湖水きよさんのレビュー一覧

出会わなければよかったの コミック

湖水きよ 

メガネキャラでも良かったよ!

表題作全4話と描き下ろし番外編、関連のないカップルの短編の3作品が収録されています。ちょっとですが腐女子が登場しますので、苦手な方はご注意ください。

「出会わなければよかったの」「海は意外と遠くない」
子供の頃、海に行く約束をしたけれど果たせず引越しで別れてから数年。高校で再会した二人。相変わらず反応の鈍い譲(受け)に、虎太郎(攻め)は声をかけて…。

譲のお兄ちゃんが癖のあるキャラで…

1

nez[ネ] 小説

榎田尤利  湖水きよ 

ものすごく面白かった

有名作ながら長らく積ん読でしたが、何気なく手にしたらのっけからいきなりはまった。一気読みでした。

思えば、私はこの対等、対決する二人、でもどうしようもなく惹かれるという設定がとてつもなく好みなんですね。
こちらの二人も、登場時から強烈に印象づけられるような180度逆のキャラクター。理知的で有能だが人付きあいの苦手な鷹目、一方、だらしないの極みだが嗅覚に特殊な能力を持つ千里。
そんな二人は…

9

愛しのいばら姫 小説

凪良ゆう  湖水きよ 

過ごした夜の分だけためたカメリア

ああ、これはスピンオフですが、本編よりも好きです。
本編だけだと裏がないけれど思った事は全部云っちゃう我儘放題の子でしたが、これを読んだら愛おしくてたまりません。
ちょっと幼なじみの女子が鬱陶しいのと、彼女に関するミスリード狙いが見え見えだったのは残念ですが、概ねよかったです。(ああ、でも女子はこういう人多いかも。特に紅一点系)
傷つかないから一人がいいという子は、大抵「かまって欲しい」とい…

6

365+1 小説

凪良ゆう  湖水きよ 

遠恋のお話

凪良さん、矢張り好きです(しみじみ)
内容は系統的には「恋愛前夜」ですが、あれほどつらくなかった。あれは大好きですが、本当に辛い。私はずっとどん底な「天涯行き」よりも、「恋愛前夜」がつらかったです。
それはさておき、話の筋はありがちですがそれでここまで読ませるのはさすがとしか云いようがないです。好みなあらすじの凪良作品はあらかた読んだかなあ?という感じで、あまり面白くなさそうという印象で読み始…

6

馬鹿で愚図は大嫌い コミック

湖水きよ 

怖い顔のきーちゃんが可愛い。

表紙が苦手で避けていたのですが、前に読んだコミックスの絵は好きだったので購入。
中は綺麗でした。インパクトはあるけど、もう少し抑え気味でも良かったような。
話はちょっとわかりづらかったです。
いや話は明快なのですが、キャラの表情から読み取れないので入り込めない感じでした。春ちゃんが常に不機嫌顔すぎて、もう少し柔らかくてもいいんじゃなかろうか。
メイン二人より、兄のなっちゃんが可愛いなあ。

0

馬鹿で愚図は大嫌い コミック

湖水きよ 

タイトルと表紙にインパクトあり

初見の作家さん。表紙の絵が若干苦手でしたが中身は綺麗な絵でした。随所に素敵な台詞がありタイトルの意味も良いです。

元からの怖がりか、本人は意固地と言いますが、お兄ちゃんも言う所謂、コミュ障な主人公です。思い込みが激しい。才能に恵まれ兄ちゃん蒼くんがいたから、蒼くん以外に深く悩んだり考える事がなかったのでしょうか?蒼くんが中心の世界です。そこまで好きなのは何故…子ども心から続くゆえ?他の誰にも…

1

愛しのいばら姫 小説

凪良ゆう  湖水きよ 

好きになるってこと

365+1のスピンオフ作品として書かれたもののようですが、前作を読んでいなくても問題はないと思います!
読んだほうがスパイスが、かかってもっとこの本の旨みを、引き出してくれると思うところもあります!

本編ですが、アパレル業界の話ということで、とてもリアルで、面白かったです。大前提にBL小説というところもありますが、普通に業界の話としても、とても面白くて、前向きになれる作品でした。自分に価値…

3

愛しのいばら姫 小説

凪良ゆう  湖水きよ 

きみに捧げるカメリア

凪良ゆうさんは、描かれる文体がとてもしっかりしているので
安心して読むことのできる作家さんのお一人です。
物語やキャラクターの設定と、表現の仕方等から
作品によっては、好みのものとそうでないものに分かれますが、
今作は個人的に見事、ハートを鷲掴みにされました。

この作品の一番の魅力は、何と言っても
メインCPのキャラクターにあるように思います。
自分のことをモデルという商品として…

7

nez[ネ] 小説

榎田尤利  湖水きよ 

設定が大好物だらけ

サスペンス有り、ゲイ攻め、ノンケ受け、ケンカップルという、
私の好物が沢山詰まった作品でした!
ごちそうさまです。

榎田先生の作品に出てくるキャラクターはいつも、脇役を含めて魅力的ですが、この作品もそうでした。
主役のふたりの格好良さは言うまでもないですが、ふたりの上司の阿莉さんやキャバレーのおねえさん達等、ふたりを取り巻くキャラクターが良い味を出していました。

メインとなる事件…

2

舌先の魔法 小説

火崎勇  湖水きよ 

働く大人達の初恋

表題作と続編SSが収録されています。仕事第一で、恋愛は身体のつきあいオンリーだった小笠原(攻め)と、トラウマから恋愛のできない楓(受け)の話です。

「舌先の魔法」
小笠原の目線で語られます。取材を申し込みながら、甘いものは嫌いな楓に、小笠原は腹を立てながらも楓が「食べたい」と思うようなチョコを作ろうと思い…。楓の妹・桜が実は男前だったのが予想外で良かったです。

「セイム・スイート」

3
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