野原滋さんのレビュー一覧

犬、拾うオレ、噛まれる 小説

野原滋  香坂あきほ 

ストーリー展開に驚いた!

めっちゃ面白かった!
特に、前半の表題作!!

ミステリーだと思わず読み始めたので驚きました。
初めはとんでもないストーカー受けだと思ったのですが、その過去や家族構成、生育環境などが明らかになっていくたびに涙が止まりませんでした。
ホントに切なくて苦しくて、クズみたいな元カレには怒りしかなかった。
ラストのオチも秀逸でしたね。

会話の面白さやストーリー構成、キャラ設定、伏線回収、…

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野獣なボスに誘惑されてます 小説

野原滋  麻々原絵里依 

攻めと受けとの懲りないやり取りが楽しい

財閥企業の御曹司社長である攻めの元へ「プライベートアシスト」として派遣された受け。
「プライベートアシスト」というのがトップレベルの企業人にしか仕えないスペシャル秘書みたいなもんで、仕事のサポートどころか片腕となり、ときには人には言えないお世話までしちゃうとかいうなんかすごいやつ。

攻めはボンボンだけど、型破りというか自由奔放というか、自らどんどん企画して現場に突っ込んでいくような現場大好…

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いじわる狐とハートの猫又 小説

野原滋  山田シロ 

一途な狐と猫の物語

普段あまり小説を読む習慣がないので少し文章の読みにくさを感じましたが、ストーリーがよかったです。最初はつむぎのこと、あまり好きじゃないなと思っていたのですが、段々と甘えているときの可愛さがクセになるなと思いました。
やはり一番好きなのははづきだった時の話です。どうして二人は出会って力を与えることになったのかという経緯の部分なのですが、そりゃあ惹かれあうわな!!という気持ちになりました。はづきは素…

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龍王さまと純愛の花-時を越えたつがい- 小説

野原滋  みずかねりょう 

異世界で生まれた番を見守りようやく手にする龍王様の苦労譚

突然異世界に来てしまった大学生の竜一 19歳。
巨大ドラゴンに喰われそうになり大慌てし、それが人型に変化したら「定められたつがいだ」「たくさん子を作ろう」と熱烈な求愛に困惑するところが出会いの場面です。

龍王様は優しく思いやりのあるお方なのですが、人とは異なる常識の王族で話の通じないところでイラっとはきてもなんだか憎めない。
竜一はいきなり違う世界に連れてこられて番え、子を産めと言われて…

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砂漠の王子と忍びの恋 小説

野原滋  カワイチハル 

恋の初々しさが詰まっている

忍者×アラブというトンチキ設定だけどぶっ飛んでないんですね、不思議と。
攻め受けどちらも誠実でウブなキャラなので、ひたすら微笑ましいというか。

あ、でもそこはアラブの王子様。
日本の庶民の生活を体験したいと来日するんだけど、楽団を引き連れてきたり、一ヶ月の滞在のために分譲マンションを購入したり、学外にテント張って全員に菓子を振る舞おうとしたりと、スケールのデカさはやはりアラブ。
そして…

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鬼の子いとしや桃の恋 小説

野原滋  金ひかる 

野原滋先生の作品、多分ほとんど読んでないと思いますが、私の購入基準で、金ひかるイラスト作品は問答無用で内容ノーチェック予約。
もう、このカバーイラストの、精悍でガタイのいい攻めに、攻めよりはちょっと華奢だけど別に女っぽくはない受けってところからツボです。
小説内では鬼の子しづるは超美形とされていますが、金先生のイラストのしづるは、小島にたった一人残されて長い年月を生きてきた、その無垢さが現れて…

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鬼の子いとしや桃の恋 小説

野原滋  金ひかる 

しづるかわいい

作家さん買いです。

内容については細かく書いてくださっている方がたくさんいるので割愛します。

受けのしづるが健気可愛くてとても良かったのですが、どうしても気になったので。

イラストと内容ちょっとずれてる気がします。
文章では何度か、背丈が攻めと同じくらいという表現が出てきますが、イラストではしづるが小さいです。
確かに華奢なので小さく見える的なことも書いてあった(気がする)ん…

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「鬼の子いとしや桃の恋」コミコミスタジオ特典小冊子 グッズ

ラブラブデートです♪

本品は『鬼の子いとしや桃の恋』のコミコミスタジオ特典小冊子です。

本編から4年後、2人が旅行に行くお話です。

鬼であるしづるは動物は大好きですが、逃げたり怯えられたりする為に
自分からは寄っていきかないようにしています。光洋はそんなしづるを
つれて静岡の花鳥園への1泊旅行を計画します。

梅雨が明け、夏の日差しが眩しい日曜日、新幹線でもかなりの人数が2人
と一緒に降りた事から…

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鬼の子いとしや桃の恋 小説

野原滋  金ひかる 

ラブコメかと思いきや

今回は一族必須の儀式を受ける大学生と島に封じられた鬼のお話です。

鬼伝説で繁栄した一族の攻様が最後の鬼となった受様と出会い、
2人が伝説の真実と種族をのり超えて互いの手を取るまで。

攻様の一族は瀬戸内海近くに位置する鬼留乃に本家があります。攻様は
親の仕事の都合で東京に住んでいますが、家同士の結束が強く、年に
何度も本家に集まっては顔合わせする一族です。

攻様も幼い頃はた…

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鬼の子いとしや桃の恋 小説

野原滋  金ひかる 

LOVEがちょっと物足りなかったかも

桃と桃缶って違う食べ物の様な気がするんですよねぇ。
無人島に閉じ込められて過ごしてきた鬼のしづるは(多分)砂糖の味付けに慣れていなかったと思うんですよ。
でね、強烈な甘さというのは、割と苦痛だったりすることもある。
でも、桃よりも桃缶の方が「甘くて美味しい」と言うのよね。
本当に美味しいと言うよりは、光洋と一緒に暮らすことを選んだからそんな風に言うのかなとも思ったりしました。
ただ、物語…

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