宮緒葵さんのレビュー一覧

愛犬志願 小説

宮緒葵  兼守美行 

大当たり!

レビューが多いので今更なんですが、是非推させて頂きたい作品なので。

橘、宮緒先生の先のレビューは『蜜家族』で『中立』を付けました。
この作品もタイトル『愛犬志願』から『密家族』路線か?と、発売からちょっと様子見していたんですが、高評価にウズウズ。
読んでみたら、そのタイムロスが悔しい程の面白さに撃沈です!
『蜜家族』で中立にした、橘の不可解もやもや部分もこの作品ではオールクリア―。

12

地獄の果てまで追いかける 小説

宮緒葵  葛西リカコ 

鳥肌が立ちそうになりました。

題名を見た時からゾクゾクしていた。

読んでいる間 中ずっとゾクゾクしていた。

読み終えた後もゾクゾクしている。

地獄の果てまで追いかける……っ!





新刊チェック時にタイトルを見た時から読んでみたいと思っていました。
特典ペーパーが無いようなので、初めは古本で買うつもりでしたが、
「ショコラ文庫創刊2周年記念 ショコラ文庫フェア」の小冊子の応募のため、
新…

6

愛犬志願 小説

宮緒葵  兼守美行 

変態ストーカー攻めコメディ

最初電車で読んでいたんですが、慌ててマスク着用しました。だって真顔ではとても読めない面白さなんですもの(笑)
コメディだったんですね~知らずに読んでびっくりしました。

いいですよ、これ!超面白いです。
コメディとしても楽しかったし、執着攻めが好きな私の萌えのツボをがしがし押しまくってくれました。
疲れているとき、落ち込んでいるときに読んだらどんな強壮剤よりも効きそうな破壊力を秘めた作品…

11

蜜家族 小説

宮緒葵  青山十三 

3Pモノというにはあまりにホラー。

う~ん、なんつーか、宮緒葵先生、どうやら自分の趣味ベクトルとはことごとく合わないらしい。
筆力はあるんでしょうが、毎度、居心地の悪さを感じる。
準・近親相姦に3Pときたら、まあ自分のツボがダブルできたようなものですが
申し訳ないが萌えなかった。
もっとも近親相姦とか3Pでどストライクっていうのは、実は非常に難しい。
ちょっとしたズレが命取りになるのがこういう過激めな設定だから。

そ…

3

地獄の果てまで追いかける 小説

宮緒葵  葛西リカコ 

ザ・ジャパニーズホラーな精神的恐怖

ジワジワ心理的に追い詰められていく恐怖。
狂気や怨念も元をたどれば相手への一途な愛情で、霊側も単なる悪者でない点が良いです。

女性要素が強いため、読む人を選ぶかも。
受けは夢で女にうなされ、攻めは高級クラブの女装ホステス、受けに迫るあて馬も女、主人公二人が惹かれ合う背景にも女性が関わり…など

しかし女性との因縁を乗り越え(ある意味受け入れ)ようとするからこそ
男同士の関係が引き立…

3

渇仰 小説

宮緒葵  梨とりこ 

勢いを感じる文章&サックリ読めました

攻めが相当な「犬」ものを久しぶりに読みました。
しかも狂犬、万年発情!
思わず受けさんの直腸大丈夫かな?って本気で心配になりました。
でもいいんです!
攻めのなりふり構わない犬ぶりが素敵です!

細かい事を言えば冒頭の書き出しが駄目だと思うし、色々な理由付もとってつけたような理由だったり、色々端折っていたり、ほとんどの人物がBLファンタジーだったり、受けの一人称が僕っ子なのが嫌だったり…

7

プラチナBOX2011 グッズ

ここに続きがn[g

こちらは、プラチナ文庫の全サ小冊子の感想になります。
他の作品は未読なので、いとう由貴さんの作品レビューのみ書いています。

※未読の方はネタバレがありますのでご注意下さい。


■いとう由貴「誘い」より


『happy happy day』


前回(セレクトフェア2011小冊子)のレビューに書きました弟(攻様)のキスマークのお話の続きになっています。

弟...

0

堕つればもろとも 番外編 グッズ

日常のひとコマ

本編で二人が両想いになってからの様子が書かれています。
今はもう一つの褥で夜を過ごし、朝目覚めたら横には安らかに眠っている珠玲がいて、朝餉を共にし、仕事に出かける時には珠玲が見送ってくれるとか、朔が仕事から戻れば一番に珠玲に会いに行ってお土産を渡し、それを珠玲が心から喜んでくれるとか、そういう些細なことにも幸福を感じる朔。
しかし、この幸福な時にも朔が拷問に感じる瞬間がある…それは、珠玲が朔の…

2

堕つればもろとも 小説

宮緒葵  亜樹良のりかず 

これ程の下僕モノとは!

購入前には想像していませんでした。
表紙が亜樹良のりかずさんで、ドラマCDに森川さんが出演されてて…ということで読んでみたのですが、読む前にある程度の主従モノを予想していたものの、攻め様の下僕ぶりが予想以上に徹底していましたね…あることを除いて(笑)。
普段は忠実で命令を守るのに、一旦興奮のスイッチ入ると止められないとか…ほんとに(うちで飼ってる)犬みたいだ(笑)と思って読んでました。
受け…

2

渇仰 小説

宮緒葵  梨とりこ 

ここまでくると、あっぱれ!

大型ワンコ攻めなんてよくある設定だが、この作品はワンコなんて易しいものではなく、リアル犬だった。
擬人化とかでもなくファンタジー作品じゃないのにリアル・い・ぬ!
ご主人様の気配に敏感というかどこにその第六感があるのだという程にあーちゃんの危機に敏感で、あーちゃんの足元で丸くなって眠り、あと普通の犬じゃなくて発情期のオス犬というか、発情中のオス犬がそこにいるのである。

皆さんのレビューで犬…

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