テクノサマタさんのレビュー一覧

いちご牛乳純情奇譚 小説

さとむら緑  テクノサマタ 

いちご牛乳好きな吸血鬼

人の血を吸ったことのない善良な吸血鬼のアキ(受け)は、悪い吸血鬼だと間違われ妖怪狩りに襲われる。そこを助けてくれたのは町医者である伊勢彦(攻め)だった。怪我をして危なっかしいアキを治療してくれ、その後も何かと面倒を見てくれる伊勢彦にどんどん惹かれていくアキだったが、人間と吸血鬼の寿命の違いから深入りすることはできなくて…。


町医者×吸血鬼の、ほのぼのファンタジーBLです。
受けが吸血鬼…

5

いちご牛乳純情奇譚 小説

さとむら緑  テクノサマタ 

人間×吸血鬼のほのぼのファンタジー

いちご牛乳を栄養源とする人畜無害の吸血鬼・アキ(受け)。
ある日、「薬売り」と呼ばれる妖怪退治屋に追われているところを近所の町医者・伊勢彦(攻め)に助けられ、それ以来彼とご近所付き合いを始め…
そんなほのぼのファンタジーです。

人の血を吸わず、代わりにいちご牛乳で栄養をとっているアキ。
いちご牛乳というところがアキのキャラに合っているし、タンパク質や鉄分豊富な牛乳はもトマトジュースや赤…

7

Fly me to the moon 小説

雪代鞠絵  テクノサマタ 

甘いです

大好きな気持ちを喩えた『あんまんみたい…』

ほっこりあたたかな気持ちになりました。

1

いちご牛乳純情奇譚 小説

さとむら緑  テクノサマタ 

主人公が可愛い

人間の血を吸ったことのない、いちご牛乳大好きな年齢150歳オーバーの吸血鬼が主人公。妖怪仲間と占いをして生計を立てていて人畜無害。でも過去には見かけが変わらないことから迫害されていて、ちょっぴり臆病で人間と関わる事を恐れている。
そんな彼が偶然大家さんである医院の攻に助けられ、人間の友達ができたと嬉しがるのが可愛い。そして攻を想って身を引こうとしたり健気。
物語の強弱の付け方が良くてクライマッ…

3

あめの帰るところ 小説

朝丘戻  テクノサマタ 

あめの帰りを待つ男のお話。

もっと自分がぴゅあ〜だった頃に読みたかったなぁと思いました。こんなに相手が好きで好きで、その人だけがこの世の全てみたくなっちゃうような恋って本当にあるのかな〜、とか、そんな人に出会ってみたいわぁ、なんてまだ夢を見ていられた頃にでも。

…といいつつ、それから随分年月が経ってしまったけれど、このお話にいつのまにか入り込んで最後まで楽しめてしまった自分に、まだそんなオトメな部分があったのかと少し引…

3

あめの帰るところ 小説

朝丘戻  テクノサマタ 

好きで好きであふれだす涙

ふわふわした独特の空気感があるお話でした。

あめちゃんのことが大好きで大好きで仕方がない先生。
その執着は普通で考えたらちょっと怖いのですが、天然な能登先生だからかまったく嫌な感じがしません。

あめちゃんも素直で優しくて、照れてすぐ赤くなっちゃうところなんか本当に可愛らしいです。
この二人はずーっとこんな感じにお互いを思いあっていくんだろうなと思っていました。

それなのに、あ…

5

あめの帰るところ 小説

朝丘戻  テクノサマタ 

安心安全な予定調和好きな人は要注意

記憶喪失ネタって、全ての作家さんに一度は書いてもらいたいなと思うくらい好き。
一歩間違えると凄まじく陳腐な展開になりがちなので、それをどう料理するのかなってワクワクしながら読むのが楽しみのひとつです。

今回は朝丘さんですが、泣きすぎて目が腫れました。
塾講師×生徒という、大好物な年の差もの。
前半の『先生へ』は、あめちゃんがあめちゃんであれた章。
そこには、これでもか、これでもか、と…

5

Fly me to the moon 小説

雪代鞠絵  テクノサマタ 

こぎつねくんとお月さま

読み終った後、思わず「あ~」と感嘆の溜め息。
久々に読んでいて、凄く凄く幸せな気分に浸れる作品でした。

お話自体は、本当に王道中の王道です。可哀想な受けを包容力があって仕事も出来る攻めが可愛がるっていう。
特に奇をてらっていないし、大きな事件や横槍が入る訳でもない。
でも、その非常にシンプルに、且つ密度高く丁寧に作られたこの作品は、まるで昔からつづく老舗のお菓子のよう。
ふわっと柔ら…

4

戀のいろは 小説

御堂なな子  テクノサマタ 

まって( ; ; )ごめんなさい八重邪魔です地雷です!

辛辣なコメ失礼します。。

趣味じゃない!ではあるんですが、私不憫受けめちゃくちゃ好きで、途中までは良かったんです。萌えツボピンポイントだったのですが。。
受けの扱いが酷ければ酷いほど、幸せになった時に萌えるので、最初攻めが傲慢で俺様鬼畜だったのに、受けの可愛さに絆されていく過程がとっても好きです。本当に!
ちなみに体格差もいい感じでした。
しかし他の方がおっしゃるように、ご都合展開も多…

2

honey 小説

雪代鞠絵  テクノサマタ 

表紙で敬遠しないで下さい!

電子書籍版を購入。
表題作の「honey」、そのすぐあとの「雨が優しく終わる場所」、そのまたあとで天野視点の「セミダブル・ベッド」、そのまたあとで史緒の修学旅行の様子を描いた「蜂蜜ホットミルクレシピ」が収録されています。

表紙の絵をみて、正直買うのを悩みました。
メルヘンちっくなお花畑系の甘い話は好みではないので。

いやいや、表紙の絵から受ける内容と全然違いました。
確かに甘いん…

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