宮緒葵さんのレビュー一覧

愛犬調教 小説

宮緒葵  兼守美行 

偏執愛をひしひしと感じる

従順だけど、腹黒い犬神。
主人に絶対服従で、主人の一挙手一投足にブルっちゃうような奴ですが、いつも想ってることは主人の腹を孕ませる事・・・(笑)
もう、どんな鈍感だって感じるだろっていう凄まじい愛情を、少々とち狂った犬神(大妖怪)から心身ともに注がれるお話。
ですが、自分が愛されてる事に全く気づけない受けに、どう愛情表現したらいいのかわからなくなってしまう犬。受けの傍から一時も離れたくないの…

3

ぱんつを穿きたい3日間 小説

宮緒葵  梨とりこ  青山十三  黒岩チハヤ  雪路凹子 

ゴメン、本編より軽くて好き

渇仰は刺さる部分があって、中々先に読み進めなかったのですが、こちらはな~んにも考えないで読めて断然よかった。
相変わらず、やりまくってるけど、パンツがね。
どんなパンツだよって、思いながらガンガン読めました。
しかし、受けはいつか病気にならないのかな。
やりまくってるのは他にもあれど孕む程とは・・・、凄すぎです。

1

渇仰 小説

宮緒葵  梨とりこ 

共存愛?執着愛が恐怖でしかなかった。

執着系はスゴく好きだけど、評価が二分されているこちらの作品を神とも萌えともつけられなかったです。
これって、愛なのかな・・、共存してるって感じでさらっと読むことが出来なかったです。愛に餓えてて、唯一無二の存在で。確執のあったお父さんと受け様の誤解がとけたとこは良かったけど、攻めとこに戻ってからのとこが理解に苦しみました。尊厳ある人として受け様を見ているのだろうか?
後味の悪さばかりが残る作品で…

3

蜜家族 小説

宮緒葵  青山十三 

みなさんの仰る通り

レヴューを読んだのと答えて姐さんを見て読んだのですが暁生の性格が前半と後半で同一人物とは思えないほど変えられちゃいましたね。
私も皆さんが言うように前半の性格の方がよかったです。なんだか暁生が小学生ぐらいに見えて苦手なショタ系を読んでるみたいでした。
前半の暁生の性格のままがよかったです。
でも、いつもなら途中で読むのやめるんですが、この作品は、どんどんハマっていって、なにか用事をしてても早…

4

蜜を喰らう獣たち 小説

宮緒葵  笠井あゆみ 

受けの成熟は神級

宮緒先生、こう来たかー!
サイキック・バイオレンスもの、すごく合っている!
ここには自分のお好みが盛り込まれて、最初から最後までワクワク、笠井先生の“過激さ”に見劣りしないキャラ達が動いていました♪
そっか、そっか~♪と、ホクホクの自分がおりましたよ♪

~あらすじ~
今回の宮緒犬は、異能を持つ戦闘員「犬」2匹。
驚異な攻守能力を持つ戦闘員(闘犬)「シナト」と、テレパシー等偵察型(猟…

9

華は褥に咲き狂う 小説

宮緒葵  小山田あみ 

時代物、大好きです!

大好物の時代物、しかも設定は「大奥」と知り即購入。
しっかり大奥の中が描かれていました。
上様の寵愛をめぐって起こる争い(ここは少なめですが)や、
後継者争い(こっちがメイン)などで女性がドロドロしつつ、
でももちろんヒロイン(?)である御台所様は男なのでそのへんは嫌な感じにならず、爽やかに読めます。
また、作者様の文章力・構成力が遺憾無く発揮されていて、
時代物=漢字が多く読みにくい…

11

華は褥に咲き狂う 小説

宮緒葵  小山田あみ 

好きです!!

私は漫画派で小説は苦手ですが、これは本当に面白かったです!!
読んで良かった。私も上様を攻めたい!!笑
時代劇とはいえ、大奥であるにも関わらず御台所が男性。その他にも
斬新な設定が盛り込まれていて、世界観に引き込まれました。
この作者さんの小説は初めて読ませていただいたのですが、文章もお上手で活字が苦手な私でも読破できました!素晴らしい!

女性よりも美しい御台所 × 凛々しく男前な上…

18

華は褥に咲き狂う 小説

宮緒葵  小山田あみ 

御台所様、お見事でございます

おおっっ、艶やかな長髪の男が色っぽく男性を押し倒しているではありませんか!!
と、表紙を見ての衝動買いをしたがこれが大正解。
時代もの自体馴染みがないのと、カタカナ言葉の無い文章を読むのに少し時間がかかっても苦にならない面白さだった。

七年越しの策略で嫁いできた純皓(すみひろ)の、内心は健気な妻を演じようとしても、いざとなるとたちまちに猛々しい本性を剥き出しに現す獣ぶりが堪らない。
上…

13

華は褥に咲き狂う 小説

宮緒葵  小山田あみ 

まさかと思うがもしかして

 まったくもう、どうしましょうこの表紙。畏れ多くも御台さまと将軍さまのお床入りシーンなのですが、2人の視線は互いを見つめあうものじゃなくて、あきらかに第三者に向けられてます。(さしづめ「お女中は見た」って感じでしょうか)御台さまなんてライバルに向けてガンを飛ばしまくってるとしか思えない剣呑な目つき。そのヤバすぎる御台さまに組み敷かれてる将軍さまの流し目のこれまた色っぽいことといったら・・・相変わら…

15

愛犬調教 小説

宮緒葵  兼守美行 

どいつもこいつも

愛犬志願では常に理性的で犬神使いに対しては無慈悲な態度をとっていた江雪。
安綱と旭の交わりも微笑ましいとしか思わず、少なくとも自分はそんなことはしないと旭に告げています。

そんな江雪の前に現れたのが女王様な犬神使い、篝!
2匹のお馬鹿な犬神を鞭でしばき、ヒールでぐりぐりしちゃう常にツンツンな子。

そんな篝に魅せられた江雪は今までのクールな姿はなんだったの?と言いたくなるほどに豹変し…

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