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小中大豆 石田惠美
てんてん
ネタバレ
今回は紅玉国の第四王子と蒼玉国の末王子のお話です。 「白き神子」として攻様に嫁いだ受様が幸せを見出すまで。 受様の生国である蒼玉国は「石の民」と呼ばれる 同一民族が居住する四国で最古の歴史を持つ国です。 石の民は黒い神と朝黒い肌が特徴ですが 稀に銀髪碧眼の生まれる子供は「白き神子」として 宗教祭祀を司るようになります。 やがて各国の王族達は宗教と権力の結びつけ 神…
小中大豆 麻々原絵里依
えすむら
小中先生2作目の読者です。 ”さよなら、運命の人”が好きだったので、本サイトで高評価だった本作にたどり着いたのですが、期待値以上に好きな内容でした。 可憐な外見とは裏腹なオカン系受が、一目惚れからアプローチし居止めた画家の攻様に振り回された挙句に鬱屈した気持ちが爆発して”攻めザマァ”に至るという展開です。前半は、自分の気持ちを押し殺し、言うべきことも言えずに病んでしまう受の態度にちょっとイ…
茶々丸53
ヴィハーンと側近によるシャウーリャの陰口から始まった結婚。シャウーリャの素顔を見て言動が変わっても、シャウーリャにとっては信用できないし、嫁ぎ先に慣れず不安が増す一方で気の毒だった。2人で旅行に出て距離が縮まるも、ヴィハーンの男性との恋愛は無理発言が効いてシャウーリャが気持ちを抑えて困惑する様は切ない。ヴィハーンの元恋人の登場で、やっと気持ちを伝える事ができて結果オーライ。ヴィハーンの自業自得で遠…
あーちゃん2016
本編では「めちゃ惚れてるやん」と思いつつ「溺愛」ってのをストレートに感じなかったのですが、こっちの小冊子では遠慮なく溺愛してるで!と思ったので萌2よりの萌にしました。本編好きそうだなと思う方、これおすすめしたいです。 お話は本編後日談で、攻め視点。 晩さん会でようやく公の場で素顔を見せたシャウーリャ。その美しさに皆さん啞然。(攻めが金にあかせて、シャウーリャの美しさを際立たせる衣装を仕立て…
先生買い。カラー口絵にある褐色男子の腹筋に腰砕けたのですが、攻め受けともそんなにキャラに入れ込めなかったので萌にしました。本編230P弱+あとがき。 長年文を通して幼いころからの婚約者と交流していた銀髪碧眼の「白き神子」シャウーリャ。婚約者が亡くなったため、婚約者の兄、第四王子のヴィハーンに嫁いだのですが、嫁いだその日に「男と同衾などぞっとする」とヴィハーンが言うのを聞き・・と続きます。 …
165
初めの1/4くらいはなかなか読むのが進まなくて…。 全部受けのシャウーリャ視点なのですが、生い立ちも身の振り方も全て決められて意志も持てず。 決められて隣国の第四王子ヴィハーンの元へ輿入れするも、お互いのコミュニケーション不足もあり…。 しかも全く望まれてなくて、宗教的にも男嫁にも嫌悪されており…。 途中まではヴィハーンが好きになれませんでしたが、だんだんシャウーリャを尊重してくれ…
ポッチ
作家買い。 石田さんが挿絵を担当されていますが、石田さんてなんて言うんですかね。非常にエロティックというか淫猥なというか(もちろん良い意味で、ですよ!)空気感が漂う絵師さまで、タイトルに「溺愛」、「無垢」とついていることもあって小中作品にしてはエロ度が高めなのかな?と思いつつ手に取りました。 ネタバレ含んでいます。ご注意ください。 4つの国が隣接している大地が舞台…
小中大豆 yoco
20世紀初頭のパリの雰囲気が味わえるオメガバです。 勝手にオメガバ=近未来が舞台!と決め込んでたので、なるほど、こういう設定や展開もありなのか~と新鮮でした。第二の性ありきではなくて、関係性のなかに生まれる事実ありきな”運命の番”という設定がとても情緒的で好きです。 えげつないほどすれ違いまくる2人に萌えました。初・小中先生だったのですが、読みやすくて美しい文章で完全に世界観にハマれました…
下竹
小説普段読まないのですがyocoさんの絵だと購買意欲が爆上がりするので 最近小説を買い始めました。 この作者の方文章が読みやすく普段小説読まない自分でも 2〜3時間くらいですらっと読めてしまうくらい読みやすかったです。 すれ違いが大好きなんで200ページほどはず〜〜とすれ違ってて 個人的にはすごく楽しめました。 オメガバであっても”妻”とかがちょっとオメガをあまりに女性的に…
atyanmama
受けが不憫すぎた後の成就というのはカタルシスを起こしやすいとは思う ですが今回のそれを帳尻を合わせるほどの多幸感スッキリ感が起きず カタルシスにたどり着けなかった というのが正直な感想です 第二次世界大戦の以前のドイツの貴族の子弟2人の話 幼い頃に出会ってから互いに思い合っていると感じていたのに お邪魔虫にものすごくこれでもかってくらい邪魔されまくって引き裂かれ別れ別れになって…