宮緒葵さんのレビュー一覧

Sugar Sweet 小説

宮緒葵 

朔の脳みそはどうなっているのか!?

ことの始まりは雄心のほんの冗談からである。
それを朔は本気にして、心底喜び、涙ながらに市場を駆け巡り嵐のように買い物をしていくのである。

それぞれの章ごとに「雄心」「珠玲」「新月」と名前がつき、それぞれの心の内に光が当てられて話が進んでいく。

珠玲は朔のために水葉に針仕事を習っている。
朔には秘密で。
しかし珠玲の犬を自認している朔に隠しきれるものではなく、なんとなく気づいている…

4

悪夢のように幸せな 小説

宮緒葵  水名瀬雅良 

この受け、体育はどうやって乗り切ったのか…?

宮緒さんの作品にハズレはないと思っていたのだが、私の中ではどうやらこれは違ったらしい。
読んでいて受けの常識とのはかけ離れた思考に、どうしてもついて行けなかった。

この一希に常識を教える友達はいなかったのか。
柊慈の管理下にあって彼の言葉が絶対で疑いようもなく信じていたとしても、二人でいる時は柊慈の膝の上に座り食事はすべて食べさせてもらうのが当たり前とか、お風呂に入れてもらい剃毛されるの…

9

地獄の果てまで追いかける 小説

宮緒葵  葛西リカコ 

一途な気持ちが・・・

話の展開が気になって一気に読んでしまいました。すごく面白かったです!!
怖がりなので、ホラーっぽい話は苦手なんですけど、話自体はハラハラはしましたが、その存在は何だか怖いとは思えなかったです。むしろ切なかったです。

そして、攻めが絶世の美人で仕事中は、女装をしてバーを営んでいる。そんな綺麗なドレスを来てガンガン攻めるベッドシーン。とも聞いて・・・飛び込む準備をしていたのですが(笑)杞憂でし…

3

蜜家族 小説

宮緒葵  青山十三 

ちょっとイタすぎないか!?主人公。

エロいです。エロエロです。
ひたすらやってます。喘いで我慢して白濁放出して褒められます。

だがしかしエロけりゃいいってもんじゃねえ!!!!

基本3Pなんですが、
つい最近まで同級生だった友達を急に「お兄ちゃん」と呼べちゃう感じ!
いくら父親的存在だからといって、その友達の父親を「パパあ」と呼んじゃう心境!
どんな不憫な背景があろうと、後半の幼児返りのインパクトが強すぎて
「!…

2

愛犬志願 小説

宮緒葵  兼守美行 

変態でストーカーで思い込みの激しい忠犬

探偵事務所を営む旭は、実は犬神使いの名家の長男。
強力な霊力を有し妖怪に好かれる達だった旭は、将来を期待されていましたが、
6歳のある日、突然霊力が弱まってしまい、高校卒業と同時に生家を追い出されます。
犬神を使い捨て道具の様に扱う家業を嫌悪していていた旭ですが、
ある日突然現れた伝説の禍神安綱に「私は我が君の犬神です」と迫られます。

旭は全く記憶になかったのですが、どうやら幼い頃に…

9

堕つればもろとも 小説

宮緒葵  亜樹良のりかず 

犬にハマる。

こういう勢いのある作品は大好き!

私はお綺麗にまとまってなくてなくていいから、作者のこれが書きたい!という情熱に溢れた勢いで全てを読まさしてしまうそんな作品が大好きなのだ。
細かいことは気にしない。
ただひたすらにシンプルにこれが好きなんだ!これを読んでくれー!という情熱を受け止めるだけの作業。
それがすごくおもしろい。

宮緒さんの作り出すワンコは徹底的にド犬で気持ちがいい。

8

愛犬志願 小説

宮緒葵  兼守美行 

大当たり!

レビューが多いので今更なんですが、是非推させて頂きたい作品なので。

橘、宮緒先生の先のレビューは『蜜家族』で『中立』を付けました。
この作品もタイトル『愛犬志願』から『密家族』路線か?と、発売からちょっと様子見していたんですが、高評価にウズウズ。
読んでみたら、そのタイムロスが悔しい程の面白さに撃沈です!
『蜜家族』で中立にした、橘の不可解もやもや部分もこの作品ではオールクリア―。

12

地獄の果てまで追いかける 小説

宮緒葵  葛西リカコ 

鳥肌が立ちそうになりました。

題名を見た時からゾクゾクしていた。

読んでいる間 中ずっとゾクゾクしていた。

読み終えた後もゾクゾクしている。

地獄の果てまで追いかける……っ!





新刊チェック時にタイトルを見た時から読んでみたいと思っていました。
特典ペーパーが無いようなので、初めは古本で買うつもりでしたが、
「ショコラ文庫創刊2周年記念 ショコラ文庫フェア」の小冊子の応募のため、
新…

6

愛犬志願 小説

宮緒葵  兼守美行 

変態ストーカー攻めコメディ

最初電車で読んでいたんですが、慌ててマスク着用しました。だって真顔ではとても読めない面白さなんですもの(笑)
コメディだったんですね~知らずに読んでびっくりしました。

いいですよ、これ!超面白いです。
コメディとしても楽しかったし、執着攻めが好きな私の萌えのツボをがしがし押しまくってくれました。
疲れているとき、落ち込んでいるときに読んだらどんな強壮剤よりも効きそうな破壊力を秘めた作品…

11

蜜家族 小説

宮緒葵  青山十三 

3Pモノというにはあまりにホラー。

う~ん、なんつーか、宮緒葵先生、どうやら自分の趣味ベクトルとはことごとく合わないらしい。
筆力はあるんでしょうが、毎度、居心地の悪さを感じる。
準・近親相姦に3Pときたら、まあ自分のツボがダブルできたようなものですが
申し訳ないが萌えなかった。
もっとも近親相姦とか3Pでどストライクっていうのは、実は非常に難しい。
ちょっとしたズレが命取りになるのがこういう過激めな設定だから。

そ…

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