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雨月夜道 テクノサマタ
Rutskin
素直になれなくてツンデレ発言を繰り返すビンと名づけられた貧乏神。 昔の男(?)が忘れられなくて、傷つくのがこわくて、傷つけるのが嫌で、卑屈。 ビンは人間を、「貧乏」であるか「裕福」であるか、でしか幸せを測れなくなっていて、 プロボクサーのイチと出逢い、その生き方に触れることで、価値観を変えていきます。 そもそも神様のビンがなんでイチには見えたのかな?とか、 ところどころ、(つくりが)…
Krovopizza
ネタバレ
『恋愛小説は書けない』が非常に面白かった雨月先生の二作目。 あらすじを見たときは、貧乏神受けって未知数だったのですが、初っ端から飛ばしてて安心感抜群でしたw 攻め受けともに登場時からすごくキャラが立っていて、ちょっとした脇キャラの台詞の端々まで面白かったです♪ 前回ほど性格的にぶっ飛んだキャラはいなくて、そういう意味ではテンション低めですが。日常を丁寧に描いたほのぼの路線で少ししんみりする…
marun
貧乏神が主役のファンタジー、福の神になりたいと願っていた貧乏神が神様なのに どこか意固地でトラウマ持ち、更に人間を怖いと思ってる節もある。 神様にしてはやけに可愛いのが萌える貧乏神のビンちゃん、座敷童の雰囲気もあるかもと 微笑ましい感じもするのですが、何故皆に嫌われる貧乏神なのかとちょっとグレ気味で 相手を貧乏にする事に罪悪感もあって相手の富を糧にしてるのに優しいからいつも飢えてる。 そ…
雨月夜道 本間アキラ
奇人・変人な攻め/受けキャラは多いけど、そんなキャラ本人の視点の話で、自分の思考回路を理路整然と説明している話ってなかなか珍しいんじゃないでしょうか? モデル並みの容姿でゲイの人気小説家・透哉。 その奇怪な言動故に編集からも煙たがられ、愛犬・ゆずしお相手にひとりごとを言うのが日常の彼ですが、彼視点で行動を追っていくと、突飛な行動にもちゃんと意味があるのです。 女性キャラの上手い台詞が…
橘盾
雨月先生の2作品め、とても楽しみにしていて、かなり自分の中のハードルが上がっていたはずなのに、只今二マニマしています。 前作の言葉選びにツボった様に、本作も素晴らしい作品でしたv 今回のキャラも相当面白くて、貧乏神とプロボクサーのストイック青年のファンタジーなのですが、加えて、社会風刺したの?(笑)とリアルモノにも思えました。 雨月先生が人物に語らせる言葉に「あっ!Σ(゜o゜)」と考えさ…
茶鬼
10年発売の初単行本『恋愛小説は書けない』が滅茶面白くてお気に入りだったのですが、一体いつ新刊が出るんだろう?と待ちに待った1冊です! と思いきや、このお話は新人賞をとった作品に加筆修正と書下ろしを加えた1冊なんだそうです。 それにしても、このお話も見事ツボりましたよ♪ ボクシングバカのボクサーとトラウマ持ちの貧乏神の組み合わせ。 最近だと永井三郎さんの貧福が萌えた『珍神』、秀良子さんの短…
__モコ__
こちらでオススメして頂いた小説の内の1冊です。 ベストセラー作家でバリタチの神野と、神野が恋した年下でヤクザな風貌が否めない担当作家の甲斐のお話。 一見神野の見た目は中性的な魅力がありますが、中身はオトコマエ。 というのも、据え膳食わずに我慢しまくり(笑) 元々据え膳に仕立て上げたのも神野の力量ですが、それでも我慢出来た彼はエライ(笑) とにかく面白かったです! 話の流…
ふら
いや~面白かった!神野ポジティブすぎる! 田山先生とのテンポの良い会話が好きすぎる。先生の適切な例え話が笑えます。 神野との会話の時は冷静にあしらってるように見えたのですが、実は胃潰瘍になるほどストレスを抱えていたとは…お気の毒です(笑) 強面の編集、甲斐に恋をする作家の神野はゲイ。好みと全く外れているのにも関わらず甲斐に惹かれて、抱きたいという欲望を持ってしまいます。 でも相手はノン…
nana
売れっ子作家である神野と編集者の甲斐の話なんですが、この神野がとにかく変人。甲斐にどんなひどいことを言われてもプラスに受けとるあのポジティブシンキング…もうぶっとんでます。 だからこそ、ある女性作家と甲斐の仲を誤解した神野が気をきかせて喫茶店から去ろうとしたときに、甲斐に言われた「この状況を嫌がればいい。」というセリフに対して激怒したことが意外でした。たしかに自分に応える気もないくせに嫉妬しろ、…
クレタコ
強面の編集者・甲斐〔攻〕と、天然気質な人気小説家・神野〔受〕 全体的にコミカルタッチで書かれてるんですが、それがもうおもろいの何の! 神野のもはや思考回路の繋がりがどっか壊れてるんじゃないかと思う位の変人っぷりと寄行がつきぬけちゃってます。 BLジャンルにとどまらず小説家が変人に書かれてるって事はよくありますが、神野の場合は変人さがたまらなくおもろいです。 彼はゲイでそれを恥じてはいま…