テクノサマタさんのレビュー一覧

海賊王子と初恋花嫁 小説

須王あや  テクノサマタ 

良くも悪くもフワッと可愛い

こちら、海洋冒険ファンタジーで、甘々な海賊ものになります。

で、こう、フワッとした優しい雰囲気が魅力であり、また難点でもあると言うか。
甘々で凄く可愛いのですが、切なさみたいな作品としての緩急がちょっと物足りないと言いますか・・・。
とは言え、こういうひたすら甘くて可愛い作品は個人的には大好物。
多少引っ掛かる部分はあるのですが、全体的には好みで楽しく読めました。

内容ですが、海…

10

あめの帰るところ 小説

朝丘戻  テクノサマタ 

泣きました。

温かくて、優しくて、悲しくて、読みながら何度涙が出ただろう。。。

先生が千歳を好きになり、直球で想いを伝え続け、千歳も先生と過ごす時間や空間の心地よさを実感する過程が、現実にある様な設定なのに凄くファンタジーで、読んでいてずっと幸せでした。
2人が結ばれてからは、甘々過ぎて(悪い意味じゃなく)会話一つ一つにキュンキュン。
まだまだページ数があるのに、こんなに甘くていいの?!と不安になって…

3
非BL作品

こぎつね、わらわら 稲荷神のまかない飯 非BL 小説

松幸かほ  テクノサマタ 

ほっこり癒しの一冊

ちみもふと言えば松幸かほ先生と癒されイラストのテクノサマタ先生という最高のコラボ!
もう天下一品な作品です。
一般なのでエロもBLも無しです。
代わりにちみっこともふもふで癒されまくりです。
白虎さまのお名前が出てきたので、狐の婿取りシリーズと世界観がちょっとリンクしてるのかな?とも思いますが陽ちゃんは出てきません。

とにかくちびもふちゃん達を思う存分堪能できるので、BLではないです…

3

日傘ちゃん(2) コミック

テクノサマタ 

エロイだけがBLじゃないと思います

作者さんもおっしゃってたんですけど、1巻から4年たっていてこのまま出ないんじゃないかと思ってたんです。
2巻を見つけたときとっさに1巻を持ってるか不安だったのですが、持ってて通しで読みました…。
4年前には当たり前ではなかった男性がさす日傘は。
今では普通になりつつあります(都心だけかもしれないですけど)
時代に追い付くことがおこるんだなと、感慨深く思ってます。
ゆったり流れる当人同士の…

7

嫌われ魔物の大好きなひと 小説

伊勢原ささら  テクノサマタ 

『幸福な王子』のツバメを幸せにしたかった人は読むべし

評価高いの解ります。
『ストレートの直球、ど真ん中』という感じのお話です。
伊勢原さんのあとがきには「昔話風の雰囲気を意識して書いた」とのことですが、これが非常にいい。
テクノサマタ画伯のイラストもお話にマッチしていて、非常にいい!
年端もいかない子どもたちに読み聞かせしたくなるような雰囲気を醸し出しています(エチシーンがあるので、流石に出来ないですけれど)

この『魔物』って地球外生…

5

日傘ちゃん(2) コミック

テクノサマタ 

しぼんでいた気持ちが、前へ、おっきく膨らんでいく…

『日傘ちゃん』2巻。
1巻はほわーんとした日常のエッセイみたいな感じだったけど、2巻は笑いどころも増えて、湊のセスへの想い、湊が抱えている問題と解決、その先の一歩へと、ストーリー性がアップしました!


1巻の終りに、悲しんでいるセスを慰めたくて、ほっぺにチューをした湊。
容姿が優れているか、気のある相手からされるからチューは嬉しいのであって、自分はなんて思いあがったことを!と、湊はグル…

3

日傘ちゃん 1 コミック

テクノサマタ 

なにげない日常の中に、やさしい時間が流れていく…

「私のなかの神作品」として、この作品を挙げている人がいて、気になっていたところ、新刊の中に2巻を見つけたので、1巻と合せて読んでみました。

おじいちゃんが営んでいる喫茶店にいる18歳の男の子・湊と、日傘をさしているから「日傘の君」と呼ばれている外人・セス。

苦手な犬に近づかれて困っているところを助けてもらった、一緒に花火を見た。
年齢差のある二人が、なにげない日常のなかで親しくなって…

1

日傘ちゃん(2) コミック

テクノサマタ 

セスさんが大好きだ!

ひたすらテクノサマタ先生の絵が好き!猛烈に好き!いつもは小説の挿絵でお世話になっているのですが、コミックが出ると聞いてめちゃくちゃ楽しみにしていました。ルチルさんに2014~18年に掲載されたお話+あとがきでした。可愛い。とにかく可愛い。色っぽいお話無しで大丈夫な方におススメです。セスさん大好きだ。私も包まれたい。

1巻最後の方でほっぺにチューしちゃった湊。絶賛地面にめり込み中で、店にきたセ…

4

嫌われ魔物の大好きなひと 小説

伊勢原ささら  テクノサマタ 

優しい優しいお話


最初から最後までほとんど泣き通しでした。
魔物の優しさに泣き、健気さに泣き、寂しさに泣き、幸せに泣きと読み終わったときには泣き疲れました。最後の方は泣きながら笑ってるという傍からみるとおかしな人になっていたと思います。
特に、何度も回想で出てくる二人が「やきゅう」をするシーンは読み終わって思い返しただけで泣けてくるくらいです。

<あらすじ>
遠い昔、遠い星からやってきた魔物たちは綺…

11

黄金のひとふれ 小説

中庭みかな  テクノサマタ 

窒息しそうな生活

先生の作品、きんいろの祝祭と、キャンディーカラーの〜が良かったので、こちらも読んでみました。

だらしなくいい加減な晴人が千晶を自分の都合で利用しているのは確かですが、それは千晶も同じなのかな。

自分の痛い部分を晴人といることで逃げている。
深い殻に閉じこもっています。

それは千晶が過去の髄膜炎が原因で子供を作れない体だと思っているから。
にしても、窒息しそうな生活…。
もう…

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