宮緒葵さんのレビュー一覧

泥舟 小説

宮緒葵  minato.Bob 

正善沼

大好きで何度も読み返しています。でも今回はちょっと感想が変わったかな?それとも忘れていただけかな?

正善沼に溺れましたね。
玄佳は正善が言うように純粋で傷付きやすくて繊細ですね。
正善に敵うわけがありませんでした。
正善を振り回しているつもりが正善のいいようにされ結局は正善の底なしの愛情にほだされ正善に落ちてしまった。

玄佳の正善への憎悪はいくら願いを叶えてくれなかったといっても…

3

華は褥に咲き狂う~鬼と剣~ 小説

宮緒葵  小山田あみ 

大恵渡捕物帖

今作では世界観も広がり登場人物も増え城下での活躍が中心でしたね。

二人の愛も深まり上様や祖父のお人柄も詳しく触れられ前作より御台さんの出番と活躍は控え目に。でもちゃんと上様を助けてます。

辻斬り、妖刀とその行方、遊郭花魁、恵渡の町の仲間などなど盛りだくさんでした。

今作で上様の男っぷりが上がりましたね。上様は将軍になるまえから心が清く正しく美しく真っ直ぐで男女問わず魅了していたん…

5

忘却の月に聞け 小説

宮緒葵  水名瀬雅良 

相互の独占欲と執着

大好きな作品で何回目かの読み返しです。
何回も読んでるので今頃レビューに何を書いたらいいのか…。なら書くなという感じですが。

二人の恋心と独占欲、支配欲のすれ違いでしょうか。
最初のうちは藍が可哀想で仕方がないのですが、青嗣の気持ちが所々に滲み出てます。あのときの愛の言葉を聞いていれば!

記憶喪失ネタからこっそり記憶を取り戻し己の罪を悔い改め親友と契約して藍の母親を救い出し自分でお…

1

王に純潔の証を捧げ 小説

宮緒葵  雪路凹子 

純潔の証の意味を知れ

大好きで何回も読み返しています。宮緒さんの他のシリーズの続編を読むつもりが宮緒さんを読むならとこちらに手が伸びてしまいました。
何故初回に萌評価にしたのか!訂正したいです。

純潔の証が!それなのね!捧げてます!捧げまくってます!

リュラとセリオスの独占欲と嫉妬のお話だなあと思いました。
どこまでも独占したい、他の誰にも見せたくない、完全に支配したい。

セリオスが忠犬から首輪を…

1

華は褥に咲き狂う 小説

宮緒葵  小山田あみ 

運命の出会いと宿命の再会

続編を読むための復習に久しぶりに読み返してみました。長いですが盛りだくさんです。

表紙のポーズと二人の表情がたまりませんね。

あらすじは紹介されているので感想を。
運命の出会いと宿命の再会ですね。
宮緒さんの女装攻めは何作か読みましたがどれもスーパー攻め様ですね。
今回の攻めも公家の息子ながら裏組織の長で酸いも甘いも知り尽くした美貌の佳人。
あの手この手を使い知略を尽くしてなん…

6

華は褥に咲き狂う~悪華と純華~ 小説

宮緒葵  小山田あみ 

『三年目の浮気』なんて、ありえないでしょ

やはりこのシリーズは面白いです。何と言っても書いている宮尾さんが楽しそうな感じがするのが良い!
三作目もノリノリです。

光彬が純皓を娶って三年。将軍と御台所の人気はとどまることを知らない恵渡ですが、光彬の直系の世継ぎを望む者もいない訳ではありません。どんなに優れた御台所でも男の純皓には子をなすことが出来ませんが、光彬は純皓以外に夜伽を申しつける気配がないため、譜代大名酒巻忠泰は御台所の上臈…

10

沼底から 小説

宮緒葵  藤村綾生 

男の義母?!からのスタート

琳太郎(受)が主人公なのですが、璃綾(攻)の視点もあるので、読みやすいです。

あらすじにもありました「義母」というのに惹かれて読み始めました。男の義母、年下の義兄というのが面白かったです。琳太郎が帰ってくるまでの生活を思うとちょっと可笑しくなりました。

内容は、禍々しい蛇神が、放し飼いにしていた獲物(琳太郎)を、予定通りに捕獲するまでといったものでした。

ライバルに義兄(竜神)が…

1

華は褥に咲き狂う~悪華と純華~ 小説

宮緒葵  小山田あみ 

まさかの側室登場

宮緒先生のお江戸BL『華は褥に咲き狂う』シリーズ三作目。スピンオフの『桜吹雪は月に舞う』も刊行されていますが、順番としては『華は褥に咲き狂う』→『華は褥に咲き狂う~鬼と剣~』の続編にあたります。

冒頭に純皓×光彬の関係についてさっくりとした説明はありますが、シリーズものなので前作未読だとちょっとわかりづらいかも。できれば前作を読んでからこちらを読むことをお勧めします。

ネタバレ含んでい…

14

掌の檻 小説

宮緒葵  座裏屋蘭丸 

タイトル通り掌の檻

さすが宮緒葵先生の腹黒ヤンデレはすごい面白かったです。
座裏屋蘭丸先生のイラストも良かったです。
表紙の椅子に座る受けを、耳元で何か囁くようにして後ろから抱きしめる攻め。
お話を読んだ後に表紙を見ると、受けの虚ろな目に2人の関係性をみた気がしてゾクゾクしました。
前情報なしで読んだ方が絶対いい作品です。

2

覇狼王の后 上 小説

宮緒葵  yoshi 

ながーいプロローグだと思うのですよ

最近、恵渡のお話が続いたものですからちょっと薄まっていたのですが、このお話は『骨の髄まで宮緒さん』。『堕つればもろとも』からのファンの皆さまには大変おなじみの展開かと。

ソルグランツとアヴェルナの戦争によって難民となった人たちが押し寄せる神殿にアリーシェは神官としてつとめています。ある日、アリーシェは毒矢で傷ついた傭兵を助けます。献身的な看病の結果、命を取り留めた傭兵ヴォルフは『鮮血(ブルー…

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