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小中大豆 鈴倉温
てんてん
ネタバレ
今回は禁龍門の鳥獣商と白兎の獣人のお話です。 隠れオメガな受様が攻様の裏の顔に巻き込れながらも幸せを掴むまで。 この世界は猿を祖とする猿人系の獣人達に統べられています。圧倒的 な数の多さから自らを「人間」と称し、その他の獣人達と明確な線引 きで他種族を支配していました。 近代になって獣人の奴隷制は廃止されますが、今も獣人に対する差別 は根強く、日本憲法で平等をうたいながら…
ぴれーね
架空の街で東洋の魔窟と呼ばれる無法地帯「禁龍門」を舞台とした、獣人+オメガバースになります。 フランクさんもおっしゃってますが、表紙やタイトルから甘くて可愛いお話を想像すると、結構キツくてしんどい内容でダメージを受けると思うんですよね。 そもそも小中先生ですが、わりとダークな部分がある作家さんだと思うんですけど。 ラブコメでさえ、ちょくちょく痛い設定をブッ込んでくる。 今回、そんなダー…
fandesu
読み始めてすぐには『狼くんは社長の甘いごちそう。』と同じ世界観なのかな?と思ったんです。人間と半獣が一緒に暮している世界なので。 でも、オメガバースなんですよね。 で、主人公の卯壬は白兎の半獣(ロップイヤーで黒い瞳)なんですけど、養護施設育ちで高校中退、おまけにオメガの為、抑制剤を入手せねばならずとんでもなくブラックな職場でも耐えて働き続けないといけない身の上。働き先の店長に足蹴にされてい…
フランク
表紙のイメージ、タイトル、あらすじなどから隠れオメガと優しいアルファによる甘々モフモフオメガバースものかと思って読んでみたけど、ダークでした……。 というのも、行政も司法も介入できないゆえに「東洋の魔窟」と言われる「禁龍門」いう架空の無法地帯が舞台なんですね。 だから、人を人とも思っていないような輩がうごめいており、かつてそこで行なわれてきた出来事が何ともエグくておぞましい。 そしてそん…
ぷれぱーる
多様な人種と性が存在する中、 世界を統べるのは猿人系の人種〝人間〟 人間・蘭(α)×因幡の白兎・卯壬(Ω) 舞台は、横浜中華街の成れの果て【禁龍門】です。 卯壬が助けて欲しい時に、偶然出会ったのが蘭という男です。 卯壬のような獣人を雇ってくれるところは少ない中、 蘭は卯壬に仕事を紹介してくれるといい、 連れて行かれたのは泣く子も黙る、横浜【禁龍門】。 蘭は《阿楽々木堂》…
小中大豆 北沢きょう
表紙のイメージからギャンギャン言い合う強気×強気なケンカップルっぽいのを想像してたけど、違いました。 アダルドグッズメーカーを舞台とした恋のライバル同士のお話で面白かったです。 主人公の和馬はとてつもないナルシストでありながら、斜め上をゆくポジティブ思考の持ち主=つまりアホの子。 そんなアホの子な和馬視点でお話が続くもんだから、ツッコミどころが多々あってその都度笑っちゃいました。 …
小中大豆 のあ子
ルチ
ネタバレ混ぜた感想だけ。 * 攻めザマァ小説、そしてタイトルの「S社長」ということで私は最初「レイプは当然出てくるだろうな」って思いながら読み始めました。で、中半まで読んだとき「S社長」の「S」は「Super darling」の「S」だったのか?って(笑)私にとっては花澤さんは結構スパダリに近い方だったので、どうやって攻めザマァになるのかなってドキドキしながら読み進めました。 …
小中大豆 二駒レイム
ちるみる
なんだろうこの作者さんの他の作品は好きなんですが(「ないものねだりの王子と騎士」とか) どうもオメガバース+嫁入り(宮中)ものになると相性が悪いのかな 「盗賊王の溺愛花嫁」でも思ったんですが受けがちょっと女々しすぎるというか 女性的な感じが出てきてうーん。うーんBLじゃないうーんって思ってしまいます。 (ちなみに同じ作者さんだと読み終わった後に気づきました) 女性に置き換えても問…
小中大豆 yoshi
渋茶
2017年刊。 オカルトファンタジーかと思っていたのに読み始めから速攻で攻めのインチキだと知ってしまい、期待していた気持ちがちょこっと萎んでしまった。 まぁ表紙やタイトルに惹かれた自己責任ですがね… 話全体は一冊通してテンポ良く読めたし、多少オカルト物をかじっている人ならばニヤリとできて楽しいところもある。 それにこの表紙のコスプレ男こと、コンサルタント会社経営社長で呪禁師を自称する百…
前作『呪禁師百鬼静の誘惑』では「愛するってどういう事か解らないから愛しているとは言えない」なんてことを嘯いていた百鬼に対して「それでも好き」と思っていた鳴海くんにかなり絆されてしまっていた私ですが、いや、今作でも鳴海くん可愛いよ! だらしない百鬼に小言を撒きつつもしっかり世話をしちゃう『おばちゃん気質』のくせに、仕事は出しゃばらずきちんとこなす『出来る奴』。そんでもって、百鬼を助けるためなら自分…