流血なし。 そのかわり涙はてんこもり! ヤマシタさんの描く男子って、よく泣きますわよね。 男泣き、とかでなく、 ぬぐいもせず「だだ泣き」。 そしてけっこうぶっちゃけ体質。そう。正直なんですね。 「かけてもいいよ、俺に。恋の呪文。」 このセリフ、お笑いでなく口にできるのは、 現実にはそういまい。…
ミドリ
トキメキとはまた違う、胸が苦しくなるような、そんな作品でした。 切ないのから、ほのぼの、バカ可愛いのまで色んな作品が詰まってます。 どの作品も何といっても表情がイイ! ヤマシタトモコ作品は台詞がなくても成り立つくらい、顔がモノを言ってます。 特に切ない、戸惑うそんな表情を描かせたら逸品ですね。 あの追い詰められたような表情を見るとゾクゾクします。 ほんと、魂が宿ってますね。スゴイ。 …
相変わらず、短い中にギュギュッ!と萌と切なさと笑いを詰め込んだ 珠玉の短編集でしたね~。 どの作品も、かなり個性的な面々が 恋に振り回されて右往左往してて、微笑ましかったりキュンとさせられたり 等身大って感じで好感が持てます。 いくつか、悲しい結末の作品もありますが それでもちゃんと救いがあったりして、終わり方も絶妙で、読後感がいいですし 巻末に軽い感じの描き下ろしが載ってて…
もこ
読み切った(≧▽≦)ゞ 面白かったっ!! 非常に良くできたお話し。 空間を構成する雰囲気が好き。 偶然と必然が重なって生まれる雰囲気というかなんというか。 男同士の愛の告白に 映画の話 電話するそれぞれ別のカップルの言葉が妙な掛け合いとなり話を構成している。 カフェの店員二人も良かったですね。 サラッと告白してしまう感じがなんとも言えず。 他短編。 どれも胸にキュッとくるお話でした。 短編でここま…