タカツキノボルさんのレビュー一覧

不埒なモンタージュ 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

完全ノンケ攻め

評価は低めです。
ストーリーの肝となるだろうネタバレは控えますが、各シーンや台詞などを抜粋、それについての個人的な感想を書いています。

初読みの作家さんだったので、評価の高いもの、その中から自分の好きそうなものを選んでみました。
が、ノンケ攻めをちゃんと読むのはもしかしなくてもこの本が初めてだ、ということに、読み進めながら気づいてしまいまし、た…。
これまで、わりと「ノンケの関わるBL…

5

極上ダブルフェイス 小説

ゆりの菜櫻  タカツキノボル 

激甘に求愛されてます

バウンティハンター、日本風に言えば賞金稼ぎですが今回の主役のお二人は
表向きはセレブ不動産王の跡継ぎと宇宙科学研究員、そして裏の顔がバウンティハンター
裏の家業は二人とも趣味的な感じなんですが、攻め様は若干過去の警察不信で犯罪者を
自分で捕まえるなんてことも思ってるみたいですね。

そして受け様の研究室に莫大な寄付をしてる攻め様、これも受け様が好きだから。
でも受け様は究極のブラコンで…

0

純愛ポートレイト 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

二つ目の話が好きです!

 写真学科に通う美大生・篠原亮祐は、バイト先のコンビニに毎晩訪れる真面目そうな会社員(実は隠れ美形)を気に入り、毎日見るのを楽しみにしていた。
 そんなある日、酔ってやってきていた彼・小井博巳が戻してしまい、それを介抱したことがきっかけで、亮祐は彼をモデルに写真を撮らせてほしい、と頼む。
 それというのも、課題である人物写真をうまく撮れず、困り果てていたのだ。
 レンズ越しに素の博巳と向き合…

1

不夜城のシンデレラ 小説

犬飼のの  タカツキノボル 

仮面をかぶるその姿はまさに役者でwww

おっ、何か今回はカリスマホストにハリウッド俳優?
しかもゼロが8ケタや9ケタの金額がぽんぽん出てくるわ、毛皮宝石高級外車にシャンパンタワー、リシャールにロマネコンティだのそんなリッチデゴージャス(え、死語?)なものがバンバン出る世界に、しかも題名シンデレラだし、一体今回はどんな?
それがですねー、後半入るまでまんまと読者も騙されるわけですよ。
しかも最後の最後、エピローグまでも。
やっぱり…

6

不夜城のシンデレラ 小説

犬飼のの  タカツキノボル 

どこまでも一途故の腹黒な攻め様

セレブなハリウッド俳優の攻め様とカリスマ王子と言われるホストの受け様との
愛情と愛憎が混戦してるようなストーリーでラブ甘なハッピーに一見すると
勘違いしちゃうけど、攻め様の一途で執拗な執着愛とその原因の一端を握ってる
受け様との運命的な恋愛物語です。

受け様と攻め様は3年間だけ義兄弟だったんです、互いの親の再婚で同い年の兄弟に
なった二人、その頃の攻め様は母親を殺そうと思う程憎み嫌っ…

4

不埒なパラダイムシフト 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

ネガティブ受け

不幸は不幸を呼び込むから、ちゃんと前を向いて歩きましょう。
或いは
恋は盲目。
割れ鍋に綴じ蓋。

堅物お兄ちゃんが自分から好きになったのは、ネガティブ思考の乙女ちゃんで、肉食系女にどんなに辟易していたか自分でも気付いていなかっただけという、
どんなにすれた振りしていても、心の芯はピュアで一途な可愛い自分だけの恋人は、現実的な肉食女じゃなくて、同性である男の子だったのは、BLというファ…

0

絶対恋奴 小説

犬飼のの  タカツキノボル 

出会ったのが数年後だったなら・・・

このストーリーを読んでると二人が出会ったのがもっと後だったなら?
受けさまである泉がもう少し大人だったら・・・違う形になっていたのかなぁ
なんて思わず思ってしまうような内容でした。
代々湟城家に仕える家柄の長男である隼瀬は、人に仕えるなんてしたくないと
両親に何度も湟城家に仕えなければと言われ、頑なに断っていたのに湟城家主催の
園遊会で運命の出会いをし、あれ程嫌だと思っていたのに一瞬でそ…

5

絶対恋奴 小説

犬飼のの  タカツキノボル 

歪んだ執着主従愛

もうっ!!本当に犬飼のの作品大好きです!!
こうちょっとひとひねりあるというか、まっすぐ明るくはなくどこか影がある作風がとっても自分好みの作家さん。
今回も期待を裏切らず夢中にさせてくれる病んでる主従愛をがっつーん!と見せてくれました。
受けの病み具合、攻めの病み具合、それがすれ違いを生む様が本当ゾクゾクきちゃいますよ♪

滝本隼瀬は元華族で大企業を運営している湟城家に代々仕える家柄の長…

6

不埒なインセンティブ 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

感動! 平凡な男の覚悟ある恋

不埒シリーズの4作目は、第3のカップル登場です。
きっと…シリーズ中、最も平凡で最も気骨ある受様だと思いますよ。
こういう子は幸せにならなきゃダメだよ…と、読者に言わしめる男・和典は、
上から見ても下から見てもサエないゲイ..
(↑髪ボサボサで瓶底眼鏡、ヨレたスーツね。お約束のように…)
誕生日に勤務先が倒産して、高卒資格無し、棲み家すら消滅寸前..
ルックスのみならず運も悪いという、…

3

美しき厄災~ビューティフル・ディザスター~ 小説

鳩村衣杏  タカツキノボル 

展開が速かったりもしますが……

 映画配給会社のやり手宣伝マンの釆女舜太郎は、可愛い男が大好きな遊び人。
 好みのタイプと見れば口説くし、そのため流した浮名も数知れず。
 そんな舜太郎の今回の仕事は、映画のプロモーションで来日した美貌の俳優・エリーの接待。
 実は舜太郎、かつて、まだ駆け出しだった頃のエリーに恋心を抱いた事もあったけれど、結果は見事振られ、その後は、お互いに別の恋人ができたこともあって健全な友人関係が続いて…

0
PAGE TOP