野原滋さんのレビュー一覧

気高き愚王と野卑なる賢王 小説

野原滋  白崎小夜 

可哀想で可愛い

面白かった!この一言につきます。人物がとても魅力的なだけではなく、話もテンポ良く進んでいき、人物の心情も読みとることができました。
あと動物が可愛いです。挿絵も美麗でした...

ーーーーーーー感想とネタバレーーーーーーー

受けの秀瑛の境遇は可哀想で、彼自身が真実を知った時の衝撃は計り知れないだろうな~と心苦しかったです。真実を知るまで、祖国を信じ続けてどこまでもまっすぐに立ち続けてい…

2

気高き愚王と野卑なる賢王 小説

野原滋  白崎小夜 

好き

先生の作品はほかの作品も読んでいるので、好きだろうな…
と思って読んだら好きでした。
王様2人の物語は大好きで、それも時代物だから余計に好きです。
幸薄い受けを優しく扱う攻め…
だけど、すぐにツンツンするんだよー受けの王。
ツンツンじゃないな、シャーって威嚇する。
またそれが面白いんだけど。
そんなこんなで…読み終わって2回は読み返しました。

2

雨降りジウと恋の約束 小説

野原滋  兼守美行 

とても優しい話でした




作者買いです。いつも切なくて優しいお話を書かれる作家さんなので安心して読めます。今作の攻め様はあとがきで作者様もおっしゃっていましたが、ほんとうに真っ白でした。真っ白な天使のような受けの話はときどきありますが攻めが真っ白というのは初めて読みました。でも、攻めがまっしろだといろいろ進まなくて焦れます。(笑)


<あらすじ>
穂波貴琉(受け)はバイト帰りに交差点を渡っていると突然…

3

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サブタイトルは「二つの故郷」

本編後日談。早春に二人で壬乃国に赴いた時のお話でした。
以下ネタバレ。


本編にて、二人でよく散歩していた兎乃国の湖。
実はあれは兎乃国の人々が元々住んでいたこの地への郷愁の念で作り上げたもの。
そっくりだろう?と瑞龍は誇らしげに語ります。

もともとこの壬乃国に住んでいた秀瑛にしても、一歩も自由に歩いていない故郷のため、この湖も初めて見るもの。幼い頃にこの美しい風景を目にしてい…

1

気高き愚王と野卑なる賢王 小説

野原滋  白崎小夜 

スキだろうと思ったらやっぱり当たり★

タイトルから好きだろうなあと思っていましたが、案の定、好き!めっちゃ好きなんだけど、なんだろう何か一押し足りなかったか・・・神より萌2でお願いします。王×王って好きなこと多いんだよ~♡本編240P超+あとがき。気位い高い受けがお好きな方にはぜひぜひ!

壬乃国(みのくに)の王城で一人座る秀瑛(しゅうえい)。先ほど父王から王位を譲られ、父王、その他王族は秘密の地下通路で脱出したのです。王の間にな…

5

そらのだいじな旦那さま 小説

野原滋  サマミヤアカザ 

BLのようなTLのような……

溺愛攻めということで購入し久しぶりに読み返してみたのだけど、いい具合に後半の展開を忘れていたので予想外の展開を楽しめました。

不憫な境遇にいたそらが姉の身代わりとなって嫁がされてしまい、自分が男だとバレたら命はない…と覚悟しつつも、生まれて初めて見る美しい景色を楽しもうとしている健気さが何ともいじらしくて……。
嫁ぎ先の旦那様が男前の出来た男で、初心でピュアなそらを大事に大事にしている様子…

1

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美しき故郷にて

本品は『気高き愚王と野卑なる賢王』の
フェア書店限定特典ペーパーです。

本編後、瑞龍視点にて
2人が壬乃国へと赴くお話です。

瑞龍は秀暎を伴い
壬乃国の行政について詮議する為
壬乃国へと赴きます。

元々は瑞龍達の祖先のものだった
この土地を数百年かけて取り戻し
今は瑞龍達の故郷であり
秀暎の故郷でもある土地で

2人は湖水の岸辺に佇み
早春の風を感じていまし…

4

気高き愚王と野卑なる賢王 小説

野原滋  白崎小夜 

王の矜持を捨てない受様にやられます

今回は兎乃国の王と壬乃国の新王のお話です。

自国の状況を知らず王となった受様が
攻様との出会いと正しい歴史と恋を知るまで

受様の国・壬乃国は
野蛮な民の国・兎乃国に攻められ
王城は陥落寸前です。

受様は壬乃王の第二王妃の長子で
第一王妃の産んだ男子が早世後は
王太子として育てられました。

受様は先ほど父から譲位され
最後の王として玉座を守って残り
前王は受様に…

8

気高き愚王と野卑なる賢王 小説

野原滋  白崎小夜 

登場人物たちがカッコよすぎて悶絶しました

作家買い。最近、野原さんは薄幸・健気受けを描かれるイメージがありましたが、今作品の受けさんも薄幸受けさんです。薄幸受けさんですが、はかなげではない。

めっちゃ男前です!

内容はすでに書いてくださっているので感想を。






主人公は秀瑛。壬乃国の若き王です。
壬乃国は兎乃国に攻め込まれ陥落寸前。一人で城に残り、敵を迎えるところからスタート。

彼自身が首を差し出…

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気高き愚王と野卑なる賢王 小説

野原滋  白崎小夜 

圧巻です!!

私は不憫受けが幸せになると言うのが大好きなんですけど、今回は圧巻でした。
もう、1ページ目から圧倒的なパワーで読ませてくれるんですよ。
痛くてたまらないのに、それ以上に萌えて仕方ないんですよ。
クライマックスでは号泣ですよー!!

これ、BLアワードに推したいのに、もう12月も後半じゃないか・・・。
とりあえず、駄文ではございますが、少しでも魅力が伝わるように頑張ってレビューしたいと思…

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