藻とカレー
年の差があるから、どうしても見てる景色は違うけど深いところでは繋がってるとお互いに思ってるのかな
けど、完璧な関係のようで決定的なものが何もない不思議な2人
ギターだけが2人をつないでるのかもしれないなと思う反面
そのギターでは宗純に敵わないと感じてしまうアラタの切なさ
宗純はただアラタに見て欲しいだけなのかしらと思いつつ、音楽は好きなんだろうなと考えると
やっぱりアラタが切ない…
猫みたいに気まぐれで、可愛い宗純
なんやかんやほっとけないアラタ
この2人の関係が特別なのはわかるのに、言及されてないところが気になる
ストーリーの進み方は
さすがウノハナ先生
現在のお話から、過去に戻ってまた
時間が進んでいくスタイル
だからこそ、アラタが宗純を見つめる表情や
宗純がアラタに憧れる感じがすごく純粋
なのに、いろいろ肝心なとこをおざなりにしちゃってるか…
めちゃめちゃ良かった
鬼プロデューサーが暗所恐怖症で
ダメADにばれちゃって
鬼の面目丸つぶれ
だけじゃなくって、ちゃんと愛されてるのが可愛い
仕事では鬼のままなのに
二人になると立場逆転
いつのまにか流されてる鬼が可愛い
鬼じゃないけど鬼
鬼の目にも涙じゃないけど
いろいろ諦めてたって思うと切ない
だから、ADくんの存在は
大きいなぁ
ADくんはしたたか…
聖人の兄である凛がとっても気になっていたので、彼メインの話を読めて嬉しいです。今となっては敏腕秘書の会沢と、どんな風に出会ってどんな風に親しい関係を築いていったのか。偶然、学生時代に住んでいた互いの家と下宿が隣り合っていて、会沢の部屋からは凛の家が見下ろせたというきっかけが素敵ですよね。京都の田舎の情景、汗ばむ夏の情景も合わさって、学生らしい瑞々しい青春が楽しめました。
凛はこの歳の青年…
凍死自殺を考えてたおじさんが、お坊ちゃんに拾われるところから始まるストーリー。聖人の明け透けなビッチ感や、いい歳した八京のあまりにも人を疑うことを知らない性格などには現実味はあまりないものの、おじさんと青年のBLファンタジーとしては十分楽しめるものでした。ただ、個人的な好みの問題で、私は聖人の異母兄である凛の方が気になってしまったかな。その名の通り凛とした佇まいで、聖人のことも気にかける彼のクー…