小中大豆さんのレビュー一覧

皇子と偽りの花嫁 ~皇宮オメガバース~ 小説

小中大豆  二駒レイム 

話の流れがうまい!

作家買い

ルビー文庫なので
それほどの文字数がない
そんな中
オメガバース、
中華設定と
説明することは多いはずなのに
それを
いかにもな説明されてる感を抱かさず
状況なりを
すんなり理解できた
しかも随所に伏線まであり
無駄がない文章だなという印象を受けました

攻め、受け共に
賢い者同士の会話が
小気味よく
それが切なさも生むんですが
とてもよかった

1

ラプンツェル王子の通い妻 小説

小中大豆  麻々原絵里依 

バランスが良い

小中作品の中でもバランスがすごく良い作品ではないかと思います。スパダリっぽいけどダメ人間の攻めと健気な受け。受け目線で語られていてせつない。攻めざまあの展開以降では、やり直せない受けの気持ちも丁寧に書かれていて、説得力があります。別れた後の攻めの落ち方もなかなかすごい。そして、よりを戻した二人の描写が良かった。
似たような作品がありますが、これが一番展開が自然に感じられました。
何度でも読んで…

2

異世界しあわせ恋食堂 小説

小中大豆  鈴倉温 

ほのぼの100%保証

「無愛想な領主×転移者の料理人+ちびっこ。ほのぼの異世界レストランラブ!」とあるけど、まさにそのまんまです。
異世界に店ごと飛ばされちゃった料理人の受けと、おチビちゃん達との交流がほほましく穏やかな気持ちで読めました。
小中さんはたま〜にほのぼの系かと思いきや、ダークな闇が見え隠れして涙目になることもあるんだけど、そういうのもなし。

ちなみに「無愛想」といっても、傲慢とか俺様ゆえの無愛想…

9

異世界しあわせ恋食堂 小説

小中大豆  鈴倉温 

オムライスきます

先生買い。ルビーさんらしいお話になっていて、攻め受けとも今一つ刺さってこなかったので、中立にしました。もうちょっとなんかスパイス効いてる方が好きなんです、先生ごめんなさい。本編250P弱+あとがき。各種美味しそうな食べ物が出てきます、夜読みは少し危険かも。私はオムライス大好きなため、悶えました。

憧れていた先輩と店を開く準備をしていたものの、実は騙されていたと分かり、その先輩とは連絡が取れな…

6

異世界しあわせ恋食堂 小説

小中大豆  鈴倉温 

優しくって、甘くって、心がほっこりします

作家買い。
小中さんてファンタジーものを多く書かれる作家さまのイメージが個人的に強いのですが、今作品もそのイメージを損なことのないファンタジーもの。ちょっぴり切なくって、でも心が温かくなる、小中先生らしい1冊でした。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください。





主人公は料理人の留依。
実家がレストランを営んでいたこともあり、ごく当たり前のように彼もまた料理人になった。や…

14

夜啼鶯は愛を紡ぐ 小説

小中大豆  yoco 

美しくも切ない

小中先生はシリアスなお話も上手いですねー
攻めと受け両方に苛つきながら、あっという間にストーリーの中に引き込まれました。

エリアスは、ある意味正直な男だったかなと思います。
初めから最低な男でよければ恋人になろうと持ちかけていたし、実際その通りの男だったわけだけど。

むしろ思っていたのと違ったのは、リンの方でしたね。
恋愛にどっぷり浸かり、恋人中心に生活や仕事が回っていくタイプ。…

3

魔術師は野獣な貴公子に溺れる 小説

小中大豆  榊空也 

うーん 悩んだけど

表紙のシヴァ犬 笑 と高評価につられて購入

割と薄めなのでサクッと短時間で読み終えられます。

なのですが、再読したいと思うか?と、問われるとイヤイヤ別に。と、思うわけです。

なんか攻めの貞操観念に信頼がおけない。それなのに、両想いになってすぐにヤるのかよ?
相手の好意につけ込んで性欲と承認欲求を満たしてきた今までと何が違うの?

攻めはもう少し自分自身を見つめ直してからにし…

4

異世界でエルフと子育てしています 小説

小中大豆  芦原モカ 

小中先生流異世界トリップもの

こちらの作品、評価が分かれるだろうなと思います。
タイトルとカバーイラストの柔らかい雰囲気とは異なる、やや血生臭かったり、ダークな部分もある作品でした。タイトルとのギャップがすごい。

あらすじを見ると、異世界に飛ばされた青年が親切なエルフに保護され、孤児たちを育てながら溺愛される。そんなお話に思えるのではないかな。
あちこちのシーンを切り取るとそういうお話にもなるのかなと思いつつ…
し…

8

異世界でエルフと子育てしています 小説

小中大豆  芦原モカ 

ほのぼの系⁉︎

タイトルでほのぼの系を想像してたらギャップが大きくてびっくり(@_@;)ダークな描写や話の展開に驚いたけど、そこがあったから幸せが際立ったように思う。メインのライト(光明)がしんどい思いしてるのがとにかく可哀想で。それでも撚ずに頑張るライトが元ヤンというギャップもあって可哀想で。グウィンに助けられ、少しずつ距離を縮め、危機を乗り越えた先で結ばれる2人に感動。子供達やスルイドにポルフォル、一緒に暮ら…

3

魔術師は野獣な貴公子に溺れる 小説

小中大豆  榊空也 

ストレスフリーで楽しい一冊。

依頼主にだまされて(半分は真実なんだけど)自分の作った魔術で、片思いしてる親友ミケーレを犬にしちゃったネロと、子牛サイズの犬になってしまったミケーレとの同居生活。
一番ツボったのは「シヴァ犬」(笑)
小中先生のネーミングセンスに平伏です。

それにしてもミケーレの清々しいまでのヤリチンっぷりときたら……!
ひどすぎて思わず笑ってしまうレベル。
人類皆、兄弟姉妹を目指してるのか?みたいな…

3
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