伊東七つ生さんのレビュー一覧

三千世界で君を恋う 小説

綾ちはる  伊東七つ生 

何度生まれ変わっても

作家買い。

綾さんの新刊は人×鬼のファンタジーもの。表紙が可愛らしいイラストだったので、中身も甘々の可愛らしお話かと思って手に取りましたが、

めっちゃ切なかった…。

主人公は鬼の紅。
頭の角が取れないと、鬼の世界では大人と認められない。60歳になっても角が取れない=子どもの紅は鬼の里から出ることが叶わず、いつか人間の住む世界に自由に行くことを夢見ている。

そんなある日、角…

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「三千世界で君を恋う」発売記念ペーパー『袖振り合うも多生の縁』 グッズ

素敵なSSでした(*´ー`*)

協力書店さんで購入するといただける「三千世界で君を恋う」のSSペーパーになります。

本編がとにかく切ないのですが、こちらは穏やかで優しい内容。
こう、やたら感慨深くてですね・・・。
そんなワケで、レビューでこの萌えを訴えたくなりました。

本編終了後のお話になるのですが、ストーリー上、本編のデカいネタバレがあります。
ペーパーには特に注意事項として書かれていませんが、絶対に本編読了…

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三千世界で君を恋う 小説

綾ちはる  伊東七つ生 

涙でページが見えない・・・!!

こちら、輪廻転生ものです。
鬼と人の、壮大な愛の物語です。

元々、この転生ネタがめちゃくちゃ好きなのです。
生まれ代わっても絶対見つけ出すとか、最後は必ず貴方の元に還るとか、もうこのコピーだけで萌えて萌えて仕方ない・・・!!
まぁ、転生ものと言うと切ないのがお約束なのですが。
例に漏れずどころか、それにも増して切ないのですが!!
ガチで、涙でページが見えなかったりするのですが・・・…

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すずろ古書譚 特典ペーパー グッズ

古書店に行きたくなります

「すずろ古書譚」特典ペーパーとなります。
大きさはハガキ大。モノクロ印刷。
かなり薄い紙です。

内容は、イラスト。
トモくんと砂子さん2人の、上半身ショットです。


左側に、トモくん。
メガネをかけ、ジャケットにVネックセーター、ダイヤ柄のネクタイ。
左手で黒い装丁の本を持っています。

右側に、見返り美人の砂子さん。
黒いジャケットに、肩にカバンをかけている?(広め…

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すずろ古書譚 コミック

伊東七つ生 

流れ行き、流れ着く世界に

2作品収録。

「すずろ古書譚」
「すずろ古書」という古書店を舞台とした、店員さん(←後に2代目店主)と常連客の恋物語。
この「すずろ古書」は、貴重な全集ものや、オーナーのこだわりで買い付けた書物を店頭に並べるような品揃えの古書店。
ある日、101冊で構成される大変貴重な全集の中の1冊が売れる。
ところが、売れた先はどう見てもその本に興味がなさそうな野球少年。
でも、欠け無しの全集が…

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人魚姫のハイヒール 小説

安西リカ  伊東七つ生 

うぅん……うぅぅん……

女装物ですがいまいち萌えませんでした。
ゲイの受が片思いしているノンケ攻の気を引くために、女装が趣味だと嘘をついてしまったことから、それをきっかけにして仲良くなっていく、というような展開です。

受の性格がとても努力家で健気で控えめ、という好感が持てるタイプでした。
攻のために綺麗でいたい、攻を喜ばせるために興味もない女装だって上手に出来るように努力する、と健気を絵に描いたような性格です。…

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愛に目覚めてこうなった 小説

名倉和希  伊東七つ生 

高スペックな男が、愛に目覚めて受け一色に……

作家さんのプロフィール欄で「受けを好きすぎてちょっとおかしな事になっている暴走気味な攻めを書かせたら右に出る者はいない。」というのを目にして、めっちゃ読んでみたい!!と思い、答姐でお伺いしたところ教えてくださったのがこちらの作品。

どんな暴走っぷりかなぁと読む前からワクワクが止まりませんでしたが、結論から言うと終始笑いが止まらなかったです。
とても面白かった。

最初から自覚して執着し…

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神さまの飯屋 小説

成瀬かの  伊東七つ生 

現代日本と南国異世界の光と闇

今回は異世に召喚された元軍人と
祖父の飯屋再開を目指す青年のお話です。

攻様が召喚された異世界で
受様の伴侶となるまで。

受様は父を知らず母には顧みられず
じいちゃん子として育ちます。

受様の祖父は不思議な人で
トライバル・タトゥーに似た
片翼だけの妙な痣がありました。

その痣は運命に結びつけられた
伴侶を示す特別なモノであり
祖父は運命で結ばれた祖母と結ばれ…

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神さまの飯屋 小説

成瀬かの  伊東七つ生 

鳥ちゃん

極彩色な表紙にひかれて購入。鳥たちは可愛かったのですが、びびりな私には少し怖く感じるまま終わってしまって、「え、いいの・・・?」という気持ちなので中立より萌です。畏怖の念を抱くかもしれないファンタジー、本編260Pほど+先生のあとがきです。最初無理矢理があるのとパワハラエピソードがあるので、一応お伝えしておきます。

お話は引っ越しの準備が終わった琳也の元にマメルリハが「りんりん、おしたく、お…

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神さまの飯屋 小説

成瀬かの  伊東七つ生 

世界観がとても面白い異世界トリップもの

こちら、しっかり作り込まれた世界観が魅力の異世界トリップものです。
異世界でワイルドなイケメンと飯屋さんと、ほのぼの甘々な作品に思えますよね?
これが、なかなか意表を突かれる展開やオチで、また、わりとダークな部分もあるんですよね・・・。
ちょっと苦味が残るような、なんともミステリアスな読後感です。



内容ですが、変則的な異世界トリップものです。あと、主人公成長ものでもあります。

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