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ヤマシタトモコ
__モコ__
ネタバレ
特別物凄く前に感じる画風だなぁと思ったら、表題作は2006年! 6年前の作品となったらやはり違いますよね。 この頃のヤマシタトモコさんの雰囲気や男性の表情が大好きです。 こう、カゲのあるような、絶対的暗さがある感じがして、救いようのない何かを抱えているような空気すら感じます。 表題作の他、【息をとめて、】【へヴィ・シュガーの嫌がらせ】【Candied Lemon Peel】【nuo…
ヤマシタトモコさんの短編集。 外国系の物があまり得意ではない(答えは単純、カタカナのお名前がいつもすんなり読めない阿呆脳だから・笑)んですが、しょっぱなからアラブ的?な物が。 表題作の他、【the turquoise morning】【さようならのお時間です。】【ラブる。】【浮気者!】【嗚呼ボーイフレンド】【絶望の庭】の6作。 更にヤマシタさんありがとう的な描き下ろし、【薔薇の瞳は盲目】【欲…
どいつもこいつも、相手を想っては一方通行で、絶望的に交わる事がない。 しかし生きることとは、とどのつまり愛である、と説かれた気持ちだけが残る。 BLジャンルだけれど、あらかさまに体を重ねるシーンは1つもない。 ホモです、バイです、ホリました、ハメ撮りしました。言葉だけで説明したり、そんな1カットがある位。 私は単純に、出てくる人間の苗字にアソビがあるのが好きだ。 今作は正にそうで…
私のBLイメージ払拭キッカケを与えてくれた作品の内の1つ。 (3つありますが、全てヤマシタさん作品です) 雑誌掲載作6本+描き下ろし4本からなるこちら。 特に私が好きなのは、表題作の【恋の心に黒い羽】と【FOOL 4 YOU】。 他の作品は、物によっては「BL?」と思うような作品もありますが、ヤマシタさんはこういう独特な雰囲気を描かれるイメージが有ります。 好きな人は嵌るけど、嵌らな…
私がこちらのジャンルの漫画で初めて読んだ記念すべき作品。 初めは電子書籍で読みましたが、ずっと忘れられなかった。 その頃は嫌悪感しかなかったこのジャンルに対し、何かが流れ落ちたかのようにすっと受け入れられたんですよね。作風のお蔭だと思いますが。 馬鹿で馬鹿で阿呆で馬鹿で、無駄に歳喰ったような考えなしの32歳店長・明楽。 頭良くて顔も良くて要領もいいけど明楽の明るさを羨ましがっている…
眠れる森
多分有名だから購入して一読しておいて置いた本、という感じかな・・・。 捨てるほどつまんなくもないし、それなりには面白いんだけど 「本をお勧めして」の中にこの本は多分はいらないなぁ・・・って感じ。 理由はしばらくするとすっと話の筋が抜けていているから。 その代わり、何度読んでも新鮮。 (そういう意味では九州男児さんの本と真逆) たぶん、明楽さんがあまりにもあっけらかんとしたオヤジ…
ぐっちょん
とにかく素晴らしい作品でした。 すでに他のレビュアーの方が詳しく書いていらっしゃるので、あらすじは省略します。 タイトル通り、恋のお話です。 これといった事件が起こるわけでもなく、ただ単に恋におちたふたりの日常を淡々と描いています。 美成はネガティブで冷めた性格。 もともとゲイであるためか、マイノリティであるが故の生きにくさを理解している。 それに対して、真川は良い意味で何も考…
ハチミツ
表題作の2人が、とても可愛かったです!! キュンキュンしながら読んでました。 事件的なことは起きず、ただ普通のありきたりな日常での恋物語でした。 日常生活の恋がこんなにも暖かいものだなんていいなと思いました。 絵は、あまり好みではありませんでしたが、内容が良かったので、 そこまで気になりませんでした。 表題作以外では、「Re:hello」が良かったです。 姪っ子 目線で書かれ…
いやー、好き過ぎて困る、ヤマシタさんのこういうの。 このメーター振り切る感じの勢いって言うか、開いてイキナリ不覚にも笑って心が掴まれる感じがもう。 正直もう中畑清はとっくに超えてます。色んな物が。 表題作【YES IT'S ME】からの【YES IT'S YOU】【YES THAT'S IT】。 幼馴染のトーマス(東間(トウマ))とキノコ(江城(エノキ))…
誰しも幸せになりたいけれど、必ずしもそれだけを想像出来る訳ではなく。 日々の何気ないものにほんの少しだけ色が足されると、な世界が表題作には広がっている気がします。 【恋の話がしたい】 ゲイの美成と、年下でノーマル・真川のお話。 まさか自分の告白が受け入れられるとは思わなかった美成は、真川に告白をします。 受け入れられるとは思わなかった現実に酷く戸惑い、どうしたらいいか分からなくな…