小中大豆さんのレビュー一覧

行き倒れの黒狼拾いました 小説

小中大豆  麻々原絵里依 

序盤がクライマックス

 年下誘惑受けによる筆下ろし堪んないです。
 飯の美味さや過去の話にボロボロ涙こぼしたり、淫靡な手つきでそっと触るだけで顔真っ赤にするクロ(攻め)の初々しさに、きゅんきゅんときめきまくり、愛おしさを感じる夢路(受け)が最高。
 そして獣人の醍醐味である、耳と尻尾で感情丸わかりが可愛い。

 ただ中盤から後半の初めにかけて、帝国の皇帝にうちの店の商品を選んでもらおう! みたいな戦略話になって…

1

魔法使いが年下狼を育てたら 小説

小中大豆  みろくことこ 

世話焼きな魔術師見習いに育ちました。

とっても萌えを頂けたお話で大好きです。


受け様は、森の中で1人、隠遁生活を送ってる魔術師のオジェ。
ある日、大火傷をおった竜神族の子供を助け、記憶をなくしたその子にヴァリと名付け、面倒を見ることに。
生意気な小便小僧だったのが、気付けば生意気で世話焼きな攻め様へと育ち«٩(*´ ꒳ `*)۶»

とにかくオジェがとてもキュート。
ズボラで自分の事には無頓着。
慌てるとウゴウゴ…

2

気難しい王子に捧げる寓話 小説

小中大豆  笠井あゆみ 

面白くて一気読み!

読み始めは攻めのオズワルドも受けのエセルも性格悪くてどうなることかと思いましたが、受けのエセルが鏡で真実を知ることにより心を入れ替えてからは面白くなっていきました。

真実を知ったセシルはそれまでラブラブだと思っていたオズワルドの本心を知ってしまい、どんどんすれ違っていく様子が切なくてそれでいてオズワルドの野心溢れる心理描写にゾクゾクしました。

また派閥争いや嫉妬で足の引っ張り合いをした…

2

行き倒れの黒狼拾いました 小説

小中大豆  麻々原絵里依 

歳下ワンコと歳上美人の時代物ファンタジー

着物や褌の登場する時代物で、狼獣人が登場しちゃうファンタジーです。でもしっちゃかめっちゃかにならない、明るく楽しいお話でした。

攻は異国から来た狼獣人。食い逃げとしてトラブルになっていたところを受の大店の長男に助けられ、衣食住を与えられて変わっていく…。

今で言う百貨店のような大店で働く2人の話はわくわくと楽しい!
恋愛面でも攻のクロを助けて沢山与えていく受の夢路が、どこか不安を抱え…

0

悪役令息ですが魔王の標的になりました 小説

小中大豆  みずかねりょう 

美貌の悪役令息、実は不憫受だった

BLゲームの悪役(ネコ)の体に、入っていた「お兄ちゃん」
ジョシュアは、悪役キャラの設定だけど、実は不憫な虐められ役。
クソゲーで、どのコースを選んでも、悲愴な最後を遂げるジョシュア。

ネコのジョシュアの体に、ガチムチのタチの「お兄ちゃん」が入り、
タチのムキムキ「お兄ちゃん」の体に、ネコのいじめられっ子、ジョシュアが入る。

主人公は、妹の就職祝いに腐女子が喜ぶBLゲームを徹夜で…

0

気難しい王子に捧げる寓話 小説

小中大豆  笠井あゆみ 

楽しかったー(^o^)

読んでいる時間がとても楽しかった。
よくあるファンタジーの、魔法も特殊能力もモンスターや妖精や物言う獣などはでてきません。ひとつだけ、過去から未来までを見せてくれる鏡に出くわすだけ。
それについても誰が、どうして、の追求は極さらりとしたもので、読後に自由に想像出来るこの余韻が、とても良い時間。すてきな「寓話」・・・
主人公の改心、相手方の改心、それぞれに共感できるし、その他の登場人物、話の内…

1

王さまのがっこう 小説

小中大豆  カワイチハル 

可愛い可愛い可愛い♡

学生時代、親友でライバルで恋情を抱いていた静嵐に、人生を賭けた最後の試合で勝ちを譲られた思雨。その後を疎遠になった2人が、龍族の公子の家庭教師として学校にあがり、再会して‥というお話。

思雨にとって最後の試合での静嵐の態度が、苦い記憶になったのは当然。それだけ思雨は必死だったから。再会しても目も合わせない静嵐の態度には腹が立った。
けど、静嵐の心情も推察できたので微笑ましくもあったかな。…

5

王さまのがっこう 小説

小中大豆  カワイチハル 

家庭教師さんの恋(*´˘`*)♡

中華風ファンタジー。
大好きなカワイチハル先生のイラストだしで楽しみ倍増でした(*´ ꒳ `*)

龍族や人族、他の獣人族が住んでいる世界。
トップは龍族で、龍族の子供には人族の家庭教師がつくのが習わしで。
読んでいて、家庭教師というより春日局みたいな乳母みたいだなって思いました。
それぞれの特性や関係等の世界観を理解するのに、何度か読み返しつつ、楽しく読ませて頂きました( ^ω^)

5

王さまのがっこう 小説

小中大豆  カワイチハル 

おまけ程度のラブ

 二人のBLがメインじゃない……。
 自分たちが教育担当してる龍の子供たちと、通っている龍士学校での事件がメイン。なので誰でも読めます。地雷要素が無いに等しい。
 最後の方に、「あっやべ! 主役ふたりの恋愛忘れてた!」みたいな感じでおまけエッチがあるくらい恋愛要素が薄かった。

2

王さまのがっこう 小説

小中大豆  カワイチハル 

人族家庭教師の育児日記

「王さまのがっこう」・・何故このタイトルにしたのかなー、と思いながら読了。

龍族の卵を孵化させて、育児と教育を受け持つ家庭教師は人族の仕事。
龍の仙気を錬成して、使いこなせない龍は、気の暴走で早死にしてしまうので、上手く調整と教育が出来る人族が雇われていた。
名誉ある家庭教師役を得る為に切磋琢磨する人族。

家庭教師は、龍族の子弟が通う全寮制の教育機関にも同行する。
龍族の学園の校…

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