ビリー高橋さんのレビュー一覧

ロマンスのルール 小説

池戸裕子  ビリー高橋 

読みやすい

10年以上前の作品のようですが、
全体的には読みやすく、初心者の私には、ちょうど良い内容だったと思いました。
真彬の勝手な振る舞いにイライラしながらも、終始、恵の気持ちが伝わるようを応援しながら読んでしまいました。

ストーリー自体は面白かったのですが、最後の、頭師さんの行動の真意がよくわからなかったず、すっきりしない終わり方でした。

もしや、頭師さんとの関係がに親展があるなら、続編…

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僕たちの勲章 小説

たけうちりうと  ビリー高橋 

数年ぶりに再読したけど面白かった

内容を綺麗さっぱり忘れていた為に、新鮮な気持ちで読めたので得したと言うべきか(笑)。攻めの未熟さ弱さ、同時に受けの無自覚で悲しいドライさ、それら全てが愛しかった。

そして想いを同じくしていても必ずしも歯車が噛み合うとは限らないこと、それがごく普通に起こり得るのだということを忘れていた自分に気がついた(何せBL界はカップル成立率がハンパないのでw爆)。ただ何となく(二人の間に)生じるズレ。この…

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僕たちの勲章 小説

たけうちりうと  ビリー高橋 

青春小説からBL小説へと

この作品を境にしてたけうちさんは青春小説からBL小説へと変化していった様に思います。
そういう意味では最初から読んで行くと意外な変化が分かった様な気がしたり。

海の家でのバイトで出会った幸祐と伸との一夏の想い出話とでもいうのでしょうか。
70年代の洋楽が流れる海の家で彼等は出会い、ひょんな事から幸祐は伸を己のアパートへと暫く泊める事になります。
伸は真面目なのか不真面目なのかつかみ所が…

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海をわたるトンボ 小説

たけうちりうと  ビリー高橋 

青春小説

やはりこの頃のたけうちさん作品はやはりBL小説というより「青春小説」が基本だと思うんですよね。
BL匂いはあるけど青春小説として読む方がすっきり読める気がします。
今回も章ごとのカットはいわもと葉月さんで、作中のイラストはビリー高橋さんで、いわもとさんのカットが特にその青春小説らしさを印象付けてます。

主役のへーちゃんこと平の視点で語られるのですが、彼は1年心臓が悪く休んでいた事もあって…

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風の祭 小説

たけうちりうと  ビリー高橋  いわもと葉月 

青春小説BL風味

この頃のたけうちさん作品に共通して言える事なんですけど、BL小説っていうよりは青春小説としての面が大きい様に思います。
青春小説>BL要素といった感じ。

この作品もそうで主人公の孝には清い交際を続けている家族公認の彼女が居て、普通だったらそのまま大学に進学し交際をしていただろう日常がある出会いによって少しずつ変って行きます。
旅行の帰りで出会った喫茶店のマスター湘石、そしてその元妻茜は一…

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非BL作品

カインの扉 非BL 小説

たけうちりうと  ビリー高橋 

神にしてもいいんだけど、

双子ものってたくさん読んだけど、「設定そのものは好きなのに、実際に読むといまいち萌えない」って作品ばかりで、「双子ものはつまり私の萌えじゃないってことのかなァ…」と思ったりもしてたんですが、この作品を読んで、「やっぱりツボだ!」と思いました。
親や友人を絡ませて、惹かれる気持ちと禁忌の思いのジレンマを過不足なく描いてくれてるこの作品、本当にキュンキュンしました。
くどくない心理描写が巧みで、余計に…

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空色の花 小説

たけうちりうと  ビリー高橋 

めっちゃ面白かった

うひー、めっちゃ面白かったです。
ひりひりと胸が痛くて、それ以上にほかほかとあたたかくなりました。そんな作品。
神にしようかなと思ったんだけど、一応萌えで。
たけうちりうとさん作品を読むのは久しぶりです。かなり前に数冊読んで、「私には合わないぽい」と思ってそれから手を出してなかったんですが、それを後悔しました。
こんな素敵な作品に巡りあえる可能性があるなら、他の作品も読まなきゃと思いました。

し…

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非BL作品

カインの扉 非BL 小説

たけうちりうと  ビリー高橋 

双子物

帯『どうして双子に生まれてきたんだろう。』

かなり好き作品。
所謂BL小説より、むしろ普通の青春小説に近い印象。
ちと青臭い部分もあります、まあその青臭さが魅力でもあるのですね。

双子の櫂と舟。
舟視点で話は進みます。
一見すれば平凡な家庭で、両親と仲良し双子。
彼等は今まで同じ様に行動し、お互いの事を話してきた間柄でしたがその関係が少しずつ変わって行きます。
家には妙なプ…

2

BREATHLESS―ブレスレス― 小説

たけうちりうと  ビリー高橋 

司のその後

「INTENSITY」の続きで前作で主役だった司が今回は脇で登場します。
主役は花屋の了。
彼が花を納品しに行ったライブハウスで2人は出会い、次第に了は司に魅かれていきます。
約一年後設定ですが、了視点なのもあって司はちょっとミステリアスで影のある美形として書かれ前作で亡くなった恋人のリツの死をまだ引きずっていて前を向いてはいるものの、今一歩踏み出せない状況に彼は居るのですが以前の司を話でし…

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千の夜を越えて 迷宮へようこそ コミック

ビリー高橋 

一生忘れられない萌えをくれた作品!! ってちょっと大袈裟か

ビリー高橋さんの『迷宮へようこそ』シリーズ。
この巻で最終回です。

1巻の、どこか不思議ででも楽しいワクワクする雰囲気はそのままに、
2巻ではなんと二人がナチュラルに突発事故みたいにキッス!
堤先輩がカッコ良すぎでした。
そして期待の3巻はどうなることかと思ったけど、
悩む成瀬くんが超カワイイ! しっかりボーイズラブしてました~!

心配していたのは、匂い系とか、アッサリ系(朝…

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