ももよ
某防衛大をモデルにしたとあって、そのつぶさに表現された日常や、恋だの愛だの嫉妬など。
日常にまつわるエトセトラを、某防衛になぞらえたセリフやモノローグが可笑しくて。
国分寺の真面目な必死感が可愛くて。
合コンのシーンなんて、可笑しすぎる‼︎『早速左舷から敵船が突進』『まずは軽く威嚇射撃をせねば。』って⁈ 女の子なのに⁈ 女の子相手にも手厳しい国分寺。
愛する石橋を守る為、石橋の側に近寄る者…
1巻に比べてプライベートでの岳が、かなり一弥と対等になってきたんじゃないかなと思います。合鍵を渡されて喜んだかと思ったら、過去の女性の面影がいろんな場所に残っている一弥の部屋に越すには、まだ自分の心の準備が足りないと打ち明けたり。タイでの修行に一弥と2人で行けると楽しみにしていたのに、別のトレーナーと行くように言われ、一弥の前で怒りを隠さなかったり。恋人として付き合う上で、相手に対する自分の素直…
受けの岳が寡黙な新進気鋭のボクサーという設定なのに、攻めの一弥に少し親密な態度をとられると、乙女のような反応をしてしまうところがとても可愛かったです。何度も「可愛い」と内心呟く一弥に共感しかありませんでした。父親代わりに暴力を振るわれ母親には助けてもらえず、自ら施設に入った岳と、タイトルを取る直前に片目に損傷を負い、選手の道を諦めざるを得なかった一弥。お互いもう後がないという状況の中、相手と組む…