野原滋さんのレビュー一覧

「獣の誓いと水神の恋」コミコミ特典SS小冊子「獣の祈りと水神の慰め」 グッズ

リュエルがおバカで可愛い

本編後のお話でした。

あの後、ガガリはアバル王の取りなしが上手く行ったようでキャラバン隊は無事に旅に出られたようです。

そしてリュエルの故郷近くまで移動していたので、リュエルはエイセイと共に母親を看取った森と故郷の村を訪れて両親の墓それぞれに報告していました。

そこでリュエルはエイセイの故郷の死者に対する弔いの考え方を教わるのですが、2人のやり取りに爆笑してしまいました。

6

獣の誓いと水神の恋 小説

野原滋  奈良千春 

奈良先生のイラストがピッタリの世界観

3月に出た作品の「恋する豹と受難の猫」とは全然違った印象を持つ作品で、とても面白かったです。

そして作品の世界観に奈良千春先生のイラストがとても合っていて、作品を魅力的に見せるのに一役買っていた事は間違い無いと思います。

特にエイセイが魅力的で美しいのに男性的な魅力に溢れていた事と、リュエルが綺麗で可愛くて2人が踊る剣舞のシーンやキスシーンが美麗でうっとりしました。

お話の内容で…

4

獣の誓いと水神の恋 小説

野原滋  奈良千春 

国家の再興を望まないところが良い

たぶんお話としては、奪われた宝玉を取り返し生まれた国の再興を図る方が盛り上がるんだと思うんですよね。
エイセイのスパダリ感もその方が増し増しに書けるだろうし。
リュエルのシンデレラ感もキラキラしいものになるだろうし。
でも、そうしないところが野原さんっぽいと思いました。
観念的な『正しさ』みたいなものを追いかけるのではなく、ひとりひとりの『今ここにある幸せ』を選択する主人公達にとても共感し…

5

獣の誓いと水神の恋 小説

野原滋  奈良千春 

みゃあああん

先生買い。面白かったですが、めっちゃ入れこむというところまでいかなかったので、萌にしました。攻めを正統派クールと感じたからかな。砂漠をひょーっと渡る風のように感じたお話、本編210P+奈良先生のラフ4P(超々美麗★)+あとがき。クール攻めさんと大人しくない受けのやり取りがお好きな方には嬉しいのでは。

奴隷商のところで売れ残っていた、猫族と人族のハーフのリュエル。そのリュエルに目をとめたガガリ…

2

「獣の誓いと水神の恋」コミコミ特典SS小冊子「獣の祈りと水神の慰め」 グッズ

亡き人へ捧げる祈り

本品は『獣の誓いと水神の恋』のコミコミ特典小冊子です。

本編後、リュエルが故郷の村を訪れるお話です。

ガガリのキャラバン隊は大陸中を渡り歩き、
今回、大陸の西への遠征でリュエルの故郷だった
村の近くまでやってきます。

猫族の暮らした村は既になく
リュエルとエイセイだけが西の端の森まできました。

3年前に徘徊した時はもっと広く感じた森ですが
しばらく行くと母を埋葬した…

3

獣の誓いと水神の恋 小説

野原滋  奈良千春 

想いを繋いで

今回はキャラバン隊の用心棒と
最下層の奴隷として売られていた猫族のお話です。

奴隷となった受様が買われたキャラバン隊で
自分の居場所と大切な相手を見つけるまで。

受様は大陸の西の村で生まれた猫族の獣人です。
戦闘能力は高くても大型の熊や狼などに敵わず、
だんだんと大陸の隅に追いやられてる事となり
受様の村は皆でつつましく暮らしていました。

しかし3年前、
徒党を組ん…

2

獣の誓いと水神の恋 小説

野原滋  奈良千春 

キャラ良し、ストーリー良し、挿絵良しの神作品。

作家買い。
野原さん作品というだけでも素晴らしいのにそこに奈良さんの挿絵とか。最高過ぎてテンションMAXで発売を心待ちにしていました。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください。





獣人と人間が混在する世界が舞台。
主人公は猫族の血を引くリュエルという奴隷の16歳の少年です。
獣人は、見た目や属性によって階級がありますが、猫族は希少価値が高く見目麗しいため人気が高い。が…

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天色の瞳は千年の恋を抱く 小説

野原滋  八千代ハル 

千年!

千年!

シンによると二人は出会う運命だったのですね。

辛い境遇だった孤児の葵。シンに救われて懐いて慕って。そんなシンは千年前に呪い返しにあいもうすぐ命が尽きようとしていて。

シンを助けようと千年前にタイムスリップする葵。

過去のシンは明るくて黒髪であたたかくて。

薬の行商と妖退治をしながら一緒に旅をする二人。
とうとう、ここでか!な場所と妖に遭遇し…。

もう葵…

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龍王さまと純愛の花-時を越えたつがい- 小説

野原滋  みずかねりょう 

魔法の水晶がつなぐ異世界

他にない構成の、面白いファンタジー。面白かった。

主人公の竜一は、普通の日本人として生活している。
ある日、吸い込まれるように異世界にトリップ。
そこで見聞きすることは、初めてのようで懐かしいものばかり。
読み進むと、
もともと竜一は、地球にトリップして、戻ってきた時空の旅人だった。
竜一が邪魔で抹消したい「新しい人たち」が、水晶の中に逃げ込む。
ル・デュラが、時空の出入り口と、…

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身代わり花嫁は月下に愛を誓う 小説

野原滋  六芦かえで 

身代わり花嫁もの

野原滋さん、好きな作家さんで優しいお話など何作か読んだことがあるのですが。

うーん。身代わり花嫁もの。姉の代わりに。
萌えるはずなのになんでだろう。もう途中から読めなくて飛ばし読みしてしまいました。

初めから中華風の名前の読み方を全然覚えられず。
清く正しく美しい主人公には好感が持てます。
しかしもう身代わり花嫁もの鉄板すぎて。

宮中に上がってからの妃候補たちのバトルの中で…

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