テクノサマタさんのレビュー一覧

あめの帰るところ 小説

朝丘戻  テクノサマタ 

簡単に忘れられる恋はではないのだと気づいた

2009年のアワード上位だったので、興味を持って読みました。いやあ。アワードは、私の引き出しを広げてくれます。
 予備校教師、能登先生はコミュ障というかドキュンというか、とにかく人と交わろうとしない人。そんな先生が、30歳も超えて生徒の椎本千歳君(あめちゃん)に恋をする。理由は、初めて自分を叱ってくれたから。うわあ・・
 マイワールド言っちゃってる先生は、そのままワールドを貫きますが、すごい…

0

日傘ちゃん 1 コミック

テクノサマタ 

絶妙なBL加減

テクノサマタさんの作品は初読みですがとてもよかったです!

あまりBL要素はないですが ゆっくり時間をかけて距離が縮まっていく中で ふとしたときのBL感が貴重さ故にとてもキュンときます…!!

建物や自然や主人公の周りの人の雰囲気ものんびりしていて素敵でした(*^^*)

BLに読み慣れてない人や エッチなシーンより物語重視の方にオススメです♪

4

猫の国へようこそ 小説

杉原理生  テクノサマタ 

可愛いのてんこ盛り

すごい可愛い。初心な透耶の反応がいちいち可愛い。にゃあにゃあいうのも可愛いし、ミミズクにキスされて「ふーっ、ふーっ」と威嚇するのも可愛い。猫の姿で夏来秋生とじゃれあうのも可愛い。とにかく可愛いのてんこ盛り。
そして紀理はひたすら優しい。紀理だけでなくてミミズクや鈴、工藤さんもみんな優しい。
透耶があやかし猫になった経緯はせつないけど、そのせつなささえスパイスと感じるぐらい、可愛くて優しい。

4

草の冠 星の冠(1) コミック

テクノサマタ 

絵柄とピッタリなストーリー

テクノサマタさんの漫画は初読みです。
電子で期間限定無料配信でした。
気になりながらも未読でしたので、ラッキーでした。
小説の挿絵ではお馴染みだったのですけれどね。
かなり前の作品(10年以上)ですのでホワホワした絵柄は基本は同じではありますが、やはり少し前に描かれたのだなあと感じます。

全体に不思議〜な空気感の作品で、自分がもう少し若ければジーンとして神作品になったかもしれません。…

2

猫の国へようこそ 小説

杉原理生  テクノサマタ 

可愛い可愛い癒されるお話です

テクノサマタさんの可愛らしい表紙がそそられる、杉原さんのファンタジー作品。
と言っても元は現実世界にいた受けが死んで?猫の国へやってきたというお話なため、全くの異世界ファンタジーではありません。
そのため、ファンタジーが苦手な方も読みやすいと思います。

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受けの透耶は、猫としての生を終え、猫の国の住人となったあやかし猫。
人でいうなら高校生…

10

あめの帰るところ 小説

朝丘戻  テクノサマタ 

切なくて苦しい

テクノサマタ先生の絵がもともと好きなため、表紙買い。
とても切なく苦しい作品。ほろほろと涙があふれ出てきました。
あめちゃんの面影が残りつつも、ちいさんとして再び先生を愛して愛されて、ハッピーエンドに思われますが、バットエンドな感じ。
あめちゃんもちいさんも千歳なのに別人のようで、先生はあめちゃんのおかげで一生ともに過ごせる人を見つけたんだなと思いました。最後の「あめちゃんへ」のお話は笑顔で…

3

悩める秘書の夜のお仕事 小説

黒崎あつし  テクノサマタ 

根本的な設定に無理が…

シリーズ一冊目なのに、最後に読みました。
なぜか。
それは表紙の秘書イラストが『この感じが受け?』と躊躇したためで。
シリーズは三冊発売されているのですが、一番サラッと読めました。

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受けの聡巳は真面目で融通の利かないないタイプで、風間興産秘書課に在籍し、仁志の専属秘書を務める28歳。
小三で両親が死亡し、風間興産後ろ盾の施設育ち。

1

戀のいろは 小説

御堂なな子  テクノサマタ 

古典は偉大なり

昔の少女雑誌は、継母にいじめられても気高い心を失わない美少女が、最後に幸せをつかむ話であふれていた、と母に聞いたことがあります。
本当にそんな話ばかりだったのか、真相は定かではありませんが、母の心に強く残ったことは確かです。

私の母の思い出話を持ち出すまでもなく、「小公女セーラ」や、「シンデレラ」「おしん」など、古くから洋の東西を問わず、この手の話は多くの人の心を捉えて離さない、黄金パター…

3

夢みる秘書の恋する条件 小説

黒崎あつし  テクノサマタ 

臆病ゆえ吠えまくる小型犬

シリーズ三作目。
わたしは一作目がまだ未読なのですがとにかく二作目の『憂える姫の恋のとまどい』がお気に入りのため、同じく年の差(年上攻め)設定であるこちらを読みました。
完全に順序が逆です(苦笑
視点は受けの三人称となっております。

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受けは何事にも前向きに生きようと懸命な怜治。
父の再婚で出来た家族との生活は早々に無残に消え、施設に預けられ…

3

憂える姫の恋のとまどい 小説

黒崎あつし  テクノサマタ 

可愛いばっかりじゃなくて頑張る姫にエール

スピンオフ作品とのことでしたが、前作は未読です。
読まなくても単独で楽しめましたが、これを読むとで『悩める秘書〜』の方がより一層面白くなりそうだと感じました。

14歳の少年 朔の祖父は自分のいいなりにならなかった娘への腹いせに、娘が産んだ朔を取り上げ、怪しげなし好の男に人身売買目的に軟禁生活を強い、諦めきった日々を送っていた。ひどいおじいちゃんです。
そこに登場した王子様みたいなキラキラ…

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