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9/18(合計:180件)
雲之助
cryst
作者あとがきで、これまで描いた中で一番長いお話で、長くなる分も出版社さんが快く書かせてくれたとのこと。しっかりと丁寧に読み応えのある一冊に仕上がっていました。 田舎で隠遁生活をしている良太郎と、同じく逃げてきた渉が出会って心を通わせて、強くなっていきます。 恋愛部分の描写が丁寧なのはもちろんのこと、脇のキャラクターとの関係がちゃんと表現されていて、それもよかったです。渉のまっすぐな誠実さは…
カイ
ネタバレ
過去のトラウマから人と交わるのを極端に嫌い、 片田舎に引っ越し付き合いも最低限にしてきた良太郎の前に一人の青年(渉)が現れる。 そんな良太郎の気持ちも知らずグイグイと自分の中に入り込んでくる渉。 一人でも大丈夫だと思っていたのに、彼の存在でそれが崩れてゆく。 だけどその彼にも何やらあるようで… お互いにできること、できないことを相手といることで補っていく。 当たり前のことなんだけど…
咲人
雲之助さんらしいハートフルな一冊でした♪ 受けさんが一見おっとりと優しそうなんだけど、案外グイグイ行く性格なところがキャラ的にツボでした! 個人的な萌ポイントの一つに受けさんが積極的というのがあるので、キました。 たいてい積極的な受けさんの設定だとビッチ設定も付加されていることが多いですが、そこは雲之助さんなのでご安心。 期待通りの一途受けさんです。 そして対する攻めさんはワケあって…
東雲月虹
雲之助さんは既刊のコミックスの印象では 時々ポエミーでひたすら激甘!!だったのですが この度はとても丁寧に描いていらっしゃったように思います! 『こころの実』というタイトルがズバンッと効いてます!! なるべく人と関わりあいたくないと願う 二年ほど前に田舎暮らしを始めた良太郎の近所に 初対面から善人全開の渉が現れ、 ひっそり暮らすはずが…という物語です。 ボンボンの渉が抱える…
marun
ほんわり一見和やかな中に生きることの切なさ苦しさ、過去のこだわり、 世捨て人のように全てから逃げて田舎に引きこもった良太郎と 今まさに全てから逃げ出してきたおボッチャマの渉との出会い。 隣人としてはかなり離れているお隣さんとしてお近づきになる二人ですが、 良太郎にとっては人と付き合うことは煩わしく、過去から逃げて来たのに、 根っからの善人みたいなお日様色したおぼっちゃまオーラに、善人…
キリヱ
結構、昔から読んでる作家さんですが、変わらずのふんわり路線で癒されました。 人間嫌い×近所に越してきたふんわり隣人ですが、見た目や最初の挙動よりも押せ押せで、もしかして穏やかではあれど襲い受けに近いのではという、ちょっと斬新な展開でした。 個人的な好みでは、もう少しに攻が自覚してしっかりして、受は最初の印象のまま、ふわふわしてても良かったのかなあとも思ったり。 しかし、雲之助さんの著作は悪い…
むぼち
時間をおいて再読すると、評価が180度かわる本がときどきあります。 こちらも、初めて読んだときの感想は、最悪に近いものでした。 受攻ともに、なよなよしていて、話もせりふもなんだか気持ちが悪いから、そのうち捨ててしまおう、と思ったのを覚えています。 そんな印象の悪かった本を、何ヶ月かぶりに手にとってみたのは、「もしかすると」という予感があったからかもしれません。 今は、一度は…
いそやん
先に雲之助さんの恋人アソートを読み、(一目惚れで買ったら続編でしたww) 全作品どれも気になって一番最初に買ったのがこの「男の子と恋」。 ゆっくりゆっくり近づいて行く2人の距離が素敵で 読み終えた時はほっこりして こんな恋の形があるのか、こんな風に人を愛せるようになりたいと思いました。 雲之助さんの表現がとっても好きです。 あと、2人以外のキャラが濃くていいですね! 裏表紙を…
どてかぼちゃ
お互いを好きになる展開や、過去のトラウマエピソードには 正直なところ説得力に欠けると感じる部分も多かったですが、 その理性に基づく冷静さ、進歩的、革新的なリベラルさで同性との恋愛感情を受け入れた 超スーパー理知的キャラ安藤くんの勝利ですね。 こういうキャラ大好きです。 そんな安藤くんを輩出した、安藤一家の面々もまた魅力的なのです。 安藤くんとは正反対にとっても感情的だけど、素直な妹…
「恋人アソート」の方を読んで、この本だけ入手していないのに気づき購入。 アソートでのお話で少しだけイメージがついてしまってた2人なので 大島の方に違和感が少しだけあったものの 安藤の方はなんでも物事をまじめに考える思った通りのキャラだった。 でも正直いうと妹の存在はちょっとウザかったかな。 途中までは可愛いブラコンの妹だったけれどそれを過ぎると… 私にはもう少し控えめでもよかっ…