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20/36(合計:352件)
榎田尤利 湖水きよ
弥七
シリーズ全編、比較的間を空けずに読んだので文句なしに楽しめました。 やっぱり面白いよねーさすがだよねーと、ストーリー展開、それぞれの視点が変わってどちらの心情もわかる読みやすさ、嗅覚を伴うエロと、いろんな知らない知識を詰め込まれてて、安心して楽しめました。私は攻め視点のエロが好きなので、その点でもよかったです。 量産する作家さんは、どうしてもいっぱい読みすぎて一定数読むと飽きてしまって離…
雀影
ネタバレ
前作の内容の記憶がだいぶ薄れていたので、いきなりの緊迫シーンにドキドキ。 もし、前作まででばらまかれていた諸々の伏線やらフラグやらの記憶が曖昧でしたら、最初からとは言わない、せめて前の巻から一気読みをオススメ。 完全な続き物として最初から通して読んだらさぞやおもしろかろうと思います。 その、続き物の最終巻、大団円なので、いろいろな、謎や事件が解決、収束するのはもちろん、二人の関係にも、ちゃん…
湖水きよ
M+M
1回読み終わった後に、もう一度表紙を開いて挿し絵(攻め二人)を見た途端に出た言葉は「あ、ろくでなし2人!」でした(笑) 表題作の「カラダめあてで悪いか」「夜は降る」の、中篇2本立てです。 「カラダ」は高校生同士、「夜は降る」は年の差カップルなのですが、攻めに同じような空気を感じました。自己完結型というのかな。それに対して受けはどちらも健気でした。可愛い。そして女装やズボンから脱ぐとか何…
ピピン
この本は、まんま3冊目の続きでした。そして、3冊目の詳細を忘れていた私は大いに戸惑いました。 「え~と、○○○ちゃんって誰だっけ? ××さんって誰だっけ?」 おもしろい、すごくおもしろいんだけど。読み進んでも疑問は消えず、前巻に張られた伏線も思い出せないまま、1回目読了。 だめだ、こりゃ、3冊目を読まないとわけがわからないや。 私は、このシリーズは、1冊ごと事件が解決するシリーズと思ってい…
桃すもも
nez[ネ] 4作目にして、最終巻です。 千里ちゃん(受)と鷹目(攻)のお互いを思う気持ちがこの最終巻で成就します(^^) 1作目から千里ちゃんの過去にまとわりついていた謎の人物4作目で明からになります。 鷹目は千里ちゃんを巡り、その謎の人物と戦います… その謎の人物が千里ちゃんに対する歪んだ想い… 千代子ママも言っていた「歪んだものを愛とは言ってはだめ…」 そうですよね、愛で…
やまいも
榎田尤利さんの作品は、五感のすべてから得られる感覚が象徴的に表現されているように感じます。 視覚、聴覚、触覚、味覚、そして嗅覚。 nezの最終巻で、それぞれ感覚が物語の核として書かれた印象的な場面が多々ありました。 ・『視覚』…山の中で視界もコンディションも最悪で限界が近い中、千里と鷹目がそれぞれの姿を捉え、視覚に捉えた途端に気持ちが溢れる場面。 ・『聴覚』…鷹目が耳を失い、聴覚が一時…
たまきち
榎田先生の作品は主人公もさることながら、周辺の人たちのキャラがすごくイイ! やり取りや会話が、思わず声を立てて笑ってしまう場面もしばしばw で、千里ちゃんのお父さん・・・ 本当に異常過ぎて憎くもあったのですが、反面、彼のバックボーンを思うと哀れでもあって・・・ 彼のその後が気になります。 面白いキャラもあり、チリちゃんの父のようなキャラもあり、秀逸だなぁ。 だから物語に引き込ま…
Hinana
大好きなシリーズの最終巻。 さすが榎田先生!という素晴らしい文章力で、最後まで一気に読ませてもらいました。 ネタバレの部分は、想定の範囲内で、なんとなく釈然としない部分もあったのですが、やっと思いが通じあった攻めと受けの攻防がとにかく最高!!! 匂いを絡めた表現もエロいし、お互いしかいないって感覚にキュンキュンします。 完全な解決ではなく、含みがある部分は残しつつ、攻めが一緒なら受けはこれ…
さかもてぃー
いや~最後の最後であっまあまでした!!! 鷹目は頭でっかちすぎてマジワロタwwww どんな愛の告白だよおい!笑笑 BLを読み続けてきて結構たちますが、これくらい回りくどいのは初めてよ!ww 素直になってバカバカバカデレくらいの割合だったチリがデレデレデレデレばかくらいになったあたりがもう可愛い!! そら鷹目も頑張るわ!色々! ほんとーに読んでない人は読んでみて下さい!…
瑠槃
ものすごく面白かった。寝るのを惜しんで一気読みをする作品なんて久しぶりです。あまりの面白さに黙っていられず初レビューです。 さすが榎田先生ですね。物語も文章も段違いに上手いです。エロいシーンがなければ、普通の小説としても通りそうです。 私的にはこのシリーズが一番好きかもしれません。 よく比べられている交渉人シリーズ、もちろんあれはあれでおもしろいのですが、私には甘さとキュンが少なすぎて物足り…