夕映月子さんのレビュー一覧

ハイスペックな彼の矜持と恋 小説

夕映月子  香咲 

矜持、って男らしさへの縛り?もっと自由になろうよ

いや〜萌えました。
(私の年のせいか)やっぱり学生BLよりも、少しでも年上のリーマン設定に萌えますね。
設定は、今までタチとして可愛い系の男性を抱いてきた槙(マキ)が、「受けになりたい」という自身の心の奥底からの欲求を無視できず、遂により強いタチに抱かれる選択をする…
という、攻めから受けへの転化ものです。
視点は、今まではタチ、これからはネコ志願の槙なので、色々精神的な葛藤の描写が多く続…

2

好き好き大好き、全部欲しい 小説

夕映月子  エヌオカヨチ 

初恋同士みたいな甘々若々リバーシブル

わーい、リバだ〜!
リバ小説って非常に少ないので、ありがたやです。
読んでみた感想は、一言。「可愛らしい〜。」です。
正直、正直…
私の好み、読んでみたいテイストよりも幼すぎる感があったし、ノンケだった由利が、なぜ性愛込みで好文を好きになっていったかの過程がよくわからないし、そこの説得力も足りなかったと思う。
ただ、由利がノーテンキのバカだから、で好文は無理やり納得してたし、かなり先まで…

4

好き好き大好き、全部欲しい 小説

夕映月子  エヌオカヨチ 

リバはとても良かった

リバップルということで首を長〜くして電子化を待ってました。

すごく可愛い二人だったし、愛いっぱいでご馳走だったし、何しろリバがこれ以上ないほど理想的なリバだったので、手放しで神!としたいところだけど、残念ながら一人称の独特のテンションがダメで萌萌どまりです。

確かに一人称のおかげで感情がストレートに伝わってくるし、特にリバに至るまでの思考回路が手に取るようにわかるので、その点はとても良…

5

運命の転機は三十歳でした。 小説

夕映月子  サマミヤアカザ 

12年越しのフラグ回収へ

BLといっても、ノンケ、ゲイ、バイ、受、攻、進行視点の様々な組み合わせで作品の雰囲気はずいぶん変わってくるものですよね。(細かく分ければ数十通りになるはず。)
その中でも個人的にノンケ受視点はかなり好きな部類。
培ってきた自分の常識ラインを外れて男同士の恋愛に踏み込んでいく過程・心理描写がたまりません。

今回の主人公はノンケ受に加えてこれまた好物の強気美人受。あらすじの「美人ジャイアン」…

1

運命の転機は三十歳でした。 小説

夕映月子  サマミヤアカザ 

いまひとつ乗り切れなかった……。

「三十路に突入した男の微妙な心理と恋愛模様」と「強引にエッチを迫る受け」という二つの題材を書きたかったとのことですが、どちらか一つに絞ったほうが良かったのでは?と思いました。

「三十路に突入した男の微妙な心理と恋愛模様」は、30にもなって幼稚さが残る受けの「結婚しない男の言い訳」みたいなものがずらずら書かれていて、なら別に結婚しなくてもいいんでは?とも思うんだけど、一人で老後ずっといるのは嫌…

1

あなたのものにしてください 小説

夕映月子  秋吉しま 

真綿でくるむような愛し方

図抜けた容姿ゆえに男性恐怖症になってしまい、性的なことが苦手な受け。
どちらも深く思い合っているし大好き同士なんだけど、どうしてもキスやセックスができない受けに対して、攻めが気長にゆーっくりゆっくりと接して、少しずつ少しずつ愛を育んでいく様子が描かれていて良かったです。

けっして焦らず、忍耐強く、気長に、優〜しく真綿でくるむように愛する攻め。
性急に求めて飽きたらポイするような使い捨ての…

5

好き好き大好き、全部欲しい 小説

夕映月子  エヌオカヨチ 

2人の恋が可愛すぎる

なんとも可愛らしいタイトルですが、内容もとてもかわいい話でした。
ただ、タイトルだけではわかりませんがリバありです。
裏表紙のあらすじには書かれてあります。苦手な方はご注意を。
私は、裏表紙を読んでなかったのでリバとは気が付かず、目次をみて、これもしかしてバ?と驚いた次第です。
リバは漫画では読んだことがありましたが、小説で「今日はどっち?」なんてかわいく交代するリバは初めてでした。

4

お兄ちゃんはお嫁さま! 小説

夕映月子  みずかねりょう 

受けがとても良かった

秘境のような田舎を舞台に、東京からやってきた燃え尽き男(攻め)と、彼をお世話する事になった大家族の世話焼き長男(受け)の田舎暮らしが綴られています。

この「田舎」っぷりがすごいんです。
読んでて何度かカルチャーショックを受けたくらい。
(特に猪肉のくだり、本当?)

私には「田舎の思い出」というのがないので、メディアから与えられた「田舎暮らし」というイメージしか持っていません。
一…

4

「お兄ちゃんはお嫁さま!」コミコミ特典SS小冊子 グッズ

新婚さんだね。

 5月のある田植え日和のある日。
田植えを手伝う予定の世古と壱の2人に、゛御田祭゛をするから服を脱いで待ってろ、と伝えるちみっこ弟妹。
豊作を祈って新婚の2人を田植え前の田んぼに投げ込む風習だそう。

 家族みんなに夫婦と認められて受け入れられた日々を過ごしている様子が見られました。
そして、世古と壱が2人の家、生活をとても大事にしているのも。

 田植えの後、ダウン気味の世古に対し…

1

お兄ちゃんはお嫁さま! 小説

夕映月子  みずかねりょう 

ほっこりあったかい新婚さんストーリー

 夕映先生のお話にみずかね先生の挿絵ときたら買わずにはいられませんです。ハイ。

 まだまだ若いのに、人生に疲れちゃってる攻め様の世古。
移住体験で受け様である壱の住む田舎へとやってくる訳です。
生活全般な事を何にもできない世古の為にお手伝いとして怪我の為に休職中だった壱が派遣されのですが、そのお世話ぶりがホント、いい嫁っぷり。
しかも新婚の嫁ですね。
 壱が世古の為に料理を用意する場…

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