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野原滋 サマミヤアカザ
ちゅんちゅん
ネタバレ
表題作とSSの二篇 「そらの大事な旦那さま」 時は戦国時代。空良(受け)は小国の領主の息子、双子の弟として生まれました。 この時代双子というだけでも忌まわしいものなのに、姉が生まれた後も一日以上も出てこず、生まれ落ちたときには母親は体力を使い果たし儚くなってしまいます。忌子として即座に殺されるところを母親が最後までかばってくれたおかげで殺されることなく、とはいえ世話をされることもなく…
野原滋 陵クミコ
マキヲ
とっても楽しい作品でした!書店でなんとなく手に取って積んだままになっていた作品で…もっと早く読めば良かったです。 主人公(攻)は190cmの長身に強面の青年・伊吹。彼の本当の職業は小説家で、テレビドラマ化もされている人気作品「若頭シリーズ」の作者でもあります。見た目に反してヘタレで、寡黙ではなく単に口下手、しかも思考回路はちょっと乙女…という伊吹は、ある日、可憐な風貌に優しい雰囲気の会社員・…
はるのさくら
私の萌要素がたくさんあって、たいへんおいしく読ませて頂きました。 自分が傍からみればひどく不遇な境遇にいることを知らず、虫や鳥などの動物とのふれあいや、自然の恩恵を大事にして生きてきた受け様の空良。 素直で純真無垢、でも庇護されるだけの子ではなく大事な者を守る為に頑張れる強さと優しさを持ったたいへんいい子でございました。 包容力があり、強く優しく男前な攻め様の高虎。 こちらも…
nonkichiz
久しぶりにBL読んで泣きました〜。 スパダリと不憫受けにきゅんきゅんです。 受けは不憫な生い立ちではあるのですが、捻くれもせず、純真無垢に育っています。しかし、いざという時は芯の強い勇気ある性格なのも良かった。攻めも包容力があり優しくて、主人公が幸せすぎて夢見たいって思ってるんですが、読んでる私も夢心地でした。読んで損なし!絶対オススメです!! また、脇を固める攻め弟と攻め家臣の漫才?にもほ…
潤潤★
久しぶりに、本当に久しぶりにここまで泣いたんじゃないかな…ってくらい泣かされた、とても素敵なお話でした。 最初からウルっとくるとこが何回かあり、「あー…これ、やばいかも」と読み進めていたのですがやっぱり途中から涙が止まらず一端読むのを止めなきゃいけないくらいで…笑。 受けさんの空良があまりにも不憫で…それでも、産まれた時からその境遇・仕打ちが当たり前だったので、決していい子ぶってとかではな…
てんてん
本品は『そらのだいじな旦那さま』の コミコミスタジオ限定特典小冊子になります。 本編中、空良が危篤状態から 復調し始めた頃の一幕になります。 城を襲った敵襲から逃れる際に 刀傷を負った空良でしたが 高虎達の懸命の祈りが通じて ようやく危篤状態から脱します。 傷はまだ痛みを残し、 発熱を繰り返す日々が続きつつも 布団の上で身体を起こせるほどに 空良が回復してき…
はるぽん
自分を産んだときに母親が亡くなったため、父親から疎まれ捨てられた受け。そんな受けを姉の身代わりとして他国へ嫁がせるという計画が持ち上がる。男と知られたら殺される運命を背負い、他国へ嫁いだ受けだったが…。 時代ものです。受けは領主の元に生まれながら、忌み嫌われる双子であり、また自分を産んだことが原因で母親が亡くなったせいで館から放逐されます。 のたれ死ぬところを馬屋番の夫婦に拾ってもらい…
ポッチ
コミコミスタジオさんで購入するといただけるおなじみの小冊子。A5サイズで、本誌と同じ絵柄のカラーの表紙+モノクロの表紙+小説部分7P+裏表紙の合計12Pの小冊子です。 タイトルは『嫁さまの願いごと』。 内容は、というと。すみません、ネタバレしてます。 本編で生死の境目を彷徨うほどのけがを負った空良が、高虎たちの懸命な手当てによって回復してきたときのお話。本編では空良視点で…
香子
サマミヤアカザさんのイラストと歴史モノという設定に惹かれました。ひたすら甘い溺愛モノかと思いきや、切ない場面もあり、見応えのある一冊となっております。 領主の息子として産まれながらも、父に疎まれ幸せとはいえない子供時代を過ごした捨(のちの空良)。けれど、旦那様である高虎と出会うまでは、そもそも幸せがどういったものであるかすら知らなかった為、自分が不遇だとは思っていなかった。 高虎に愛さ…
初読みの作家さまでしたが、可愛らしいタイトルと表紙につられ購入。ほっこり可愛いお話かと思いきや、序盤はシリアスムード満載。薄幸・健気受けさんが大好物なので、初っ端からがっつり食いついて読んでしまいました。 主人公は捨(受け)。彼視点で話は展開していきます。 とある国の領主の息子でありながら、出産時にトラブルがあったことで実母は他界。愛する妻を亡くしたことを息子のせいにした父…