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宮緒葵 小山田あみ
ポッチ
ネタバレ
『華は褥に咲き狂う』シリーズの4作目。 『華は褥に咲き狂う』→『華は褥に咲き狂う~鬼と剣~』→『華は褥に咲き狂う~悪華と純華~』の続編にあたります。 恵渡幕府の第八代将軍・光彬のもとに純皓が輿入れして3年後、のお話です。序盤、光彬が将軍になった過程や、純皓が男でありながら光彬の御台所として輿入れしてきた経緯が書かれているので、この作品単品でも読めるかと思いますが、でもやっぱり前三作を読んで…
宮緒葵 兼守美行
梨華
宮尾先生の定番のわんこ攻さん。 私はこのお話か、俳優ものお話の渇仰で、 宮尾先生の犬ベスト一、二を悩むところなのですが、 シリアスなBLは数あれど こんなに笑えるBL小説はなかなかない、という点でこちらをトップワンコに笑 もちろん、宮尾先生のしっかりした筆力に裏打ちされての笑いです 安心して、ストーカー犬の愛の攻撃に身を委ねて下さい笑
宮緒葵 石田惠美
165
宮緒さんのデビュー作を連想させるお話でした。つい比べてしまいます。 こちらは腹に一物ある狂犬。20年近く待てをし、玲央を見守り、玲央を守る為だけに生きてきた。 玲央を守る為なら玲央を狙う恩人の娘でさえ、恩人でさえ騙したり、要求を通します。 主人公は玲央よりラウルかな?玲央の存在感がどんどん薄くなっていきました。 玲央もラウルにときめいて、奉仕され守られるうちに心を奪われ割りと早…
てんてん
本品は『狂犬ドルチェ』の コミコミスタジオオリジナル特典ペーパーです。 本編後、村重視点で ラウロがある挑戦をするお話です。 都内もつかの間の眠りにつく午前2時過ぎ、 パティスリー・アメティスタの従業員社宅 (という名のラウロ所有マンション)の1室で 村重久弥は深いため息を吐きます。 村重の視界に映るのは すっと伸びだ長身の男の背中ですが 村重はソレに思いっきり…
今回は食品会社の日本支社事業部長と 見習い修行中のパティシエのお話です。 受様の襲撃事件を絡めながら 攻様が恋した受様を絡めとるまで。 受様の母親は声楽を学ぶために ナポリに留学して現地の男性と恋に落ち 受様をもうけます。 母は受様の父と正式な結婚をしておらず 母子は囲われたような暮らしぶりで 受様が6才の頃に日本に帰国します。 受様はナポリで迷子になった時、 …
あーちゃん2016
これぞ宮緒先生の犬!と言いたいお話。イタリア男で犬です。最高です。もう舐めまくるしかありませんという状態の雄犬に、なんとかついていくパティシエのお話、本編270P+あとがき。ベッド等で頑張っておられるシーンが多く感じられて少し飽きちゃったところもあったため萌2です。ああ犬だー。 日伊ハーフで王子様ルックスの玲央。真面目にパティシエを勤めていたのですが、店のオーナー交代直後から広告塔のようにテ…
fandesu
あっまーい! 流石『ドルチェ』と言うだけあって、私が読んだ宮緒作品の中では一番の甘さなんではないかと。 そればかりではなくラウロの『犬』ぶりも素晴らしい! 宮尾さんと言えば『執着攻め』なんですけれども(だから『犬』と『蛇』なんでしょうけれども)ラウロの怜央に対する執着は『執着』と言うより『盲信』と言った方が近いんではないかと思いました。 あとね、このお話の『犬』って比喩じゃないんですよ。 …
作家買い。 宮緒作品である事、そして、このタイトル。 という事で、はい、大方の腐姐さまが予想されるとおりのわんこを通り越しての執着攻めのお話でした。 ネタバレ含んでいます。ご注意を。 主人公はパティシエの玲央。 勤勉で優秀な彼は有名菓子店で働いていたが、職場のごたごたに巻き込まれる形で退職。今後を憂いていた玲央のもとに、ラウロと名乗る男が訪れ、オープン予定のホ…
宮緒葵 笠井あゆみ
とおるる
宮緒先生の犬攻めが大好きなので読んだのですが。 残念ながらこの作品はいまいちピンとこなかった……。 その理由はたぶん、攻め・受け双方にモヤっとしてしまったから。 まず攻めの方なんですが、本作の攻めは実業家として成り上がった有能な人物。 なのですが、犬モードになると途端に馬鹿になる(笑) それが可愛くもあるんですが、読んでいるうちに段々と違和感が大きくなってきてしまった。 『愛犬志願…
宮緒葵 へらへら
渋茶
宮緒さんこだわりのイロモノ、エロエロ、偏愛を詰め込んで渾身の力を注いだかのような一冊。 タイトルでぶっ飛んだ後、気を取り直して読もうにも、冒頭からして朝幸(ともゆき)が菊座を解して脚を開いて夫君・菫親(ただちか)を出迎える場面に始まり、彼の息子・幸菫(ゆきただ)もなだれ込んでの3P、種付けで腹を満たすだの乳にしゃぶり付くだのといった宮緒さん独自のねっとりしたエロ描写の連続に再度吹っ飛ばされる…