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剛しいら タカツキノボル
久江羽
そもそもこのお話独自の「人狼」という設定があり、それに基いているので一般的な狼男のお話とはちょっと違います。 小さい頃から他人とは違う自分を受け入れながら、現在はアメリカで獣医として暮らしている良宏のもとに、怪我を負った狼がやってきます。 それがカイルという狼伯爵の血筋の人狼なのですが、良宏を番とする為にやってきたと言うのです。 良宏は言われるがままカイルの身体を噛み、興奮を覚える自分も…
評価は「狼伯爵」と同じですが、こっちのほうがより壮大で面白かったです。 スペインの狼王アナシス×エジプトでアヌビス神といわれたガレーシャの、300年以上にわたるお話です。 ヨーロッパ・エジプト・新大陸を股にかけ激動の時代を生きてきた二人の出会いの頃と、「狼伯爵」のカイルの先代狼伯との関係、現代の社会での彼らのポジションを中心に書かれています。 アナシスは、スペイン王の庶子で天性のリーダー…
真崎ひかる タカツキノボル
ひさき
読もうと思ったらすーぐ読みおわりました。 …や、たまにライトなノリのもいいんだけど… 基本的にシリアスが好きなのよねww えーと、主人公の秘密は満月の夜に尻尾(これがもふもふの正体)が生えてしまうこと。 それを知られた会社寮の隣人に尻尾を撫でられたら抵抗できなくて…? みたいな話です。 ノリは「今夜もごちそうさまでした。」に似てるかな? まあ明るく読めました。 内容は名作になるかっ…
英田サキ タカツキノボル
むつこ
二年前、最悪な別れかたをした(と言ってもその時は付き合ってない)ふたりが出会い、反発しあいながらも惹かれていく…というザ・王道って感じのお話です。 受け視点と攻め視点が入れ替わりながら進み、もどかしいすれ違いが伝わってきました。 英田サキにハズレなしです。
タカツキノボル
乱菊
殆どの方が挿絵かゲームの原画でしか、お目にかかったことがないであろうタカツキノボルの初コミックス。 たいてい挿絵中心の方が漫画を・・・という場合、イマイチなことも少なくないので、この作品にしてもドキドキだった。 タカツキさんの絵は緻密で美しく、個人的に結構お気に入りだったので、それが漫画でどう化けるか。 そういった意味でとても興味深く読めた。 結論から言うと「大当たり」。 もちろん個…