松雪奈々さんのレビュー一覧

ウサギの王国 小説

松雪奈々  元ハルヒラ 

健気な執着攻め!

とってもおもしろかったです。
コメディですが、家族とのことなど考えると切ない場面もありました。

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ウサギの王国 小説

松雪奈々  元ハルヒラ 

すれ違いが長すぎる気が

大好きな作品で何度も読み返してますがレビューがまだだったのと、ここ数ヶ月気力がわかずBLをちゃんと読めなくなってたので、大好きなこのお話なら楽しめるかな?と再読してみました。

相変わらず稲葉と島のウサ耳の人々とのかみあわなさ、人々のトンチンカンぶりに笑えます。
そして真面目で紳士なウサ耳の王隆俊にこちらもキュンときます。意外と嫉妬深くて独占欲が強くて、それを知らぬは当の稲葉のみと。

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なんか、淫魔が恋しちゃったんですけど 小説

松雪奈々  高城たくみ 

淫魔が恋して人になる

『姐さんで教えてもらったトンチキ』第三弾(第2シーズンですが)です。
『憑かれちゃったんです』と『見えちゃってるんです』は既読だったのですけれど、この巻だけは読んでおりませんでした。評価はこの巻だけのものです。

私が「松雪さん、凄いなぁ……(唖然)」となるのは、設定のぶっ飛んでいる処なんです。で、その設定が理不尽であればあるほど、個人的には私好みになって行く感じです。
今作では淫魔の三郎…

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たぶん疫病神 小説

松雪奈々  小椋ムク 

恋路を塞ぐ神様がどこか憎めない(´・ω・`)

関連作の淫魔シリーズ?は未読ですが単体でも楽しめました♪

BLっぽさのない表紙とタイトルの出落ち感w
ここから既に読み取れるように疫病神に憑かれて不幸を呼ぶ男になってしまった受けと、
そんな状態とはつゆ知らず、グイグイと距離を縮めてくる真面目で硬派な攻めのお話です。
(ただ不幸力を求めてるだけで意図せず当て馬に収まった疫病神…w)

設定が斜め上をいくシュールさで面白かったです♪

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妖狐とワケあり駆け落ち中!? 小説

松雪奈々  兼守美行 

異文化との接触は、時にかなり笑える

私、松雪さんのコメディは殆ど読んでいる様です(自信が無い書き方なのは今、調べてみた結果だったからです)。多分、松雪さんの書かれる『社会習慣の違いから生まれるギャグ』が好きなんだと思うのですよ。
日常的に「あたりまえ」と思っていることが、根底から崩されると不安になりますよね?
だから文化の違いって、結構不快感に繋がってしまうものだと思うんです。
松雪さんの書くお話では、主人公は得てしてこの『あ…

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ウサギの王国 小説

松雪奈々  元ハルヒラ 

初めトンデモ、次第に切なく

異世界トリップものです。
カメラマンのゲイ男性・稲葉が、仕事で訪れたウサギで有名な大久野島で夜、目の前を横切った一羽の白ウサギに誘われるように獣道に迷い込み、足を滑らせて大きな穴に落ちてしまった、気付いたら今までいた島とは違う景色で、しかも助けに来てくれた人々は体がすごく大きくて、なんとウサギの耳を生やしていた…!
…という設定。
稲葉は慌てながらも頭の中で真面目にノリツッコミしたり、ウサ耳…

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潜入捜査~美しく淫らな男たち~ 小説

松雪奈々  緒田涼歌 

推しカプが。。。

珍しく、推しカプが合わなかった今作。でも面白かったです。

新米の公安刑事、マサと、CIAで日本の事件に絡んで来日したカルロ(イタリア系かな)の恋。
最初から、カルロ(攻め)は、純情なマサをからかい、遊び上手な雰囲気でぐいぐいマサに迫ってくる。仕事でも優秀そうなカルロに、少しでも方を並べたいとがんばるマサ。

一方、マサの上司である新田は、カルロの言を借りればマサに気があるようなのですが…

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ぞっこん ~彼は車に迫られて~ 小説

松雪奈々  兼守美行 

弟よ、お前もか!?

乗り物擬人化攻め・第2弾。
車のフィッツくんにもめでたく運命の人が現れました!!
…といっても前巻でスピンオフの伏線があった通り、お相手は碧の弟・朱里くんだけどね。
2作目ともなるとあらすじも感想も『弟よ、お前もか!?』って一言に尽きるのだが、これだけではあまりにも大雑把すぎるので…

今回の攻め・フィッツは同じ乗り物からヒト化した隼と比べると大人びてスマートな物腰だ。
隼のほうが正直すぎて正体や…

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ぞっこん ~ある日バイクに迫られて~ 小説

松雪奈々  兼守美行 

マシン冥利に尽きる愛情を注がれているね

人外といえば獣や妖怪がほとんどの割合を占めている中に、乗り物の擬人化ここに有り。
ホント、BLってありとあらゆる範囲を抑えていて何でも有りだなとつくづく感心させられる今日この頃。

元の乗り主・碧は雪国に転勤となったので愛車のバイクを手放さざるを得なかったのだが、引っ越し先に現れた初対面のイケメン(*擬人化ほコレ重要!!)は「あなたのバイクだった」と名乗る隼だった。
碧のほうもそんなアンビリーバボ…

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アレがない人の国 小説

松雪奈々  カワイチハル 

友愛っぽい恋でした

電子書籍で読了。挿絵なし、あとがきあり。

異世界トリップものです。
『アレ』があるばかりに王子の嫁として召還されてしまい『アレ」はなくともあっちの方はある王子との子作りを強制されるという理不尽な出だしなのです。王子は素っ気ないし、佳里也くんは怒っているし(まあ、当然ですよね)結構読み進めてもロマンチックの欠片すらない。
「これをどうやったらLOVEに持って行けるのか?」と心配に……(笑)…

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