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野原滋 みずかねりょう
春先
ネタバレ
数ある契約ものの中で、攻め視点、しかも受が何考えてるかわからない鉄面皮という設定が珍しいな、と思い購入。 凄く面白かった! 本当に考えてることが伝わってこないから、攻の英介の気持ちになって読み進めてくのが楽しかった。 場面場面で圭一の真意がわかると、その不器用な可愛さに愛しさが。 そういうのを、すべて汲み取ってあげられ英介もすごい。 英介あっての圭一ですね。 エロも2回で満足。鉄面…
野原滋 小山田あみ
表紙の印象→買った受を監禁して好きにする、攻に情が移って好きになる、ありがちな内容だと思ってました。 そういうのも好きなんで購入したんですが、そんな単純な話じゃなかった。 11歳差だけど、読むほどに精神年齢が逆転していくような印象。 それがなぜかと言うと父親のせいなんですが…。 DV男も嫌だけど、こういう得体の知れない怖さを持つ賢い男も嫌。 しかも子供っぽさも残るというキミ悪さ。 こんな…
てんてん
本品は『いじわる狐とハートの猫又』の フェア書店限定特典ペーパーです。 つむぎが住み慣れた地を離れた日のお話です。 つむぎは清綱との出会いで 過去の自分の記憶を取り戻し 清綱と生きていくことを選びます。 そのため つむぎを可愛がってくれた夫婦を思い 守ってきた地を離れる事になります。 当日は吹き抜けるような秋晴れで 絶好の引っ越し日和となります。 つむぎ…
野原滋 香林セージ
fandesu
電子書籍で読了。挿絵有り。 『釣った魚には餌をやらない』のなら『いつまでも釣られない魚』になれば良いのではないか、と考えるのは一つの作戦ではあると思いますけど、でも『恋の駆け引き』って、椎名がやっているのよりも、もうちょっと軽やかなもの。釣り針にかかりそうでかからない様を装うのは、ゆとりがあるからこそ出来ることであって、そんな発想をしちゃう理由が『前の恋愛に傷ついた所為』であるならば、朝倉の…
野原滋 山田シロ
ぴれーね
作者さんもあとがきで書いておられますが、(ちょっぴり)いじわる狐であり、基本は溺愛です。特に含みや裏なんかは無く、ただただ受けを溺愛する包容力のある攻め。 結構切ない部分もありますが、物慣れた攻めと純粋無垢でちょっぴりおバカな受けの、やりとりにも萌えるこちらの作品。とても楽しく読めました。 内容です。 町外れの廃屋に住み、亡き主人達との約束で家を守り続けているつむぎ。彼は家を守り…
あーちゃん2016
本編も好きですが、このショートがまた泣かせる。 記憶を取り戻し、無事攻め様と生きていくことになったつむぎが、今まで大切に守ってきた家を離れる日のお話です。 つむぎを可愛がってくれた旦那さんと奥さんのお墓をきちんと移し、もともとあったところには土地神様と交渉して社祠を作り、庭の花壇には手入れしてコスモスと菊を咲かせ、手作りの池にも水を張り・・と相変わらず健気な尾房(泣)。感謝しようといちゃこらする…
タイトルから対象年齢外かも と思いつつ、野原先生だし と手に取ってみました。すごく読みやすく、モフ、せつなさMAXな本をお探しの、BLまだあんまり読んでないという方にはとってもオススメしやすいと感じます。私みたいにスレた腐でも、落涙ものでした!モフが好きだし、もっとも好きなパターンだったからかもしれませんが。本編200pほど+後日談デロ甘ショート24Pほど。 とにかく攻め様が健気です。ひたすら受…
野原滋 サマミヤアカザ
空豆まめた
冷遇されて生きていて、父の命令により姉のふりをして時間稼ぎをしろという、いくらなんでも憎み過ぎじゃないかというくらい父親が酷いです。読んでいて空良(この時は捨という名ですが)が自分の運命を受け入れているというか、よく素直に育ったなと不思議に思っていました。何故かと思ったら空良が不幸だったという事を不幸と認識していなかったという事が後に分かります。 攻めである高虎側も最初こそ、受け入れ拒否をし…
野原滋 森原八鹿
電子書籍で読了。挿絵有り。 理想的なパトロンだーっ! だって、経済的に支えてくれて、ご飯を食べさせてくれて、朝起こしてくれて、心の傷を黙って聞いてくれて、更に素晴らしいのは絵が解らないから作品に口出しをしないんですよっ!おまけにフィジカルな面も含めて愛してくれる訳ですし。最初の印象の悪さなんて吹っ飛んじゃいます。 そうなんです。後半になればなるほど、諒一が『攻め』ではなく『パトロン=支援…
野原先生のこの間の「愛とは・・」が面白かったので、思い出して再読。 初めて読んだ当時は、読みが浅かったとしか思えないのですが ふーん という大変失礼な感想しか無かったのです。 今読み返すと、ああ、こういう感じに書かれる先生なんだわーと至極納得。 色っぽい部分は少なめ、リーマン二人(片方コミュ障)が、 ゆっくり想いをつなげていく素敵なお話でじんわり~ほっこり~しました。 悪く言えば地味な…