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宮緒葵 雪路凹子
碧雲
ネタバレ
動乱を沈めた伝承の女神の御子は、淫靡な香と舞で敵兵を腰砕けにした。 建国神話・動乱を色香で鎮圧した英雄ファンタジーなので、流血場面アリアリ。 ・・と、覚悟して読んだけど、結末が惨かった。サロメみたい。 奸計あり 殺戮あり 報復あり 恋の駆け引きあり・・で、色々な要素を盛り込んだ物語だった。 ただエロスを楽しむだけじゃない。 最後に純潔の証を取りに行く必要があったかなー、と血生臭…
宮緒葵 みずかねりょう
2019年発刊、 とても面白い凝った趣向なのに、タイトル付けで失敗して読者に敬遠されていると思う、勿体ない。 タイトルの「悪食」って 事故に遭い昏睡したオクツキ泉里があの世で「よもつへぐい」を悪食=食べようとするところを あの世に行った水琴が止めて蘇生させた場面のこと。 古事記が嫌いだとピンとこない、黄泉竈食の「悪食」。 巫女だった美貌の高祖母と瓜二つの美しい胡桃沢水琴は、善良なあ…
宮緒葵 座裏屋蘭丸
執着攻めばかり読む崎
宮緒葵先生の作品はほぼ読んでいて、大半が美人受けなのですが今回は攻めの方が美人、受けの方がイケメン設定。 先生は他に女装受けの作品があり、私自身、少し苦手意識があるので今回もまさか…?と、恐るおそるといった感じでした。 というのも、最初から受けが攻めの容姿を「美しい」と、べた褒めだったのでリバになってしまわないか、始終ビクビクしながら読み進め…。 結果、とりあえず大丈夫だったので一安…
宮緒葵 yoshi
下巻で、全てが納まりハッピーエンド。 上下巻の感想。 マイノリティを取り扱うBLは、ジェンダー問題に貢献している。存在を周知する媒体として存在意義あるカテゴリだと思った。興味半分やエロでもいい、知る切っ掛けを作っている。 この小説のヒロイン、アリーシェは両性具有。 そのために、生母が「化物だ」と毎日暴力と言葉で虐待。 死の寸前で、使用人が寺院に預ける。アリーシェは記憶を失い、トラウマ…
上下巻、まとめての感想。 これは上巻から順に読まないと、下巻だけでは粗筋を掴めないので、上下巻セットでお勧め。値段なりの価値がある、面白い小説だと思います。 吉田珠姫著「神官は王に愛される」にひょっとしたら似ているのかな?と期待して選びました。 神官がヒロインだけど、似ているようで違う。 「ヒロインの神官が、強い王子に熱愛されて妃になる」という、大まかな粗筋は似ているけれど、 違う点…
架空の国が舞台のシンデレラストーリー。 受けのリュラは母に女手ひとつで育てられ、やがてそんな母が亡くなっていまい、姉弟を養うために場末で生前の母と同じ踊り子として働きます。 そんなある日、自分が国王との間に出来た隠れ子だと判明。 もう冒頭でワクワクが止まりません。 そして騎士である攻めセリオスと運命的な出会いを果たし、二人の世界が変わります。 この作品を一言で表すと「…
宮緒葵 水名瀬雅良
読んで数ページで「あ~~最高だよ」と、天を仰ぎました(笑) 今回も攻めの執着がハンパないです。 自信を持って「これは執着攻めです!!!」と断言できます。 さて内容ですが、本妻の子×妾の子で隠れ美人の異母兄弟で学生ものです。 攻めは幼い頃、癇癪を患いそこで受けに出会い、受けにだけ心を開きます。 それを見兼ねた両親は受けを母親から引き離し、本邸へ連れていきます。 攻めも…
あーちゃん2016
以下読んだもののみコメント、長文すいません。(コミックは読んでなくてすいません)2、7が秀逸!2が秀逸すぎたので神にしました。 1.見多ほむろ先生『好みじゃなかと』より「夢か現実か」 あなたが落としたのは金の斧?銀の斧?というやつを、 夢にみてめっちゃビビる槇さんのお話。相変わらず爆笑です! 2.英田サキ先生『DEADLOCK』より「昼下がりの内緒話」 すごい!!!!…
宮緒葵 兼守美行
3作目は話と雰囲気が変わった印象でしたが、相変わらず「愛犬志願」「愛犬調教」の二人が登場したりと、繋がりはあります。 とある事情で両親や周りから愛されなかった受けが、二人の犬神に愛されるお話。 今回は前世が深く関わってきます。 見た目がほとんど一緒の攻め。 一人は余裕ある大人のようですが、ずっと受けの事を「可愛い、可愛い」と連呼。 しまいには「可愛すぎてごめんさい、と謝りなさい」…
kurinn
バースデーフェアで小冊子を楽しんだ後に、更にペーパーセレクションで番外編を読める極楽! 毎回応募した後はちゃんと封書は事故もなく出版社に届いたのかと、セレクションが届くまで心配でなりません。www 今回も大好きな作品の番外編ばかりだったので、読みながらニヤニヤしてしまいました。 詳しい内容は届いてからのお楽しみなので書きません。 ですが差し障りの無い範囲で語らせて貰えば、「…