宮緒葵さんのレビュー一覧

迷宮の夜、解放の朝 小説

宮緒葵  相葉キョウコ 

これはツボでした!

宮緒作品は好きだけど苦手な私。
「渇仰」は読んだとき衝撃を受けるほど大好きだったのに、「PH3」を読んでワンコとエロのやり過ぎに一気に気持ちが減退。
前後して読んだ『鬼哭繚乱』『墜つればもろとも』『愛犬志願』は攻めの執着具合にひいてしまい、『地獄の果てまで〜』『華は褥に〜』で女装攻めに全く萌えツボを見つけられず読了。
もう宮緒先生を読むのはやめようかと思ったのですが、諦めきれず、あらすじに惹…

1

渇命 小説

宮緒葵  梨とりこ 

サイコパスホラー?

「渇仰」続編ですが、未読でも大丈夫だと思います。

少し読んで閉じてを繰り返し、読み終えるのに時間がかかりました。
面白くないから…という意味でなく単純に続きを読むのが怖い!!

攻めの被害妄想が激しすぎて、
サイコパスホラーを読んでる気分です(;´д`)
渇仰読了後の高揚感が吹っ飛びました。

サイコパスの定義のひとつに「良心の欠如」があるそうですが
こちらの攻めは欠如なんて…

0

渇仰 小説

宮緒葵  梨とりこ 

ハイスペック病み駄犬

渇仰・渇命を続けて読みました。

渇仰を読み終えた時点では気分高揚できて萌え×2評価でしたが
渇命まで読んでしまうと評価も感想も悩みます。


ワンコ攻めならぬ「犬」攻め。
まごうことなき「犬」という触れ込みにワクワク購入。

これはとても新鮮でした。
脳内では本物の犬が縋ってるように再生される!
攻めにとって最大のライバルはペットの犬なのも笑ってしまいました。

「あー…

2

鬼哭繚乱 小説

宮緒葵  嵩梨ナオト 

他のレビューに惑わされないで!とてもいい作品。

ひとことで言うと凄くよかった!
こーゆう和がテーマというか、昔!!って感じの作品は読んでて疲れてくるモノが多いので買うときは本当に迷いました...。ですが買って良かったというのが感想です。

攻めは本当に受けのことが好きです。
執着してます、歪んでます。
読んでてなんか気分がよかったです
最後のほうは本気で泣きました。(感動で)
万人受けするかはわかりませんがぜひ沢山の人に読んでいた…

6

愛犬連縛 小説

宮緒葵  兼守美行 

可愛すぎてけしからん魔性

シリーズ3冊目。
スピンオフになります。

何も知らない高校生の少年のところに現れた男に命を狙われて、助けてくれた男もまた同じ顔だった。
キーワードは、輪廻転生・双子攻め・3P

犬神はデフォルト変態なんですね。
その変態性がどこに向かっているのかは犬神によってさまざまかもしれませんがエロエロなのは共通です。

閑を守りたい白鷺と、閑の命を奪って永遠に手に入れたい柘榴の攻防戦。

1

愛犬調教 小説

宮緒葵  兼守美行 

まぐあいっぱなし

愛犬志願の続編になります。
前作で旭によって本家弟から解放された禍神 江雪が新な主人を求めてジタバタする話です。

まさに調教でした。
犬を調教じゃなくて、気高い女王さまが犬に調教されつつも誇り高く君臨していくんです。

全編まぐあいです。
親の仇である本家を乗っ取るため江雪を得ようとする篝
篝を唯一の主人として惚れ込んだ江雪
キーワードを挙げるとしたら
・すれ違いラブ
・初…

0

愛犬志願 小説

宮緒葵  兼守美行 

『スーツの似合う鬼畜眼鏡が敬語攻めで日本刀を振り回す』の巻

宮緒葵さんなので痛かったり怖かったりするのかと思ったら、シリアスな場面もありながらコミカルなカバー絵のとおり笑えたりほっこりしたりなお話でした。

旭は犬神使いの名家の次期当主として生まれ強い力に恵まれ期待され育ったのですが、犬を道具のように扱う非道な考えを受け入れられず、ある日理由もわからず霊力を失った時家を出されてしまうのでした。

そして突然現れた下僕志願の謎の男。
かっこいい大型…

1

ごほうび対決!「愛犬調教」番外編SSカード グッズ

バカ犬対決

このカード、めっちゃ面白かったです!
まったく気が付いてなかったですが、本棚整理してたら、
なんとこんなところ(カードの裏)にお話が!
どんだけ見てないの私 とちょっと申し訳ない気分でしたが。

そんな落ち込み気分をぶっとばす面白さ。
はがきサイズのウラ という小ささながら、めっちゃ上手い!
内容は女王篝様からいただいたご褒美を自慢しあうバカ犬ども(爆)!

蛍丸はロングブーツ(…

1

華は褥に咲き狂う~鬼と剣~ 小説

宮緒葵  小山田あみ 

暴れん坊御台

大好きです、この夫婦。

前作では御台所の腹黒さの方が目立っていたのですが、今回は健気さや、夫が鈍感なゆえに苦労しているというのが伺えました。夫は容姿端麗で、分け隔てなく誰にでも優しく、将軍でありながら剣術の腕も立つから男女問わずそれはそれはモテるし、市井で起こったトラブルに自ら首を突っ込んだりなんかしてくれちゃうもんだから、いっときも気が休まらないみたいです。
花魁(というか島原の太夫?)…

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華は褥に咲き狂う 小説

宮緒葵  小山田あみ 

貞淑な妻の概念が変わるよ☆

御台所(攻め)曰く『いついかなる時も、夫が望んだらすぐ尻を犯して差し上げられるように準備を整えておく。貞淑で愛される妻とはそういうものだ』…だそうです。

掌の檻が良かったので、他の作品も読んでみたくなり手を出しました。
時代小説とか好きなこともあり、見事にハマりました。
こちらの作品も執着攻めではありますが、掌の檻みたいな粘着質なものではなく、なんとも痛快な腹黒女装攻めとなっております。…

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