柳沢ゆきおさんのレビュー一覧

僕が君を殺すまで (上) コミック

柳沢ゆきお 

事件もの

BLサスペンスという大好物ジャンル、しかもシリアスなストーリーに定評のある先生とあって注目していた作品です。
でもタイトルが重いのでしばらく積ん読してました。。
ようやく決心して読んでみると、そこまで重くなくて大丈夫だった。もっと早く読んでいればよかった。このレーベルにしては各話HではなくむしろHないんですが、お話が面白いので全然良かったです。

サスペンスが大好物なのでちょっと甘めの評価…

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銀次と桃田(シルバーとピンク) コミック

柳沢ゆきお 

異文化コミュニケーション

単純にBたちがLして萌えるっていう作品じゃないです。
私が好きな”多様性”のかたちが表現されているようにみえて、とてもいいな~と、いろんな人に読まれてほしいな~という意味で推したいです。(とはいえ、タイトル!!そのまま攻め受けとして、期待しちゃってていいかしら?)

定年退職した銀次、これからは老後をゆっくり…って思ってた矢先、妻が突然死してしまい、生活能力ゼロなお父さんを心配した娘(既婚)…

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僕が君を殺すまで (下) コミック

柳沢ゆきお 

正解のない問題

雑誌で飛び飛びで読んでいたので余計に読むのを避けていた本をふと今なら読めると思って読みました
内臓が圧迫される様な気がしましたが最後まで読めてよかったと思います

愛は一瞬で細胞から人を変えることがあると思います
だからこそ刹那で永遠なのだと思わずにはいられない

昨今のリアリティショーは興味ないので見ていないのですがジムキャリーの映画トゥルーマンショーを思い出しました
世界観はあれ…

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銀次と桃田(シルバーとピンク) コミック

柳沢ゆきお 

哀愁 老後を扱う人生ドラマ ちょっとコメディ

コメディタッチで描く「人生ドラマ」は、柳沢先生の得意なジャンル。
面白いけれど、笑い泣きしたくなるような哀愁を感じる。
誰でも成長=老化していくし、いつかは死が訪れる。

一生懸命働いて退職、明日から早起きしなくてもいいわね・・と笑って話しかける妻は、退職した翌日、天に召されてしまう。

汚部屋化した家を子供達が来て、片づけていく。
二人の実子の他に一人混ざる桃田(53)との関わりが…

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僕が君を殺すまで (下) コミック

柳沢ゆきお 

死と日常の狭間に芽生えた『愛』

ちるライブで、アンリさんが白米さんにオススメしていたのを見て、面白そう!と思い、すぐに購入しました!

ストーリーの構成に捻りがあったり、BLとしてのクセがわりと強めであったり、100点満点のハッピーエンドではないお話を読みたい人には超絶オススメしたいです。

絵は、かなり青年誌っぽい感じで、なんならストーリーも刑事事件を扱う青年漫画のような雰囲気……ただ、その中にしっっっかりBL=愛は存…

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僕が君を殺すまで (下) コミック

柳沢ゆきお 

苦しくて、美しい

どんな結末になるのか予想できないお話ではあったけれど、こんなに重いラストになるなんて…。
"傍観者"としてはとても悲しくて苦しくて、力を持たないものは真実を伝えることすら出来ないのかと憤りも感じました。

でも。織田はどうだったのだろうか?
最期まで抗わず諦めではなくそれを受け入れた。
そんな彼の気持ちを考えるとこの作品の見方も変わってくるのだろうなと思いました。

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僕が君を殺すまで (上) コミック

柳沢ゆきお 

斬新

死刑制度が「人を故意に殺したら必ず死刑」というように改変された世界でのお話。
"一殺一死"だなんて上手いこと言うなぁ、と軽い気持ちで読み進めたものの、重たい展開にちょっと苦しくなった上巻でした。

被害者と同じように殺される再現執行だったり、24時間生放送で死刑囚の生活を中継していたり。
現実味のない設定に戸惑いつつ、水谷(渡瀬)と織田のやり取りは先が読めずドキドキする…

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僕が君を殺すまで (下) コミック

柳沢ゆきお 

読み終わった後の喪失感が凄い

読み終わった後の喪失感とてつもないです。

ふらっと立ち寄った本屋で何気なく買った2冊がとてつもなさ過ぎて、ほんとに……大事にします、、、この本……

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僕が君を殺すまで (下) コミック

柳沢ゆきお 

評価のしように困る。
トータルの作品としての完成度は高く
「作品」としては素晴らしいと思うのだが
どうしても心がついていけないのである

なぜなら救いがなさすぎるから(´;ω;`)
鬼畜も暴力もなんでも個人的にはアリなのよ
ショタでも老人でも複数でもグロでもなんでもありなんだけど
死ネタだけはしばらく立ち直れないんだよ・・・・
だって失ってしまったら何ものこらない・・

まる…

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僕が君を殺すまで (上) コミック

柳沢ゆきお 

あまりに酷い犯罪をみたときに
「同じ方法で殺してやればいいのに」なんて思うことがありますが
現実になったら~なお話がございました。
1人殺したら同じ設定で同じように殺される
そんな死刑方式が現実に採用され、24時間監視の上
全国民にライブ放送されるという人権無視なトンデモ設定。

刑事の主人公は背格好が似ているからという理由で
一人の死刑囚の執行人に指名される
殺された相手の顔に…

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