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4/7(合計:65件)
柳沢ゆきお
しろたん9610
ネタバレ
なんとも複雑な気持ちになる短編集だった。 表題作とその後のふたりを描いた 「猫、35歳」は、叔父×甥という私の大好きなカップリング。 まるで猫のようになってしまった甥を引き取った叔父さん。ファンタジーというか、狐憑きのようなものを想像したのだが、実は甥っ子は叔父に想いを寄せていて、こうでもしなきゃ叔父さんは手に入らなかった、とのたまうなかなかの策士。ガッツリ絡みのシーンがあるので、近親もの無理…
fiona0109
初読み作家さんです。 絵柄も作風も好きでした。 全部で6つの短編が収録されていますが、『プリーズタッチヒアトゥオープン』と『四次元ラバーズ』はリンクしています。 ほのぼのとしたお話からシリアスな作品、ファンタジーなものまであって、色々な設定や雰囲気の作品が楽しめました。 一番好きだったのは表題作で、ちょっと不思議なファンタジーなのですが、受け様が幼い子供みたいで可愛かったです。 ほの…
みみみ。
エッジコミックス自体がそもそも私の中で「お気に入りのカフェで気取って読みたいBLレーベル」的な位置付けのレーベルなので、エッジコミックスさん分かってるじゃん!(上から目線ごめんw)と嬉しくなるような、ここのレーベルの雰囲気によく合ったとてもステキな記念本でした。 作家陣もレーベルファンにはたまらない豪華さで、こうなふうに一堂に会すること次またあるのかな?!なんて思っちゃいます。 これは永久保存…
snowblack
OPERA Cafe(コラボカフェ、2018春)記念本。 A5版、156ページ、 ZAKKさんの裏表紙まで続くスタイリッシュなイラストの表紙 真ん中のタイトルの赤い四角はつやのある印刷、という非常にオシャレな作り。 なかなか後日談や番外編を描かれない作家さん達も勢揃い、という 嬉しい1冊です。 最初はOPERAの看板と言えば君たちだよね、という「同級生」の二人から (エピソー…
フランク
もっと薄いものを想像してたら、厚さは12mmもあって、これは小冊子というよりも立派な単行本! ZAKKさんによる表紙がこれまたオシャレ!いかにもBLって感じではないし、中身もエロ度が限りなく低い。(日野さん作品でアナルプラグ挿入したままカフェに来て…という描写があるくらい) 99%電子派なんですが、これなら所持してても家人にバレなさそうだと購入しました。 コミックス既読のものについて掲載…
マミィ。
皆さんレビューされているように好き嫌いが分かれる作品だと思います。私は残念ながら、趣味じゃないよりの中立です。でも、神評価の方が沢山いて、好みって人それぞれなんだなと感じます。 そんな私が唯一面白かったと感じたのが表題作の『猫、22歳』『猫、35歳』でした。 同じカップルの22歳の時と35歳の時のお話です。ともにえっ?!と驚かされる事があり、35歳の話は果たして最後は35歳なのか…。驚き系…
ふばば
この作者様の作品は初読みです。 短編集ですが、それぞれが特異な世界を持ったユニークな物語達だと感じました。 「猫、22歳」 突如「猫」になってしまった甥を押し付けられたポルノ小説家、昇平。 「猫」は本当に「これはどういう病気だろう?」と思うくらい。 「発情期」が来た猫と突発的に寝る昇平だが、その翌日……え〜っ… 「猫、35歳」 絵が違う事に驚く。でもこれすらわざとかも。?? …
面白い! でもレビューしにくい作品。 読む人やタイミングによって解釈がガラリと変わりそうだから。 「皿の上の明くる日」なんかは特にどう読んだらいいのか迷います。 でも面白い! 面白いというかテーマが深い。 萌え目当てに軽く読むのもあり、じっくり深く考え込むのもありな1冊だと思います。 「猫、22歳」「猫、35歳」 叔父×甥。 猫になった甥をポルノ小説家の叔父が引き取る話。 …
葡萄瓜
この方の商業単行本も、これで4冊目となりました。 短編集→長編→連作集、そして今般の中編集+αと言う変遷が ある訳ですが、ここへ来てデビュー単行本で魅せた様な えぐみをサラッと持ち出してくるとは、と驚いています。 でもそれを旨味と感じ取ってしまうのは、長編と連作集で 会得したであろう部分と熟成の為せる業なのやも知れません。 そして、手法の取り込み方にもまだまだ余念がない様で。 江…
ヤマヒロ
一癖も二癖もある短編集です。日常の中に毒をはらんでいるといった感じ。「真っ当ではない。けれど、まごうことなき愛の短編集」となってますが、本当にその通りなんですね。ごくごく一般的な愛の形では無いのだけど、確かに愛なのです。読み終えた後は、泣きたいような切ないような。自分の気持ちを上手く整理出来ない程衝撃を受けました。 そして、帯に「*死ネタ注意」とありますが、直接的なものではありません。しかし「あ…