夕映月子さんのレビュー一覧

楽園暮らしはどうですか? 小説

夕映月子  高峰顕 

イケメン、ずるい!!

受が可愛い!!
東大出で、周りから東大くんと陰で呼ばれ、何をしてもやっかみの対象になってしまう朝霧。大好きな鉄道会社に勤めたのに、廃線になってしまう悲しさを抱いて駅に立っていたら、自殺志願者と勘違いされ声をかけられた。相手は運転士の市川。キラキラしているイケメンに、なぜかそれからつきまとわれる。

何をしても様になる市川を、朝霧が「イケメン、ずるい」など心の中で囁くのが、本当に可愛い!!

2

お兄ちゃんはお嫁さま! 小説

夕映月子  みずかねりょう 

甘々スロウラブ

夕映月子さんとみずかねりょうさんは本当に最強タッグだと思います。改めて。
物語は都会に疲れた燃え尽き症候群のスパダリ様と秘境のような田舎に住むゲイの青年というか少年の恋のお話。
とにかく甘々な夕映先生真骨頂のスロウラブ。
気持のすれ違い…というか田舎少年壱の1人片想いに思う存分モダモダキュンキュンさせられました。壱を取りまく環境も田舎だからこその保守的な感じが強いのかと思いきや、ラストでまさ…

2

お兄ちゃんはお嫁さま! Amazon限定ペーパー グッズ

成長期

Amazon限定版を購入するともらえる紙のペーパー。二人の朝食風景です。

茅葺き職人をしている壱と同居を始めて3か月。
世古は今朝も柔らかく響く包丁の音でお目覚めという贅沢!
壱は体を動かすお仕事なので、朝からもりもり元気よくお食事です。
そのメニューはトースト、コーヒー、スクランブルエッグ、ソーセージ(岩手から取り寄せるお気に入りの品)に、壱の実家に生えているギボウシの新芽(=うるい…

2

お兄ちゃんはお嫁さま! 小説

夕映月子  みずかねりょう 

エロチャラ再生

よかった!カプ二人とも好きなタイプで、特にお話前半が大好きだったので、神に近い萌2にしました。本編210Pほど+攻め視点の後日談12Pほど+あとがき。神にしようか迷って、迷うってことは神じゃないと思いましたが、ほんと良かったです。

かやぶきの仕事中に転落、骨折したため、休職中の壱(いち)。曾祖母、祖父母、両親に兄弟合わせて10人みんなで茅葺きの家で暮らし、双子の弟、妹の面倒を見ています。ある…

6

お兄ちゃんはお嫁さま! 小説

夕映月子  みずかねりょう 

優しさが沁みてきます

こちら、ほのぼの田舎暮らし+年の差ラブです。

個人的に、しっかりものの年下受けと、ちょい頼りない(でもいざと言う時は頼りになる)攻めの組み合わせに大変滾ります。
また、そんな二人で超ほのぼのスローライフ!
もうこの二人の日常、完全に新婚さんじゃないかよ。

全体的にはほのぼの甘々なんですけど、同性愛者が故の主人公の葛藤なんかも丁寧に綴られていて、作品に深みを持たせてくれていました。

14

お兄ちゃんはお嫁さま! 小説

夕映月子  みずかねりょう 

よくあるストーリーではあるものの

夕映さんにみずかねさんの挿絵という事で、内容も確認せずに購入。みずかねさんの描かれた表紙の通り、ほのぼのほっこりな優しいお話でした。







主人公は過疎化の進んだ田舎に住む18歳の壱。
若干18歳にしてかやぶき屋根を造る職人見習いとして働いているが、仕事中の怪我により現在は療養中。
高校生の妹、中学生の弟、さらに3歳の双子の兄妹の長男として、大家族を支える好青年。

8

王様、お手をどうぞ 小説

夕映月子  周防佑未 

王様を救う超絶男前な王子様受け

読む前はまったくピンとこなかったのだけど、読み終わってみたらこれ以上素敵なタイトルはない!!と思うようになりました。

受けの杏里が惚れ惚れするほど男前で、そこがすっごーーーーーく好き。
この神評価は男前の受けに対して捧げられています。

杏里はハーフで海外育ちということもあり、広い視野を持つ自由闊達な青年です。
そして大学生でありながら世界を舞台に踊るプロダンサーなので、プロとしての…

4

天国に手が届く 小説

夕映月子  木下けい子 

すっごく良かった

登山?全然興味ないし……と思ってたんだけど、読んでみたら、ナニコレ!萌える!素敵!が続出でした。

考えてみたら危険と常に隣合わせの登山でパートナーを組むって命を預けるじゃないけど運命共同体みたいなもので、そこには予想もしてなかっためっちゃアツいものがあって目から鱗というか、登山いいわ〜!!山男同士いいわ〜!!と、新しい世界を開いた気分です。

幼い頃から父に連れられて山を歩いていた受けが…

6

ハイスペックな彼の矜持と恋 小説

夕映月子  香咲 

エリートコンサルタント×リサーチャー兼データアナリスト

前半の元攻めの受け、槙の葛藤が悩ましくて良い。
仕事にプライドを持っていて且つデキル攻めとしてのプライドもあったけれど、誰かにこの高いプライドをへし折って欲しい。じゃないと前に進めないという悩みを(但し自分の認めた相手に限る)という言葉がつくのにも関わらず全てを攫っていくハイスペック攻め様のタカシが上位の雄として君臨している様が槙にとっても読者の私にとっても堪らなかった!

恋の敵対者が出て…

4

恋してる、生きていく 小説

夕映月子  みずかねりょう 

安心して読めるスロウラブ

最近読んだ小説ではダントツに面白かったです。描写がとにかく美しく山や高原の景色が脳内にありありと浮かびました。イラストもまた秀逸。透明感がある物語にピッタリです。
ドキドキというかハラハラする展開がほぼ無いので光の腐女子も安心して読める内容ではないかと感じました。
スロウラブが好きでは無い方やエロ多めがお好みの方には物足りないかもしれませんが私はこの作品で夕映月子先生にどっぷり心酔しました。

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