永井三郎さんのレビュー一覧

深潭回廊 1 コミック

永井三郎 

謎の子、渚!

あの柳田のその後のお話ですね。
あの時逃げたんだっけ?こんなに逃げ続けるなら捕まってれば。う〜ん、それじゃあお話が始まりませんね。

死にたいと思いながら日本中の子供たちに妖怪として名を知られ…。街へ山へ海へとさまよい…。

若い男前設定だったんですね。田舎町で女性たちからチヤホヤされて、なのに死ねってひどいですね。

そして!渚だよ!エエェェ?健全な中学生かと思ったら…。不思議ちゃ…

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深潭回廊 5 コミック

永井三郎 

苦しい

こちらの作品はシリーズ通してずっと苦しいのですが、いつか救いがあるんじゃないかと期待してずっと追いかけてます。
けれどもまだまだ救いはなくて、島という閉鎖された空間だったり田舎の濃厚な人間関係だったりずっと重苦しい空気の中で生きてる渚。
渚にとって山田は救いの主となるのかと期待しているけど、なかなかそう簡単にはいかない様子。
渚の人生は中学生にしては過酷すぎて辛いです。
それでも次巻も期待…

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緊縛パッション コミック

永井三郎 

緊縛にテーマを取りながらも。

カバーとタイトル通り、いたって真面目な市役所員が、変態美大生に緊縛されるというお話です。
作者さんらしい、おかしくちょっと下品でHなキャラたちが、コミカルに市役所員、通称ヒチサンを緊縛にはめていくというストーリー。
しかし、Hに全く節操のなかった武蔵が、ヒチサンとの出会いをきっかけに、純粋な恋愛に目覚めていく、というところが以外にもほっこりするラブストーリーになっていました。

テーマがテ…

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深潭回廊 5 コミック

永井三郎 

土砂降り

4巻の表紙も凄かったけれど、今回の表紙も…土砂降りの中を歩く渚…。
こんな鼠色の中で明るい表情の渚…もう表紙だけで悲しいです…。

今巻では、渚の口から渚の父親と母親との過去が語られました。
悲しくて苦しくて重いですね…。

与えたり与えられたりしたい…涙

渚から打ち明けられた後、覚悟を決めた柳田から一緒にいられる道を考えよう。
ありがとう。と言われた時の渚の表情がキラキラ…で…

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深潭回廊 5 コミック

永井三郎 

重い…

渚が父親にも頼れなかった理由が5巻で明らかになりました。そして山田(柳田先生)もまた渚にとって何が最善か考えるようになってました。ここが以前の山田との違う点です。渚の笑顔が眩しかった。

そんなタイミングで渚が恐れていた事が起こります。1番の恐怖が肉親であること…現実にもあるのでしょうね…。

そして渚を送った後に再び闇に囚われる山田と、命の危険が迫る渚。この世に救いは無いのかと絶望すら覚…

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深潭回廊 4 コミック

永井三郎 

どんな決着になるのか…

5巻が発売されるにあたり4巻を買い逃していた事に気が付きました。コミコミさんではいつの間にかBLではなく一般枠扱いとなっていたからです。
確かにBがLする作品ではありませんが、ちるちるさんでは是非BL枠のままにしておいて欲しいです。

こちらの作品の凄いところは小さく狭い島の中でありながら、現代社会の縮図がちゃんとあるところです。それも人間の負の部分というところが凄まじいんです。

渚が…

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深潭回廊 5 コミック

永井三郎 

束の間でも2人の素の笑顔が見れたことが幸せ

 まさか渚が、売春していること以外にもこんなに大きな秘密を抱えていたとは……。幼い頃から今まで誰にも言わずによく生き抜いてこれたなと。五体満足とはいえど心の方はもうぼろぼろでしょうけれど。それでも柳田の言葉でまた希望を取り戻して、無邪気できらきらした瞳を見せる余地がまだある。そんな渚の強さ、というわけではないんだろうな、きっと。かろうじて壊れずに残っていたほんのわずかな子供らしい部分というべきか。…

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深潭回廊 4 コミック

永井三郎 

どんな方法で償ったって、奪われる前の人間に戻れることはないのだ

 BLを読んでいると好いた相手以外の男に無体を働かれるシーンというのは多々目にすることになるわけですが、大概はその後本命の彼に救われたり、慰められたり、ハピエンへの布石になることが決まっているから私たちはさほどしんどい思いをせずに済むし、なんならメイン2人の絆の強さを感じたいがため、そういうシーンがあって欲しいと望んでしまうことすらありますね。

 しかし、そういうハピエンが用意されていない行…

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深潭回廊 5 コミック

永井三郎 

次巻早よ!

渚くんに癒されて甘えていた柳田が渚くんの為に行動を起こそうとする柳田が更なる秘密を打ち明けられる。

渚くん9歳の誕生日の最悪な思い出
そんな小さな頃から深い闇を抱えながら偽りの子どもらしさを纏って生きてきたんだ。
渚くんしんどいよ、柳田とは奪い合う関係ではなく与え合う関係だったから息が出来てたんだな。

せっかく2人の進む道が見えて明るい未来が開けそうに思えたのに大ピンチだよ!
柳…

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深潭回廊 4 コミック

永井三郎 

重くて苦しい独白

自分の事でいっぱいいっぱいだった柳田が渚くんを救いたいと向き合う4巻。
まるまる渚くんの過去の回想録です。
もう小学生時代からしんどすぎる。渚くんの周りに悪い大人が多過ぎるし、渚くんが自分の心を守るためには、そうせざるを得なかったなって。

渚くんの話を聞いていると少年の肉体を搾取する汚い大人側と自分を重ねてしまって罪の意識でどうにかなりそうな柳田。
罪を償いたい(楽になりたい)柳田と、…

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