ヤマシタトモコさんのレビュー一覧

ジュテーム、カフェ・ノワール コミック

ヤマシタトモコ 

愛でしょ?

立ち読みして、電子で読んで紙で買うという王道を辿った一冊です
どの話もちょっとずついたい(ヤマシタさんですから)ですが外しません(ヤマシタさんですから)

そして何回読んでもおんなじ所で爆笑してしまうジュテーム・カフェ・ノワール
ここで笑うために手元に置きたかった

0
非BL作品

さんかく窓の外側は夜 4 非BL コミック

ヤマシタトモコ 

三角くん、成長してます。

『さんかく窓の外側は夜』の4巻目。続編を心待ちにしている作品の一つなので発売を楽しみに待っていました。

3巻あたりから三角くんの成長が目立ってきましたが、今巻も三角くん成長の巻。でした。

ただ仕事の一環として除霊を行っている(ように見える)冷川さんに対して、三角くんは霊に対しても、取りつかれている人間にも一定の情をかけてるんですね。
相反する感情を持つ二人ですが、今までは除霊に関して…

3
非BL作品

さんかく窓の外側は夜 4 非BL コミック

ヤマシタトモコ 

やっぱり面白い。

待ってました、ヤマシタ先生のバディもの!。少しずつ霊的な意味で成長してきた三角ですが、今回は精神的にも強くなって成長してます。BL的には生々しいナニかは皆無です。でも、どんどん三角がエロくなってきていると感じるのは、ヤマシタ先生の罠にでも落ちたのでしょうか?。三角と冷川のやり取りと接触と三角の反応や表情が良いのですよ。
物語的には新たな展開に入った感じでますます目が離せなくなってます。長編になり…

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非BL作品

さんかく窓の外側は夜 4 非BL コミック

ヤマシタトモコ 

ぼんやりと恐怖が漂う

期待しすぎ、だったのかも知れない。


1〜3巻までの謎や恐怖、「先生」などの伏線が一つでも回収される、進展する、のを期待していましたが、4巻ではそれらは特に進んでいません。
まずは以前と同じような、顔がおかしな人や虫が憑いている「霊障」に悩む依頼人たちを三角と迎、或いは三角と冷川が訪れて、という展開。
はっきり言って枝葉。お祓いはもういいや。
本作のメインは「三角」の過去、というか出…

6
非BL作品

さんかく窓の外側は夜 1 非BL コミック

ヤマシタトモコ 

ジョレイってエロいんですね…

ホラーなのにエロイ!
とにかくエロイ!!

えっ、除霊ってこんなにエロいの??
きちんと怖いのにエロい!!
チュッチュもおセッセもないのにエロい!!!

男性にも薦められるBLなのではないでしょうか。
(実際、腐男子じゃない知人も面白いって言ってました)

謎もきちんと伏線として貼られているようで、
続きが気になります。

3

タッチ・ミー・アゲイン コミック

ヤマシタトモコ 

短編の素晴らしさよ!

どれも素晴らしい短編ばかりですが、特に好きなものの感想を…

「タッチ・ミー・アゲイン」
8ページとは思えないほど物語として美しくまとまった表題作です。
暴力男の遠田と優しい押切。
DVとかSMとかでなく、つい手が出てしまう、の延長みたいな男と慣れてるけど傷つく、という構図が友情と恋愛の境目があやふやなままきてしまった二人の関係性みたいだな、と思いました。
CDがだめ、ということではな…

3

スニップ,スネイル&ドッグテイル コミック

ヤマシタトモコ 

「全然わけが違うから」

彼女持ち、ハーブ好きバスの運転手安城と、帰国子女で何気にロマンティックな翻訳家の峰の話。


物静かな感じですが、結構勢い任せというか正直者?素直?
帰国子女ゆえの疎外感とか、封筒の標本を飾ったりだとか繊細に見えますが開き直ると強いです。キレるシーンは一瞬ビクッとします。
だんだん安城よりフリーダムなやつに見えてきます、なんだか。自分に向いている気持ちにも、自分の気持ちにもそこそこ鈍感…

6
非BL作品

さんかく窓の外側は夜 3 非BL コミック

ヤマシタトモコ 

よくわからないまま、謎もキャラも増える一方。


先生というボスキャラは、もしや三角の父親じゃあるまいな。
それか先生と対立して行方不明になってるとか?
非浦英莉可と護衛のヤクザという組み合わせは、とてもヤマシタさんっぽくて良い。
冷川と三角は公認のゲイカップルみたいになっていってるけど(笑)いやらしいことしてるわけでもないのに、このエロさはなんだ。
どうだこれでもか的な描写をいくら見せられても、ちっともピンと来ない作品が多い中、こう…

4

薔薇色の人生 小説

木原音瀬  ヤマシタトモコ 

全力疾走で読み終わりました

木原音瀬さん、全部読み切ったのは「美しいこと」でした。
はらはらどきどきの展開でしたが、読後もやもや感が残って。

ですが、こちらの作品も気になっていて思い切って読みました。
読後はなんともいえない暖かな気持ちになりました。
途中まで、読みとおせるか不安でした。
モモちゃんは前科者で、ロンちゃんとの最初のからみまでに
親は死んでるし、友人と思っていた人から、もう二度と顔合わせくないっ…

7

薔薇色の人生 小説

木原音瀬  ヤマシタトモコ 

こんな愛があるのか?

神、一択。それしか言えない。
弱く流されやすい性格の成れの果て、前科3犯でシャブ中のモモと、偶然モモの自殺を止めた真面目警官、浜渦論(ロンちゃん)。
この2人の馴れ初めはモモの酷い八つ当たりの強姦。そのまま脅して関係を続ける。そして2年、3年、4年…
モモの、自分がロンちゃんに相応しくなくて、でも別れられなくて、それなら一度でも役に立って死にたいって思う気持ち、胸に刺さる。
人と人の結びつ…

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