トジツキハジメさんのレビュー一覧

前略 コミック

トジツキハジメ 

なんとなくタナトス

絵も話も無理でした。
肩幅がやけに広かったり、バランスが変。
心中物だったり、実兄弟だったり、救いようがない話。
表題作はともかく、他の収録作は重いです。
かといって表題作が手放しで評価できるわけでもない。
なんとなく後ろ向きの気分になります。

2

太陽を抱く男 小説

小川いら  トジツキハジメ 

相変わらずな2人

攻・レオ(35)謎の遊び人
受・鹿内有季(19)大学生

「獅子座の男」の続編です。
レオと出会って約1年がたっています。
相変わらず、愛のあるイジメを受けてメロメロです。

レオが身勝手でわがままで強引で傍若無人なのは相変わらずですが、有季は必死にくらいついてます。

正月休みの帰省が2日延びただけで、レオに叱られます。
でも有季も負けずに「ハワイのお土産欲しかったのに」と言…

2

獅子座の男 小説

小川いら  トジツキハジメ 

「俺様」が落される

攻・レオ(34)謎の遊び人
受・鹿内有季(18)大学1年生

のんびりした田舎で生まれ育ち、過保護に育った有季。
東京の大学に進学したはいいが、スピードも学生達の常識もズレきった有季は、都会の生活になじめないで孤独を感じています。

新宿の書店で買い物をした帰りに因縁をつけられた有季。
そこに通りかかった「レオ」が有季を助けた形になります(レオは助けたつもりは全くない)。
その時に…

0

徒然 コミック

トジツキハジメ 

徒然レビュー。

同人誌の作品を含む、11作品収録の短編集。商業誌未発表作品もあります。全体的にイキイキと描いている感じがします。同人誌で全部読めなかった人、必見です。読み応えのある描き下ろしがついていて御得感もあります。

表題作はエロ漫画家・恩田とBL漫画家をしつつ、彼のもとへアシスタントとして通う相良の話。同業者だからこその距離が良い。
付かず離れずの関係を続け五年の月日が経ったある日、恩田への気持ち…

1

前略 コミック

トジツキハジメ 

年下攻めと年下攻めと年下攻め

萌萌萌。(MAX:萌萌萌:めちゃオススメ)
三者三様の年下攻めのバリエーションがあり、進むに従って攻めの病み度も増していくのが特に◎。ストーリーを楽しむより、それぞれのカプの関係性を堪能するタイプの作品達だと思います。面白いというより先に、好き度が先行してしまうマイ好みの本。

「前略」&「草々」&「追伸」
モテ系高校生(17)×地味な郵便局員(27)の、徐行運転の恋。
男子高校生に毎日…

4

初恋の病 コミック

トジツキハジメ 

初恋の病レビュー。

『初恋の病』
事故の後遺症で初恋の相手・萩生が見える幻視症状が出ていた綾瀬。
思いを引きずりながらも医師の勧めにより手術を受けたが、彼が見えなくなった事から郷里が懐かしくなり、故郷に戻った綾瀬が出会ったのは、死んだはずの萩生だった…。

タネ明かしが素敵だったのでネタバレ最小限に語ると「綾瀬が持っている気持ちが病的な萩生への妄執だったから…」って感じのミラクルでした。
じわじわ、静かにだ…

3

不連続世界 コミック

トジツキハジメ 

館主とワンコが可愛いっ!

 短編集です。この一冊、結構好みでした。(個人的に「徒然」とか「前略」より好きかも)

『不連続世界』は、苦手な監禁があったのですが、全然大丈夫でした! 愛しているから監禁する、という理論は大嫌いで、愛してるんだったら相手を尊重しろよっ!と思うのですが、この話は「恋愛なんてそれほど崇高でもない」と分かっている人たちが監禁してされてたからでしょうか。こういう監禁ならいけるんだ、自分……と発見の1…

3

徒然 コミック

トジツキハジメ 

お待ちかねの

トジツキさんの新刊ヽ(゚∀゚)ノやっぱりウマでした。
この雰囲気の持って行き方がすき。
エロがないけどここは許しちゃル。
代表作『徒然』は漫画家さんのお話。
好きな先生の世話を焼いて早6年。この想いは届かなくても。
これまた健気な男の子のお話でしたね。
無精ひげのオッサンのナニが良いのかわからんのですが、この受は可愛かった。
思い切った行動に出た受から、少しずつ微妙に関係が進化してい…

3

徒然 コミック

トジツキハジメ 

いきいきしてる

同人誌再録というだけあって、ストーリーやキャラクターがとても自由でいきいきとかかれてた気がします。
BLかと問われると「?」と疑問符が浮かびますが、トジツキさんならではの味で楽しく読めました。
表題作のラストが心憎い。
よくあるパターンな演出ですが、BLで見たのは初めてのような気がします。

同時収録の短編も匂い文学に近い感覚で楽しませてもらいました。

2

前略 コミック

トジツキハジメ 

ほのぼのしたり、ダークだったり

表題作の「前略」は、ページ数もそんなにないのですがとにかくもどかしく感じました。
攻めの北沢くんがずっとアタックをし続けるも、ずっと断る受けの八角さん。
ラブレターをもらってどうしようどうしよう、と悩んでいる八角さんがすごく可愛らしいです。
それでやっと返事を出すようになってからずっと北沢くんのことばっかり考えているんだろうなあ、とすごく微笑ましかったです。
次の「草々」では、ふたりが微妙…

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