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宮緒葵 みずかねりょう
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ネタバレ
夢魔 死と別れと作り手の業。 一気読みでした。すごい勢いで読みました。 水琴と泉里の元に二人組が現れて。 そのことで水琴は桜庭という画家を知ることになる。 桜庭の経歴と作品を知ると共に対照的なゴヤの話も聞いて。 水琴は死と別れと作家の業について考えているうちにどんどん深みにはまっていき…。 ある事件に関わり桜庭と容疑者の刑部の真相究明に奔走し。 無事に解決し水琴は決意をあら…
ポッチ
作家買い。 宮緒作品の『悪食』の続編です。前作未読でも理解できないことはないと思いますが、できれば読んでいた方がより面白く今作を読めるんじゃないかなと思います。 ネタバレ含んでいます。ご注意ください。 主人公は画家の卵の水琴。 彼は「人ならざる者」を見ることができる。 そして、「彼ら」を絵に描くことで自分の感情を表現しているアーティストでもある。 彼はその能力ゆ…
aaaiiiai
表紙で受けの水琴くんの瞳が白っぽく描かれててキラキラもないのでまるで生気が感じられず、なんか白痴か不思議ちゃんキャラなのかなって思ってました。 全然そんな事はなく、美人で健気で素直で老若男女が彼の魅力に引き寄せられるようなタイプ。 死者が見えその絵を描き続けた事で不気味がられて学校、家族にさえ退けられて、不憫に思った祖父が田舎に引き取って2人で暮らしてる。 平和な毎日に突如都会の洗練…
渋茶
2019年刊。 なかなかオカルト味があり、この話で初めて『黄泉戸喫(よもちへぐい)』という言い伝えを知った。 あとがきで『初めて書くタイプのお話』と語られているが、確かにイロモノ度はなりを潜めている気がする。 その一方で、いつもの微かな仄暗さも漂っている気はしたが。 宮緒さんの作品の攻め受けは、二人だけ(又は三人だけ)の世界で結ばれた幸せを貪っていればいいって閉ざされた感に浸っているイ…
宮緒葵 座裏屋蘭丸
あれ?なんで最初に評価を萌にしたんだろう?今なら萌2か神なのに。 定期的に読み返すのですが掌の花を寝かせてたのをいい加減読まねばと、何回目かの再読です。 レビュー数がすごいですね。確かに衝撃的な作品です。 再読すると、この時雪也は…と思うと余計ゾクゾクします。 何回も読むと、二人が可愛く思えてきちゃって。 数馬はチョロいし雪也は一途だし。 雪也の生い立ちを考えると数馬も…
宮緒葵 石田惠美
執着攻めばかり読む崎
も~~相変わらず冒頭からもう面白い! イタリア人、褐色攻め×不憫美人で、今回も潔いくらいの犬っぷり。 幼い頃イタリアで出会い、日本で再会。 受けの玲央はその容姿の美しさから、いじめを受けていたりしていました。 そこへ、救世主のごとくラウロが登場。 出会った当時のラウロは孤児でボロボロだったのに、ミラクル変化を遂げて受けの前に現れたのです。 受けはパティシエで、ラウロは甘いも…
宮緒葵 亜樹良のりかず
宮緒さんらしいお話でした。 みんながどんどん狂ってく! 半分まではゾクゾクして読みましたが、後半は宝が思考停止というか赤ちゃんになっちゃって…。 聖母と王子。 美鶴がマイルールを宝に従わせるのも宮緒さんらしいですね。 もう宝は美鶴の言いなりで、近寄ってくる人はみんな美鶴狙いで、僕が守るんだ!って。 違うの、本当は君を狙ってるんだよ! 柾鷹まで狂っちゃって。しかも玩具にされ…
恐ろしげなタイトルとあらすじでなかなか手が出ませんでした。 しかし!読み始めたら一気読みでした。さすが宮緒さん。 オカルト的な面もありつつ恋愛と救済と再生と。 まさか冒頭の描写が狭間の世界の出来事だとは。 次の話が始まると思ったら、さらにおどろおどろしいタイトルで。 もう水琴は天使ですね。 男を虜にする容姿に無垢さ。そして自覚のなさ。 祖父の家にいる頃は微笑ましかったもの…
表紙を見て受けが女性っぽいなぁ…と牽制していたのですが、ついに手を伸ばしました。 結果、やっぱり読んで良かったなぁと思いました。 大好きな大好きな宮緒葵先生。 まさかのデビュー作とのことを読んだ後で知りました。 なるほど、犬はここから始まったのか…。 どうりで今回はオーソドックス犬だと思ったわけだ。 そしてこの攻めから靴下犬やらパンツ犬といった特殊犬が派生したのか…と納得。…
宮緒葵 絵歩
甘羅沙やこ
中華風ファンタジーのこちら。 久々に犬というか狂犬攻めを読めて満足しました。 攻めは犲(さい)一族の長ですが、この「犲」の意味がヤマイヌで、皇国民からも獣扱いされ蔑まれているという徹底ぶり。 長城外にはびこる跋鬼(ばつき)の誅滅に名乗りをあげた凱焔(がいえん)の一夜限りの花嫁となった受け·瓏蘭(ろうらん)。 そう、御主人様と犬です。 後半はちょっとグロいと感じるかもしれないけ…