伊東七つ生さんのレビュー一覧

すずろ古書譚 特典ペーパー グッズ

古書店に行きたくなります

「すずろ古書譚」特典ペーパーとなります。
大きさはハガキ大。モノクロ印刷。
かなり薄い紙です。

内容は、イラスト。
トモくんと砂子さん2人の、上半身ショットです。


左側に、トモくん。
メガネをかけ、ジャケットにVネックセーター、ダイヤ柄のネクタイ。
左手で黒い装丁の本を持っています。

右側に、見返り美人の砂子さん。
黒いジャケットに、肩にカバンをかけている?(広め…

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すずろ古書譚 コミック

伊東七つ生 

流れ行き、流れ着く世界に

2作品収録。

「すずろ古書譚」
「すずろ古書」という古書店を舞台とした、店員さん(←後に2代目店主)と常連客の恋物語。
この「すずろ古書」は、貴重な全集ものや、オーナーのこだわりで買い付けた書物を店頭に並べるような品揃えの古書店。
ある日、101冊で構成される大変貴重な全集の中の1冊が売れる。
ところが、売れた先はどう見てもその本に興味がなさそうな野球少年。
でも、欠け無しの全集が…

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人魚姫のハイヒール 小説

安西リカ  伊東七つ生 

うぅん……うぅぅん……

女装物ですがいまいち萌えませんでした。
ゲイの受が片思いしているノンケ攻の気を引くために、女装が趣味だと嘘をついてしまったことから、それをきっかけにして仲良くなっていく、というような展開です。

受の性格がとても努力家で健気で控えめ、という好感が持てるタイプでした。
攻のために綺麗でいたい、攻を喜ばせるために興味もない女装だって上手に出来るように努力する、と健気を絵に描いたような性格です。…

2

愛に目覚めてこうなった 小説

名倉和希  伊東七つ生 

高スペックな男が、愛に目覚めて受け一色に……

作家さんのプロフィール欄で「受けを好きすぎてちょっとおかしな事になっている暴走気味な攻めを書かせたら右に出る者はいない。」というのを目にして、めっちゃ読んでみたい!!と思い、答姐でお伺いしたところ教えてくださったのがこちらの作品。

どんな暴走っぷりかなぁと読む前からワクワクが止まりませんでしたが、結論から言うと終始笑いが止まらなかったです。
とても面白かった。

最初から自覚して執着し…

4

神さまの飯屋 小説

成瀬かの  伊東七つ生 

現代日本と南国異世界の光と闇

今回は異世に召喚された元軍人と
祖父の飯屋再開を目指す青年のお話です。

攻様が召喚された異世界で
受様の伴侶となるまで。

受様は父を知らず母には顧みられず
じいちゃん子として育ちます。

受様の祖父は不思議な人で
トライバル・タトゥーに似た
片翼だけの妙な痣がありました。

その痣は運命に結びつけられた
伴侶を示す特別なモノであり
祖父は運命で結ばれた祖母と結ばれ…

3

神さまの飯屋 小説

成瀬かの  伊東七つ生 

鳥ちゃん

極彩色な表紙にひかれて購入。鳥たちは可愛かったのですが、びびりな私には少し怖く感じるまま終わってしまって、「え、いいの・・・?」という気持ちなので中立より萌です。畏怖の念を抱くかもしれないファンタジー、本編260Pほど+先生のあとがきです。最初無理矢理があるのとパワハラエピソードがあるので、一応お伝えしておきます。

お話は引っ越しの準備が終わった琳也の元にマメルリハが「りんりん、おしたく、お…

2

神さまの飯屋 小説

成瀬かの  伊東七つ生 

世界観がとても面白い異世界トリップもの

こちら、しっかり作り込まれた世界観が魅力の異世界トリップものです。
異世界でワイルドなイケメンと飯屋さんと、ほのぼの甘々な作品に思えますよね?
これが、なかなか意表を突かれる展開やオチで、また、わりとダークな部分もあるんですよね・・・。
ちょっと苦味が残るような、なんともミステリアスな読後感です。



内容ですが、変則的な異世界トリップものです。あと、主人公成長ものでもあります。

10

いとを繋いだその先に 小説

栗城偲  伊東七つ生 

受けの宇野君が可愛い!

BLにどっぷりはまるきっかけになった作品。
何度も何度も読み返しました。
栗城さん作品のキャラクターには大抵ヒネリが入ってるような気がします。
受けの宇野くんはヤンキー崩れのやくざの下っ端でドスの利いた威嚇もできる。
でも見放されるのを怖がる純情で可愛い一途な子猫体質。
攻受の出会いは攻→目出し帽に袢纏、受→金髪、チンピラヤクザスタイル
正直2人とも一般社会の端っこの隅っこを歩いている…

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恋の二人連れ 小説

久我有加  伊東七つ生 

なんで大阪で受けが京言葉喋っとんの?

関東大震災後の混乱を避ける為に大阪に避難してきた人気小説家・間宮と、自身が勤める出版社に是非執筆願いたいと彼の元に熱心に通う編集者・梓の恋物語。
レトロな趣が漂う大正ロマンに愛情駄々洩れな甘々カップル、濡れ場もガッツリ入っているとなれば十分満足できるはずだったのになぁ。
この話の最大の注目ポイントは、大阪が舞台って事で関西弁の台詞に力が入っている所なんだろうが…

確かに関西弁で合っている…

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恋の二人連れ 小説

久我有加  伊東七つ生 

大正時代の大阪


前作「疾風に恋をする」で主役二人が演じた映画の原作者のお話。
前作とほぼ同時期の話ですが、前作の主役たちは名前すら登場しませんので、今作だけでも十分楽しめます。でも、前作もとてもよかったのでまだの方はお勧めです。

表題作+「恋の初風」 どちらも受け視点

関東大震災直後の大阪。
人気通俗作家の間宮照市(攻め)が、混乱している東京から避難してきていると知った編集者の梓(受け)は自社…

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